あのSnow Manのこと綴らせて下さい

アイドルグループSnow Manのことを綴ります

Snow Manが歓喜する瞬間をいくらでも作らなければならない

 

 

 なにわ男子がデビュー発表される瞬間を見た。

 サプライズでの発表。

 ファンと、その配信を見るファンの前で。

 

 

 

 私はSnow Manがデビューしてからのファンなので、Snow ManSixTONESと同時に、しかも『ジャニーズJr.8・8祭~東京ドームから始まる~』という、ジャニーズJr.全員がほぼ参加しているコンサート内での発表だったことを当初知らなかった。

 デビューしてしまってから彼らを追っているので、デビュー前のことはほとんど見ていなかった。

 彼らのデビュー発表がそういう形だったこと、そして、その時すでに彼らは自分たちがデビューすることをわかったうえで、そのステージに立っていたことを知ったのは、デビューしてから半年以上後ぐらいだったと思う。

 

 それで本人たちがどうやって自分のデビューのことを知るのか、またどういう発表の仕方をされるのか、そういうのはグループによってさまざまな形があるらしいことがわかってきた。

 その時の状況やグループの状態などで、そういうものは決まるのかもしれないけれど、少なくとも、なにわ男子の発表のされ方は一番いい形なのかなと思った。

 

 

 Snow ManSixTONESがそのコンサートで発表された瞬間を、後にDVDを貸してもらい(知人の高校生のお嬢さん!ありがと!!)見たのだけど、あんまり喜んでいる感じではないというか、みんなワーッと盛り上がるわけでもないし、でも噛みしめてる感じなのかな……?、みんななかなかの大人だもんね、と思った。

 私はデビュー発表される瞬間を見たのは、これが初めてだったので、デビュー発表がどういうものなのかわからなかった。だから「Snow ManSixTONESはこういう感じだったのねー」と、ただただ事実として見ただけだった。

 

 後から、Snow ManSixTONESのデビューはジャニーさんの病床で伝えられて大騒ぎして喜ぶようなムードではなかったこと、苦楽を共にしてきた仲間のJr.とそのファンが多くいる前での発表で賛否両論が起こったこと、だからとても嬉しい発表のはずだったのに、2組がどこか噛みしめるような態度だったことを知った。

 

 佐久間くんがその発表の瞬間、喜んでいいのかわからなかった的なことを言っていたと知って、ずっと待って待って待って、やっと叶えた夢の瞬間なのに、そんなことを思ってしまうなんてジャニーズって、なんて残酷なんだろうと思った。

 Snow Manは、そんな最大の歓喜となるべき瞬間も、そんな試練を与えられていたんだと知った。

 

 そういうこともあってなのか、今回のなにわ男子の発表は、とても考えられた形だったのかなと思った。

 関ジャニ∞の大倉くんが考えたらしいということを知って、大倉くんのデビュー発表はどういうものだったか調べてみたら、彼らの発表?の仕方はある意味ヒドイというか、私の想像外だった。

 

 大倉くんの具体的なエピソードは見つけられなかったけれど、メンバーの丸山くんの当時のエピソードを見つけられた。仕事に向かう途中の電車内で、隣に座っているおじさんが読むスポーツ新聞で自分たちがデビューすることを知ったというものだった。

 それからみんなに連絡して知ってるかどうか確認し合ったらしいけれど、みんな知らなかったそうだ。(横山くんは知っていたらしいが、なぜかメンバーに連絡しなかったらしい)

 そんな発表のされ方?をされてしまうと、喜ぶも何も、まずは戸惑いしかなかったのではと推察する。

 そして関ジャニ∞はデビューの記者会見をしたのだが、当時NEWSと兼任だった錦戸くんがNEWSとの発表の差にスタッフに苦言を呈するほどの華やかさのない会見だった。

 

 そんな経験を持つ大倉くんが、『ジャニーズJr.8・8祭~東京ドームから始まる~』に参加していて、目前でSnow ManSixTONESのデビューを見せつけられたなにわ男子に対して、特別なデビュー発表の瞬間をプロデュースしようと考えたことは必然だったように思う。(康二くんがなにわ男子のメンバーの多くと、ずっと関ジュで活躍していたことを考えると、さらにいろいろと思うところがあっただろう)

 

 

 なにわ男子のファンだけがいる空間で。

 配信して、できる限り多くのファンが目撃できるように。

 デビュー決定を知らないメンバーが最大に驚き、歓喜するであろう形で。

 

 

 

 

 

 

 なかなかデビューできなかったSnow Manにも、こうやって周囲に気づかうことなく、ただただメンバーとSnow Manファンだけで思いきり喜ぶ瞬間を作ってあげたかった。

 今さらそんなことを思ってもしょうがないけれど、なにわ男子のその瞬間を見て、しみじみとそう思った。

 

 

 だからこそ。

 

 これから私たちファンは、この瞬間ぐらいの、いや、この瞬間以上に喜ぶ瞬間を、彼らに作ってあげないといけないのだ。

 

 

 今のところ喜んでいる瞬間を共有できているのは、初の冠番組『それスノ』の決定、そのレギュラー配信の決定、その地上波第2弾放送の決定、その地上波放送のレギュラー決定というところかな?(『それスノ』!ありがとう!!)

 あと1周年の配信でお祝いメッセージを内緒で届けられたとこ。

 

 あとミリオン達成とか、YouTubeやWeiboの登録者100万人達成とか、重版とか雑誌やグッズの売り切れとかあるけれど、その“瞬間”にメンバーと一緒に立ち会うっていうことはできないもんねぇ。

 あとから、それに関して喜んでくれてお礼を言ってくれる動画をすぐにあげてくれるけどね。

 

 

 ともかく、我々ファンはデビュー決定の瞬間を手放しで喜べなかった彼らに、手放しで歓喜できる瞬間を、いくらでも作ってあげなければいけないのだ。

 

 

 たとえ、その瞬間を見ることは難しいとしても。

 

 

 

 

 

 個人的にはドームクラスか国立競技場でのライブ関連決定が、次の大きな歓喜の舞台(by関ジャニ∞)かなと思う。

 その決定をメンバーに発表する瞬間は、ナマでなくてもいいから、絶対撮っといてよ!

 スタッフさん! 頼むからね!

 

 ぜっったい!!だよ!!