某雑誌のモデルに、某社長のお気に入りといわれるGの方がレギュラーになったことで大騒ぎに。
本人に知られてしまい、そのことについてラウちゃんがブログを綴ったことで、一応収まりましたが……。(収まってない?)
そもそもは、タッキーの退社とキンプリのことがあり、某社長のお気に入りがどのGだということが(事実かどうか知りませんが)、いろいろなところで目にする機会が多くなったため、それらのGが何かお仕事をすると「やっぱりお気に入りだからだ!」という反応になってしまっていることが最大の原因かな、と。
その仕事が他Gがまったく関係してないといいのですが、多少関わりがあると、なんやかんや歪曲的なことも起こり、「仕事を奪った」という話になりやすいのかなと。
あと、その雑誌にてモデルを辞める時には、特集的なことが組まれるのが普通らしいということもあり、それが無かったということも追い打ちをかけたというか、今回の騒ぎが起きる原因となりました。
これからも全Gが出演してもおかしくない歌番組などに、お気に入りとされるGだけが出演していたら、このようなことが何回も起きるんでしょうね。
これに関しては、事務所がそれを払拭するようなことをしないといけないと思います。
なるべく早く対策を講じないと、自分のお気に入りのGが、かえって人気と仕事を失っていくことにもなるのでは……と思いますが。
(なにより、今はどのGのファンもモヤモヤしてしまっています)
それに、理不尽な対応をされたキンプリが関わる企業さんが“表向きは”憤慨していないところからも事務所はかなり信頼を失ったと思います。
いっそ批判してもらったほうがよかったのでは。何も言われないということは、呆れられてしまったとも取れるからです。どうしようもない会社だと判断された可能性があるからです。
そう判断されたのだとしたら、もう事務所とは仕事をしてくださらないでしょうね。もしかしたら私たちの知らないところで賠償問題などに発展してるかもしれないですしね。
そんなことが他企業さんにも伝わっていたら、いえ、すでに世間に知れ渡ってるんですから、これから仕事をお願いしようと思っていた企業も「やっぱりやめよう」ということになるのではないでしょうか。
今、お仕事をしてくださってる企業さんも次の契約は更新してくれないでしょうね。
そのような状態にあるということを事務所さんは理解しているのでしょうか。
(理解していないから、このような状態を招くのかとは思いますが)
さて。
話をラウちゃんに戻しましょう。
ラウちゃんはモデルという仕事を、おそらく、とても大切に思っています。(本人ではないのでわかりませんが)
パリコレを経験したことは、よりその気持ちを強めたのではと想像します。
『JUICY』のPV撮影の時に「食べなかった」と言っていたことからも、モデルの仕事を全うするために、あんなに食べれる子だというのに(『それスノ』の企画でフードファイターをしたりしてましたからね)、しかも仕事とはいえ久しぶりに9人での食事を楽しめる時間だったというのに、それでも我慢したというのですから、なかなかの覚悟と根性と、そしてプロ意識です。
また、ここ数カ月のブログや雑誌などを拝見していると、体にすごく気をつかっている様子がうかがえます。
ヨウジヤマモトさんのステージをこなしたわけですが、その時ランウェイを歩くために、どれだけ難しいことをやってのけているかということも、たまたま知ることができました。
それだけ彼はモデルの仕事をプライドを持って取り組んでいるということです。
(もちろん、他の仕事もですが)
だから、かえって気軽にモデルという仕事をしたくないという面も出てきてしまっているのかと思いました。
これは勝手な憶測です。
でも、どんな雑誌でも、どんなステージでも『モデル』として望まれた時、ラウちゃんは一切手を抜かないと思うのです。
そうすると、そのモデルという仕事をするために、常に体を意識しなくてはいけない状態になります。
アイドルですので、もちろん普段から気をつかっているとは思いますが、モデルの仕事のための体作りは、まったく違う、特別なものなのではないでしょうか。
しかも、これからラウちゃんにモデルの仕事を依頼する側は、「パリコレに出た人」ということを意識するでしょう。
それを理解している聡明なラウちゃんのことですから、それに応えようと体を整えるはずです。
それって、アイドルの仕事をこなしながら、大学生をしながら整えるって、ものすごく大変なことなのではないかと思うのです。
そもそも『モデルの体』と『踊って歌うアイドルの体』は、まったく違うものなのではないでしょうか。
そこが大差ないということであればいいのですが。
ともかく、パーフェクトを目指すラウちゃんのこと。
自分の体が、自分の基準で仕上がっていないと思ったら、モデルの仕事はしたくないのでは。
いくら周囲が「美しいよ」と言ったとしても。
どうしてもしなくてはならなかったとして、自分が満足していない体で仕事をしたとしたら、ラウちゃんは後悔してしまうのでは、自分を責めてしまうのでは、と思うのです。
だからラウちゃんは、きっと常に体を意識すると思うのです。
それが、どれだけ大変なことか。
ある意味、パリコレを経験したからこそ、モデルの仕事を気軽にできなくなってしまった面もあるのではないでしょうか。
あるいは、気軽にする存在にしてはならないという方針が立てられた可能性もあります。
それならば、気軽にモデルの仕事をしないことこそが、ファンの最も望む状態であるともいえます。
もしハイブランド、アーティストが一目置く雑誌やコンテンツなど、いわゆる本業モデルの人しか登場しないような世界で、ラウちゃんが仕事をするとしましょう。
モデルしかしていないモデルの方からすれば、「仕事を取るな」「アイドルのくせに」と思う可能性があります。
きっとラウちゃんのことですから、そう言われるだろうということを理解して、仕事に臨むはずです。
よって、モデル以上にモデルであろうとする可能性があります。
先にも言いましたが、それはアイドルや大学生をしながらするのは、とてもとても難しいことだと思います。
でもラウちゃんは、きっとそうするでしょう。
その自覚と覚悟とプロ意識がある人ですから。
そこで、思います。
そんな思いで仕事をしているラウちゃんに、私たちファンは気軽に「モデルの仕事をして!」って言っていいのか、と。
かといって、まったく黙ってろということではありません。
ただ「ラウールは、あの程度の雑誌のモデルではなかった」と、今までお世話になった雑誌を貶めるようなことを言ってはならないのではないでしょうか。
ラウちゃんの体調や他の仕事の兼ね合いなどのことを正確に知ってるわけでもないのに、「とにかくモデルをどんどんやって!」と言ってはならないのではないでしょうか。
なので「モデルをしている時のラウールも、とてもステキだから、またやってほしいな!」ぐらいにとどめたほうがいいと思うのです。
また今回のことで、この雑誌の出版社はラウちゃんを起用しなくなってしまうのでは、と思いました。
そうです。
この雑誌を出版している会社は、この雑誌ひとつだけを出版しているわけではありません。
ちょっと出版界に関わる仕事をしているので、浅い知識ではありますが、出版界はわりと人が入れ替わる印象です。
この雑誌に関わっていた人が、他の雑誌の担当になることだってあるわけです。
その人が今回のことでラウちゃんに、いえ正確に言うとラウちゃんのファンに不快感をおぼえたとしたら……。
その人が新たに担当する雑誌が、あるいはこれから創刊される雑誌が、ファンがラウちゃんにぜひ出てほしいと思うような雑誌だったとしたら……。
その人が社内で発言力がある人だったら……。
もう、その出版社の発行物にラウちゃんは掲載してもらえなくなるかもしれません。
その雑誌に不満があるのはしかたないですし、そのことを伝えてはいけない、我慢しろということではありません。
ただ、それを伝える場合は、冷静に、相手にしっかり聞き入れてもらえるような内容でなければなりません。
ファンの発言ひとつで、結局自分が一番大切に思ってる人の仕事の場を奪う恐れがあること。
もしくは、本人がモデルの仕事をしたくないと思うようになる恐れがあること。
それだけは忘れてはなりません。
どこかの理不尽な事務所と、ファンである私たちが同じことをしていることになるかもしれません。
事務所だけでなく。
ファンもそうなら。
彼は、はたしてアイドルを続けてくれるでしょうか?