ラウちゃんがパリコレデビューした。
そのブランドが東京の本店からデジタル参加ということで、オーディションを受けられたのかな?
まあ、そういうチャンスをものにできてしまうところが、彼が“センター”であることの証なのかもしれない。
で、ご本人も言ってたけど、これはあくまで“デビュー戦”。
こちらはそう聞いて「そうだよね」と素直にうなづいてしまえる。
ラウちゃんって「ラウールって、こんなもんじゃないんだよなぁ」と、私たちに思わせてくれる人なんだよね。
そのせいもあるとは思うけど、中には「ラウールがジャニーズにいるのがもったいない」という方がいる。
その方がいう「もったいない」の定義は私にはわからんけど、ラウールがモデルに専念したほうがいいってことなんかな?
そういう道もあるかもしれないけど、おそらくパリコレとかに出るモデルは20代半ばぐらいまでがほとんどなんじゃないかなぁ。
もちろん、そういうショーモデル(っていうのかな?)だけじゃなくて、雑誌とかでモデルを続ける方法もあるのかもしれないけど、それはたぶん国内だけで販売されてる雑誌の可能性が高いと思う。モデルのことまったく知らないからわからんけど。あとは国内の洋服ブランドのサイトとか、その発表会とか? あとは企業のパンフとか?
パリコレとかに出るモデルとして活躍できるのはおそらく7、8年。
もし専念したとすると、ラウちゃんがダンスができることとか、あのお兄ちゃんたちをうまくイジる才能とか、バラエティでの頭の回転の速さとか、特徴のある笑い声とか、モデルの時とはまったく違う愛らしい笑顔を見せる瞬間とか、モデルの仕事だけではなかなか見れないところを見れなくなってしまうだろうし、人生における期間としては短すぎると思うんだよなぁ。
確かにラウちゃんがモデルに専念したとして、今までのモデルとは違う経歴を残せる可能性もあるかもしれないよ。
そんな可能性も感じさせてくれる子だよ、確かに。
でもなぁ、自称“陰キャ”の彼(Snow Manのセンターであるって立場を考慮してたかもしんないけどさ)には、あの8人のお兄ちゃんという家族のような人たちがいるからこそ、メディアで安心してポージングし、踊り、笑い、しゃべれてるんじゃないかなと思うんだよなぁ。
Snow Manのセンターであることを強く自覚し、さまざまな活躍を見せるお兄ちゃんたちに負けないよう、上へ上へと昇ろうとしてる感じがする。
センターたるもの、8人のお兄ちゃんたちに「おまえ、スゴイな!」と言われ続けなきゃって思ってるだろうし、実際言ってもらうことが最高の幸せと思ってるんじゃないかな。
お兄ちゃんたちのグループメールの湧きようを見たら、そりゃもう奮い立つだろうし、もっと喜ばせたいと思うだろうし。
なにしろ、お兄ちゃんたちはラウちゃんより断然経験があるし、それぞれなかなかの個性を持ってるからね。
そんなお兄ちゃんたちに「スゴイな!」と言われ続けようと思ったら、そんなお兄ちゃんたちをしたがえてセンターであり続けようと思ったら、そりゃとんでもない努力をしちゃうだろうね。
そりゃあ、ツアーやら舞台やらテレビやラジオ出演やら取材やら、他にもいろんな仕事をたくさんこなしながら、高校の勉強もして、大学生になることを決意して、そしてそれを叶えるわけよね。
そもそも彼は行きたいと受験して合格した高校に通うのを諦めたんだもんな。
Snow Manのセンターを担うために。
まだ高校生だというのに。
私なんかは、今でも充分ラウちゃんはSnow Manのセンターだと思うけれど、ラウちゃんはそう思ってないんだろうな。
自分よりはるかに経験豊富なお兄ちゃんたちが、それぞれ高みを目指しているところを見せつけられて、「まだまだ頑張らないと、真のセンターになれない」って思わせられるんだろうな。
だからこそラウちゃんは頑張り続けるし、それに刺激を受けてお兄ちゃんたちもますます頑張るわけだ。
まさに切磋琢磨。
でも、きっと肝胆相照。
だからラウちゃんはパリコレに出れたんだと思う。
いや、出ようって思ったんだと思う。
デビュー前からの目標だと言っていたけど。
それはきっと、Snow Manのセンターになったから。
Snow Manのセンターであるからこそ。
彼はきっと、近々パリに降り立つことでしょう。
(いや、ミラノかも、ニューヨークかも、ロンドンかも)
そして。
最前列には。
バリバリに決めた8人のお兄ちゃんたちがいることでしょう。
(あとタッキーも)