あのSnow Manのこと綴らせて下さい

アイドルグループSnow Manのことを綴ります

「わたしには“ムコ”が9人いる」って言うたらアカン?

 

 

 

 Snow Manのライブに初めて参戦して、ペンライトを初めて買ったのだが、そこでひとつ「?」と思ったことがあった。

 ペンライトの説明に『snowオーロラ』って書いてあったことだ。

 

 点灯させてみると、9色が自動的に順番に光っていく。

 この機能がなぜついているかはわからなかった。

 現場に行けばわかるかと思ったが、とくにわからないまま。

 自分自身もこの『snowオーロラ』は使用しないままだった。

 というか、このことは忘れてた。

 ステージを見るのに必死で、ペンラはただ私の手に握られたままで、ほぼパープルに点灯したままだった。(メンバー紹介と、ユニットと、それぞれの挨拶の時に変えたくらい)

 

 

 そして参戦後、“コロペン”というワードがSNSに流れていることを知る。

 

 まずこの“コロペン”って言葉の意味がわからなかった。

 

 ペンラというものは、ライブ会場にて、自分の推しのカラーを点灯させるもの。

 

 そういうものというのが前提にある(らしい)。

 

 それなのに、自分の推し以外のメンバーが近くに来たら、そのメンバーカラーにペンラの色を変えることを言う。

 

 で、それが、何か問題なのか?

 

 すると、本来そのメンバーを推している人が、その瞬間だけにわかファンになった人にファンサを奪われることがある。

 それが理不尽だということらしい。

 

 

 …………なるほど。

 

 そういうことがあるわけか。

 確かにその気持ちはわからなくなはない。

 

 

 ただ、このパターンはどうなんだろ?というものを綴っていくとしよう。

 

①そのメンバーにファンサをもらったことで、その瞬間から推しがそのメンバーに変わる可能性がある。

 いわゆる浮気的なものなるかもしれないが、世間の恋人同士や夫婦が浮気するのとは違うし、誰のファンになったってかまわないし、メンバーだってファンが増えるのはいいことだろうから、ここに非難される理由はない。また、今までの推しと同時に推すようになったって構わない。そうすると厳密な浮気とは言えなくなる。っていうか、浮気したっていいのでは。実際の恋人や夫婦じゃないんだから。そういうことを楽しむのが推し活では?

 

②そもそも複数を推している。

 例えば自分はいわふかを推しているとする。しかし予算の都合、売る側の都合(売り切れていたなど)などで、ふっかさんのうちわしか持っていなかったが、近くに照くんが来てくれた。だからペンラを黄色にしてファンサをもらったとする。この場合も、普段からいわふかというふたりを同じくらい推していたとしたら、何の問題もないのでは。

 

③そもそも箱推しだ。

 先ほどの「複数を推している」と同じ。誰が来ようと“推し”なので、ペンラの色を変えていいことになる。ちなみに、ここで「あ、箱推しのために“snowオーロラ”があるのか!」と思い至る。(←遅い)

 

 

 こんなことを言うと、一途にひとりのメンバーを推している人からすれば理不尽なのかもしれないが、そういう複数推しタイプの人からすれば、近くにメンバーが来ているのにペンラの色を変えるなというのも理不尽といえる。

 

 だってアイドルをどう推すかは、あくまでその人の自由だからだ。

 

 あと、ひとり推しのくせに、その瞬間だけ浮気するのが許せないというのが“コロペン”が騒ぎになる原因だが、前述の①の可能性もあることを考えると、完全否定するのもむずかしい気がする。

 

 となると、双方が相容れることはなさそうだ。

 

 そこで。

 現場にて自分が誰を推しているかという周囲へのアピール方法について改めて考えてみる。

  (ただし、ファンサうちわ、またペンラの点灯についてはメンバー紹介と、ユニットと、それぞれの挨拶の時については除外とする。また服装は基本的には自由とする)

 

A.ひとり推しの場合

・推しのメンカラの服装

・推しのうちわ1つのみ

・ペンラ1本で推しの色を常に点灯

 

B.箱推しの場合

・特定の色のものを着ている場合、そのメンバーの推しと思われる可能性がある。

・うちわは9枚用意すべき?周囲に邪魔にならなければ9枚持っていいってこと?

・ペンラ1本で常にオーロラ点灯

 

C.複数人推しがいる場合

・たとえば、いわふか推しであれば、2色取り入れた服装。ただし、5、6人以上推しがいる場合は、箱推しと同じ状態になると考えていいだろう

・推しの数だけのうちわを用意。

・推しの人数分のペンラを用意し、それぞれのメンカラを点灯させておく

 

 

 

 Cの場合は人数がポイントだな。3人くらいまでなら、その3色を取り入れた服装ができそうだし、うちわもペンラも持てそうだし。……でも同時に、うちわ3枚とペンラ3つ持つのって大変かな?

 6枚以上のうちわと、6本以上のペンラを同時に持つってむずかしそう。

 だけど、“コロペン”すんなって批判されないためには、私はこれだけの人を推してるんだよってアピールしないといけないもんね。

 そしたら、そうするしかないよね。

 (ここで、はたと思ったのだが、ライブに持ち込むうちわやペンラに数の制限ある?)

 

 

 でも、それはそれで何人も推しがいて恥ずかしくないのかとか、ひとりに決めるべきとかっていう人が出てくるんだろうな。

 でも、推しをひとりにすべきって、決まりはないんだよな。

 何人いたっていいんだよ。

 途中で推す相手が変わったっていいし。

 

 

 さっくんだって一夫多妻制だ。“嫁”がたくさんいる。

 それを批判する権利はない……というか、誰を何人推そうが自由なんだから、Snow Manを箱推ししてもいいし、Snow Manの中の数人を推したっていい。

 Snow Man以外のグループや俳優、アーティストなんかを同時に推したっていい。

 ひとりしか推してはいけないという決まりはないんだから。

 

 

 前に「推していた人が引退してしまって、抜け殻のようになってしまったことがある。何を楽しみに生きたらいいかわからなくなった。それから、推しを複数作るようになった。誰かがいなくなっても、ダメージを受けないように」という人をSNSで見かけた。

 

 そういう理由で複数の推しを作っている人もいるのだ。

 それを否定する権利も理由もない。

 

 よって『一途=正しい』という図式は、推し活では完全に成立しない。

 だから箱推ししてる人や複数推してる人に「コロペンするな」とは言えないのだ。

 ただ、箱推し&複数推ししてる側も「私は箱推し(複数推し)しています」というアピールをする努力はしたほうがいいのかもしれない。

 そうすれば、一途にひとりの人を推している人からしても、「箱推ししてるから、しかたない」と思ってもらいやすいかもしれない。

 

 問題は明らかにひとり推しと思っていたのにコロペンした場合ということになるが、前述のようにその瞬間からファンになる場合もあるし、複数推しているけれど、予算などの都合でたまたまひとり推しのように見える装備になってしまってる場合だってある。

 

 そう思えば、コロペンに多少はイライラしなくても済むようになるのでは……と思うが、むずかしいか。

 

 でも、一婦多夫だっていいじゃないか、と思う。

 それがダメだと言ったら、さっくんを否定することになるのでは?と思うが。

 さっくんの一夫多妻制を否定しているならしかたないが。

 

 

 

 ともかく、今のわたしには“ムコ”が9人いる、と言いたい。

 

 

 そのおかげで、このようにいろいろなことを考えさせられるが、こんな年齢になっても、総じて刺激的でウキウキすることのほうが多い。

 

 冠番組をはじめとする出演番組、すのちゅーぶをはじめとするSNS、発売される円盤、参加できる場合の舞台やライブ、映画、雑誌などなど……、9人もムコがいると忙しいが、毎日のように楽しみがあって、ただ仕事に忙殺されていた日々とは雲泥の差だ。

 

 

 

 

 一途も正義だが、複数も、浮気も、心変わりも推し活では正義だ。

 

 そこにお互いを非難する権利はないのだ。