ファンクラブに入って３年以上が経った。
やっと。
やっと。
やっと。
やっと。
やっと。
やっと。
やっと。
やっと。
やっと。
ドーム公演が当選した。
いわゆる自名義というものが初めて息をしたというやつだ。
今までまったく息をしていなかったので、「私、ファンクラブ入ってる？」と思うことすらあったが無事会員だったらしい。
実際に当選してみると、不思議なもので実感が湧かないというか、経験したことがないので、どういうことかわからなくなるんだなぁって思った。
ドーム公演だから当選するかなとは思っていたが、ＳＮＳを見てみれば、それでも当選していないという人がたくさんいて、これは奇跡に近いのかも？と思った。
しかし。
１名での当選。
いわゆるぼっち参戦というものになる。
生まれて初めてのジャニーズのライブだというのに。
不安というより、まず何をしたらいいのかわからなくて、経験者のレポなどをまずチェックした。
そうか。
うちわとかペンラとか用意したほうがいいのか。
慌てて注文する。
その後、すぐにペンラが売り切れたと話題になっていて、そうか当落が出たから、当選した人が一気に買ったんだなと思った。後日、現場でも販売されると知り、いざ他のものが欲しくなったら、当日購入しようと考えた。
しかし日程が近づくにつれ、何もわからないおばちゃんがひとりでライブに参戦するという事実が恐ろしくなってきた。
当日の服装も悩みに悩んだ。
おばちゃんはほとんどモノトーンの服しか持っていないが、その服を着ていくと、めめちゃんかラウちゃんの担当だと思われるらしい。
私は箱推しなので、それでも構わないといえば構わないが、うちわはふっかさんを購入していた。
私をSnow Manに導いてくれた彼が、やっぱり特別な存在かなと思ってのことだ。
では、やはりパープルのものを着たほうがいいのかと思い、トップスだけパープルのものを着ていくことにした。
いざ当日。
ドームに行くと、やはり若くてかわいらしいお嬢さんたちが多い。
お揃いのファッションやヘアスタイルをしていたり、浴衣を着ていたり、今年流行しているらしい肌見せファッションをしていたり、みなさん、一生懸命おしゃれをしていてかわいらしい。
こんなにピチピチした女性たちに囲まれたことは、ここ数十年なかったので、ついついあちこちを見てしまう。(不審者っぽかったかもしれん。すいません)
「あ、あべちゃんが好きなのね」「なるほど、ツアーＴを着るから、髪のリボンでブルーをアピールしてるのね」「あ、あれがファンサうちわというもの？上手だなー」「あ、お子様連れも。がんばってうちわ作ったんだな」などなど。
参戦される方々をこうして見るのも初めてだったので、それはそれで興味深かった。
しかし、数万人が集まっているだけあって人の多さに圧倒される。
みなさん、アクスタやうちわ、ペンラを手前にドームを背景にして記念写真を撮っている。
よくＳＮＳで見る画像はこうやって制作されているのねと思いながら入場する。
いざ始まってみると、正直どこを見ていいかわからなかった。
９人いるし、モニターもいくつかあるし、ムービングステージやトロッコ、中央ステージなどなどであちこち動き回るし。
モニターは次々と映る人が変わって、なんか目が追いつかない。
かといって肉眼では９人は小さくて、髪色がわかりやすいさっくんはすぐ見つけられるが、康二くんと舘様は髪色が似ていて、どっちがどっちかよくわからない。しかもSnow Manはめっちゃ踊って、くるくるとフォーメーションが変わるので、ますます判別しにくい。だから、髪色に差がなく見えるあとの６人はすぐに判別がつかなかった。照明もすごいし。ひとりをジッと見て、あ、ふっかさんだと思ったりした。
あ、じゃ、モニターを見よう。あ、やっぱり全体を見たい。あ、でも………。
そんなことを繰り返してたら、あっという間に終わったという感じだった。
みなさん、どこに視線を向けてるんだろう？
何か効率よく楽しむコツがあったら教えていただきたい。
どこをどう見たらいい？
Snow Manはとても楽しそうで、とくにしょっぴーはナマのほうが熱が伝わってきやすいというか、熱い人なんだなぁとしみじみ思った。歌声も全開放してる感じだった。
さっくんもいつにもまして元気で、みんなを楽しませようという心意気を感じた。
ふっかさんは普段の感じと違って、いかにもアイドルになってて、ああ、やっぱりこの人はジャニーズで今一番ノッてる(と思うんだけど)グループの一員なんだなと実感した。単純に「カッコいい」と思ったわ。
めめちゃんとラウちゃんはナマで見たほうが造形がきれいなんだって実感できたなぁ。さすがモデルをしてる二人だなって感じ。でも動きは違う。ラウちゃんはしなやかで優雅って感じだけど、めめちゃんは体育会系っぽかった。
その中で照くんと康二くんは、たまに冷静にステージを見ていて、順調に進行させようとする気配りがあったな。ＭＣのときはやっぱり康二くんが回してて、メンバーも信頼して任せてる感じがあったし。照くんは自分が今何をすべきかということを落ち着いて考えて、周囲を見ながら行動してる感じだった。まさにリーダー役を担ってるというか。
阿部ちゃんの森林伐採といわれるファンサを見られたけど、阿部ちゃんはいい意味でいつもと変わらない感じがした。だからこの人は、テレビだろうがラジオだろうがYouTubeだろうが雑誌だろうが、常にどんな時もアイドルでいるんだなと、しみじみ思ったよ。それはそれですごいことだよね。
舘様は子供みたい……というか、ご自身がまるでテーマパークに来て楽しんでいるような面もあって、ドーム公演できてよかったねぇと母心みたいなものが芽生えたわ。キュートだなぁと思うところがたくさんあった。
銀テは飛んでこなかったので、その争奪戦には参戦できなかったが、ドームを出た後「ゆずってください」とスマホの画面を掲げているお嬢さんたちが何人もいて、なるほど、こうやってアピールするんだと、ジャニーズ文化？のひとつに触れられて感慨深かった。
何もかも初めてのことで、なんか味わう間もなく、嵐のように過ぎ去ってしまったって感じだった。だから発売されるであろう円盤を改めて見返すことにするわ。現場にいると、怒濤のように押し寄せるいろいろなことを確認できないまま、どんどん進んでいく感じだったから。
次に彼らを見られるのはいつになるかわからないけど、参戦後、腰と足が痛くなったから、もう少し鍛えようと思ったわ。
次にも恵まれることを祈って。
Snow Manへ。
こちらこそ、本当にありがとう。
この年齢になって、こんな新しい経験をすることになるとは思ってなかったです。
このようなワクワク、ドキドキする気持ちを与えてくれて感謝しかありません。
これからも、本当に微力ではありますが応援していきたいと思います。
だから、また会わせてくれると嬉しいなーっと(ﾉ≧ڡ≦)
