あのSnow Manのこと綴らせて下さい

アイドルグループSnow Manのことを綴ります

イジりを許せない人はSnow Manを信じていないのかも

(「あざとくて何が悪いの?!」のネタバレがあります)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 先日『あざとくて何が悪いの?!』にラウちゃんとしょっぴーが出演。

 当然、阿部ちゃんのことを紹介したのだが、簡単に言うとラウちゃんが、阿部ちゃんのそのあざとい行動は計算のうえでのことだ的なことを言った。

 それはイジりというか、その場を盛り上げるための発言だったということは明らかなんだけど、なかにはそれを「阿部ちゃんは、計算でやってるわけじゃない」「自然とやっているのに、なんで計算とかいうんだ」と、ややお怒り的なことをおっしゃっている方がいた。

 

 

 Snow Manのファンになって、そういう経験をするようになったんだけど、結構イジりを許せない人がいるんだなぁと。

 

 

 たしかに時代が相手を貶めるような笑いではなくなってきているとは思うけど、そういうイジりをしておくことで、次に阿部ちゃんがその番組に来たときに、その話がふられて、より印象に残るやりとりが発生する可能性が高くなると思う。というか、そもそも出演のチャンスが増えることになると思うんだよね。「メンバーが出演された時、こんなこと言ってましたよ」って、そのフリの回収の場を作ってもらいやすくなる。

 それに、ここでの印象で、他番組でも「あざといを計算してやってるの?」と、阿部ちゃんがフィーチャーされる瞬間ができやすい可能性がある。

 そうすると阿部ちゃんが何かしら発言したり、リアクションを取ったりすることになる。

 そうすると、阿部ちゃんという人が、さらに多くの人に認識される可能性が出てくるわけだ。

 

 

「阿部ちゃんはそんな人じゃないのに、計算でやってるとか思われるのが心外だ。かわいそうだ」という意見もあるとは思うが、それは阿部ちゃんを信頼していないことになるのかなと思う面がある。

 

 そんなことを言われたくらいで、阿部ちゃんという人が「計算高くて、カメラが向いてる時だけあざとい行動を取るような人」と認識されるだろうか?

 

 阿部ちゃんの発言や周囲とのやりとりを見ていれば、阿部ちゃんがそんな人ではないということは、簡単に明らかになると思うのだ。

 

 そもそも阿部ちゃんのファンになった人は、阿部ちゃんがそんな計算高いことなどしない、周囲を純粋に応援できる、とても優しくて気づかいができて、そしてファン思いの人だってことを目撃してファンになったんじゃないの?

 

 メンバーのラウちゃんのイジりくらいで「計算高い男だ」って思われてしまうような程度の人なの?

 それって、自分の好きな人を低く見てることにならない?

 それって、メンバーからのイジりぐらいで、阿部ちゃんは誤解されてしまう程度の人なんだって言ってることにならない?

 

 

 番組に出演して「計算高い人なの?」とイジられて注目される機会が増えるということは、阿部ちゃんの真の魅力をアピールする機会が増えることになると思うんだけどなぁ。

 興味を持ってもらって、Snow ManYouTubeとか見てもらえば、阿部ちゃんの人格がどんなものかは、すぐに理解してもらえるはず。

 

 最近は阿部ちゃんも、自らをアピールするチャンスがあったら積極的に発言する場面もあるけれど、基本的には周囲を優先する優しさがある人なので、ありとあらゆるシーンで自分をずけずけアピールするということはないだろう。(そうしたほうが魅力が輝く人もいるが、阿部ちゃん向きではない)

 

 そうすると、MCや他のゲストなどからイジっていただくことがあったほうが、魅力をアピールするチャンス、つまり、テレビであれば顔が映ったり発言したりするチャンスが増える。

 

 ラウちゃんはそういうところがよくわかっていて、だから阿部ちゃんのことを「計算している」とイジったんだと思う。『あざとくて~』の時は、とくに阿部ちゃん本人が出演していなかったから、なおさら。

 出演している自分たちより、阿部ちゃんが印象に残るようにしていた。(しょっぴーもそういうところのカンはいいから、ラウちゃんに協力してたね)

 ラウちゃんはいつもSnow Manのヒール的な役割を担って、メンバーを、とくに優しくて自らを積極的にアピールしない傾向が強いメンバーに対して、そういう言動をしている。(ふっかさんには、いわずもがな。舘様には「あんなにバカなのに」と言って、舘様が「ラウールくん言い過ぎだぞ」というウィットに富んだ返しができるところをアピールしてた。舘様もずいぶんお口が滑らかに動くようになられたと感じる。照くんにも「ポーズは一丁前」などとイジって、照くんの一見近寄りがたい雰囲気があるけれど、実は愛らしいところがあるという面を目立たせている)

 

 

「そんなイジりが必要な番組に出なきゃいい」と思うかもしれないけれど、たぶんそういうことができないタレント(アイドル)は呼ばれないようになると思うんだよな。だって、今メディアで責任ある立場や決定権を持っている人は、私と同世代の、今ではコンプライアンス的にNGになることばかりをしてきた、そして見てきた世代なんだから。

 長年そういう番組作りをしてきた人たちが、イジりがOKなタレント(アイドル)を使おうとする傾向は、まだしばらく続くと思う。もちろん、番組作りはあからさまではなくなっていくとは思うけど。

 だけど芸人さんとか大御所の人とかが、そういう空気がわからず、あるいは悪ノリしてしまって、そういう方向に行くことがあるかもしれない。その時に欲しいのは、それにうまく対応できる人だと思うんだよね。

 ラウちゃんは、それをわかってるんじゃないかな。まだ10代だから余計に、その世代の考えかたに違和感があるんだと思う。

 だから、あえて迎合して、そしてあえて反発してるんじゃないかな。

 

 それに国民的アイドルを目指すのであれば、そんなイジりすらもうまく利用して、自分の魅力をアピールする場に変えられるようにならないといけないと思う。

 そういうことができる人が、これからは望まれると思うしね。

 

 私は阿部ちゃんには、充分対応する力があると思うんだよな。(阿部ちゃんに限らず、Snow Man全員にあると思う)

 だからラウちゃんからのイジり程度で、マイナスな印象を持たれたり、誤解されたりすることはないと思うよ。

 そりゃ阿部ちゃんをちゃんと見たことなくて、ただそのイジりを見聞しただけの人であれば誤解することもあるかもしれないけど、その人がよっぽど発言力がある人でない限り、阿部ちゃんがそんな人間だって思われるような事態になることはないと思うな。

 

 だって、あの阿部ちゃんだよ?

 

 

 もし誤解されるとして、そうすると、やっぱり阿部ちゃんが自分をアピールする場を得るってことが大事になってくる。誤解をとく場が必要になる。

 そうすると阿部ちゃんという人を多くの人が目にする機会を作る必要がある。

 そうすると“イジり”が必要になってきちゃうんだよね。

 そういうのに対応できる人が呼ばれるから。

 ただ「魅力的な人です!」って言っても、とくにバラエティでは印象に残らないから、呼んでもらえない。音楽番組では、あえてそんな話をする機会は少ないだろうし。

 そうすると、イジりをしてもスマートに返せる人が呼ばれることになる。

 

 

 だから、イジりとかであえてマイナスな印象でひっかかりを作って、そしてそれを払拭する、まったく違う性質の魅力を持つ人間なんだってアピールしたほうが、よりステキな人なんだって印象が強く残ることになると思うんだけどな。

 

 

 

 ふっかさんだって自ら発信という形ではあったけど、「カメラに抜かれない」というお題をもとに『バナナサンド』に出演した。提案はもしかしたら番組側からだったかもしれなかったけどさ。でも、これってある意味イジりを逆手に取った形だと思うんだよな。

 

 それで日村さんの提案を受け入れて、いろんな音楽番組で実践して話題になって、そのことを知らない視聴者から「ダンスを忘れたの?」と疑問と興味を持たれ、そこで知られて、さらにはまたその内容でテレビが放送され、バナナマンのラジオにまで出演して……と、とても仕事が広がり、また新たなファンも獲得できたと思うのよ。(『バナナムーンGOLD』でのふっかさんだって、素晴らしい対応だったって言ってくださってるバナナマンファンの方が多かったように思うよ。しかも、ほとんどゲストは来ない番組なのに呼んでいただけてるんだよ。ほら、ここでも評価と人気を上げてるよ)

 

 

 もちろん程度はあるかもしれないけど、ある程度のイジりはチャンスと思ったほうがいい。

 

 Snow Manのポテンシャルなら、そのイジりを、自らが持つ魅力や実力を存分に発揮できるチャンスに変えられる。

 

 そしたら、今度はその魅力や実力を活かした仕事が来る。

 

 そしたら、私たちが最も望んだ、いや想像以上の規模でSnow Manがスゴイ仕事をできるようになる。

 

 それが成功すれば、ますますSnow Man自身がやりたい仕事がやりやすくなる。

 

 

 

 

 だから、もっとSnow Manを信じていいんじゃないかな。

 

 だって、そんな魅力と実力を持った人たちだって知ってるでしょ?

 

 

 

 

 

 だから、ファンなんでしょ?

 

 

 

 

 

 

W主題歌で儲けまっせ

 

 

 めめちゃんと道枝くん出演の『消えた初恋』の主題歌が発表された。

 

「W主題歌………?」

 

 

 私はあまりドラマに詳しくないのでわからないが、W主題歌というのは初めて聞いた。

(これはよくあることなのかどうかもわからないが、あまりないような気もするので、ないことと受け止める)

 

 

 それを聞いて思ったのは、この二人が今、まさに“推されている”状態なんだなということだ。

 

 

 このドラマの主役は道枝くんということになるのかな?

 それともW主演ということなのかな?

 公式では『最強コンビ』と謳ってるけど。

 

 

 でも全体的に二人に差をつけないようにしているような感じは受ける。

 それがW主題歌ということにも現れていると思う。

 

 

 ここでチラチラとなにわ男子ファンの方が、「デビュー曲なんだから、単独主題歌にしてくれてもよくない?」といっているのを見かけた。

 そりゃそうだ。

 そう思うのも無理はない。

 

 だけどSnow Man陣営がそれを許さなかったのか、それともレーベルあたりが「いや、今までの実績からSnow Manは80万枚は売れる可能性が高いし、ビジュアルエース(byそれスノ)の目黒蓮出てるんだし、Snow Manが主題歌やるほうがいいのでは」とか言ったのかなぁと。

 

 こういうとなんだが、なにわ男子はまさに今回の主題歌がデビュー曲だし、Snow Manのデビュー曲の時のようにVS売りもされてないし、どれだけ売れるか未知数ではある。

 それだったら、“売れる”という実績を出しているSnow Manに主題歌をって、どこかが言うのは無理ない感じもある。

 ビジネスだからね。

 

 だけど、なにわ男子陣営だって、デビューを勝ち取るぐらい人気なんだし、道枝くんはその中でもエースと言ってもいい存在だから、主題歌を譲る気はないだろう。

 それにデビュー曲が発売されるタイミングなわけだし(このドラマ出演も見越してデビュー日を決めたのかも。ただ「デビュー曲出します」より、「ドラマ主題歌です」って言ったほうがいいしね)、そもそも道枝くんのほうが主役っぽいんだから、なにわ男子が主題歌をやるほうが自然な印象も受ける。

 

 そうすると、もしSnow Manのみが主題歌を担当したとしたら、絶対なにわ男子のファンの方々の反感買うことなる。

 だから、なにわ男子が主題歌をやらないということはありえない。

 

 

 だけど、Snow Man陣営としても今までのCD売り上げ実績と、乗りに乗ってる感あるめめちゃん出してるわけだから、引けないっていうとこもあったのかな。

 Snow Man自体はもしかしたら、なにわ男子に花を持たせてもいいと思ってたかもしれないけど(元関ジュだった康二くんもいることだし)、レーベルとかが嫌がったのかもね。

 Snow Manだってアルバム出して、ドラマ放映中はツアー中だしね。

 

 

 

 もしかしたらW主題歌ってことになることを前提として、めめちゃんと道枝くんが選ばれたのかもしれない。

 っていうか、「勢いがあるSnow Manとなにわ男子でドラマやれたらいいっすね」「そしたら主題歌も両方でやっちゃいましょう!」って感じで、ドラマが決定したのかもしれない。ただの「主題歌」っていうより、「W主題歌」っていうほうが「なにそれ?」ってひっかかりやすいしね。

 

 あと、ある意味「VS売り」なのかなとも思った。

「W主題歌」って言われると、どうしてもお互いの曲を意識するわけじゃない? 聞く聞かないは置いといて。(でも、ドラマ見てたら、両方流れるから聞くことになるんだろうけど)

 3曲ミリオンを達成、最新曲も80万枚を超えてるSnow Manを、なにわ男子陣営が意識しないわけないと思うんだよな。デビュー曲だし。

 発売日は違う(そうだよね?)けど、お互いのCDがどれだけ売れたか意識するファンは出てくると思うんだよなぁ。

 少なくとも、なにわ男子のファンはデビュー曲だし、鼻息荒い人もいるかと思うし。

 そうすると、ますますCD購入をがんばっちゃうファンが出てきそうだし。

(でも、まだSnow ManのほうはCDいつ発売されるとか告知出てないね。シングルとして出ないってことはないと思うんだけど)

 

 スノストの後の初のデビュー組という点からも、売り上げが注目されるだろうしね。

 VS売りされてないとはいえ、まったくスノストと比較されないことはないと思うから、やっぱり意識してると思うんだよなぁ。

 

 

 

 Snow Manは、その主題歌の話をTV出演やツアーのMCとかでする時、なにわ男子のデビュー曲の宣伝も合わせてすると思うんだよね。いや、康二くんがいるんだから絶対すると思う。

 なにわ男子がどういう方々で、どういう感じで売っているのかわからないので、なんとも言えない面はあるけれど、なにわ男子側だってSnow Manの主題歌に触れてくれる可能性がある。

 そうすると、自分たちのグループだけで宣伝するより、倍の効果を生む可能性があるってことだよね。

 Snow Manの宣伝の仕方にもよるとは思うけど、なにわ男子のデビュー曲の売り上げにひと役買うことになる可能性があるってことなんだよな。

 

 そう考えると、なにわ男子陣営が商売上手なのかも。(関西だし。いや、スタッフは色々な出身の方がいるだろうけども)

 

 

 なにわ男子陣営は、今までのデビュー組がどういう形でデビューをしてきたのかを、非常によく研究してる印象がある。サプライズのデビュー発表の時もそう思ったけどさ。

 批判されないようにするにはどうしたらいいか、ファンが一番喜ぶ方法は何か、そして儲かるには、ということを、よーく考えてる感じがする。

 

 だから「W主題歌」っていう選択をして、話題性を強め、さらには売り上げが少しでも上がるように仕掛けてるのかも。

「デビュー曲だから、単独主題歌にしてくれればいいのに」ってファンに、強い気持ちを起こさせてね。

 

 全員がそうではないけど、批判や不満といった強い気持ちを起こすほうが、ファンって熱心に活動するんだよな。そしたら、それをSNSとかで発して、広がっていく可能性もあるじゃない?

 ただ「デビュー曲だから、CD買おう!」って言うより、「Snow Manの売り上げ越えたいので」って言ったほうが、目標が具体的だし、一丸になりやすい。

「単独主題歌がよかったのにそうじゃない。だから、もっと応援しよう」って思ったほうが、予定より多い枚数のCDを購入する人が増えるかもしれないわけじゃない?

 

 もちろん、そんなことが起きないかもしれないけれど、「W主題歌です」って言われた時に、そういうことを思って行動するファンが出てくる可能性は否めないと思う。

 そうすると、ビジネス的に、CDを売るっていう意味では正解なのかもしれないよね。

 

 うーん、やっぱり関西って商売上手なんじゃないかなぁ。

 

 

 なにわ男子のプロデュースを関ジャニ∞の大倉くんがしていることを考えると、ありえない話ではない感じ。

 彼は関西人だし、そもそもお父様は某居酒屋チェーンの社長。もちろん直接的にどうこうはないだろうけど、大阪という商売気質が根付いた土地で育ち、商売をしている父親を持っているというところは、商売をするための素地ができている、DNAが組み込まれている可能性は高い。

 商売勘みたいなもんがあるんじゃないかな。

 

 そんな大倉くんが今回のデビュー曲をメンバーが主演のドラマの主題歌に、しかもただの主題歌じゃないW主題歌にしたんだとしたら。

 

 Snow Manには、あの企業案件1本500万円の実演販売士(わら)向井康二という、関西ジュニアを牽引し、なにわ男子のメンバーとも懇意だった人がいる。

 康二くんがあの高らかでよく通る声で「なにわ男子のCDもよろしゅうな~」と売り込んで、それでもってSnow Manファンがデビューのご祝儀として買ってくれるだろうと、大倉くんが見越していたとしたら。

 

 

 

 なにわ男子、商売上手でんなぁ。

 

 

 

雑誌に載るってことは大変なんよ

 

 

 

 私、ほーんのちょこっとだけメディアに関する仕事をしたりすることがありまして。

 雑誌のほんのちょっとのコーナーに載るってことだけでも、どれだけ大変かということを知ってる。

 雑誌はとくに今、厳しい時代なので、本当に読んでくれる人が多いネタしか選ばない。

 とってもシビア。

 もうここ10年くらいは、本当にシビア。

 こんなちっさなコーナーでも?!と思うくらい。

 だから表紙を飾れるっていうのは、ものすごいことなワケよ。

 雑誌は一番に表紙に気合いを入れてるワケ。

 だって、だいたいの人が表紙に好きな人が出てるから買うワケじゃない?

 興味のなかった人が表紙見て買う可能性もあるワケじゃない?

 お店でいえば、看板娘だったり看板息子なワケよ。(雑誌だと一定期間ではあるけど)

 何回も会議して、スタッフのスケジュール調整して、撮影場所確保して、って労力はものすごい時間とお金がかかる。

 表紙になる人たちは、それなりに人気のある人たちだから、ギャラだってなかなかだしね。

 有名雑誌なんて、本当にビックリするほどの金額かかってるからね。

 だから、その表紙をひとりの都合で簡単にどうこうはできないのが当然の世界。

 たとえ編集長であっても。

 大きい会社になればなるほど、ひとりの人間の考えでどうこうはできない。

 ものすごい人数が関わってるからさ。

 撮影ももちろんだけど、その後原稿書いて、レイアウト考えて、印刷所などに指示出して、広告出して……と、その後もものすごい作業がある。(スポンサーも関わってるからね。自社の都合だけで動けない理由のひとつ)

 そこに関わってくる人たちだって、たくさんいる。

 だから雑誌って撮影と取材が約1カ月半~2ヶ月前くらいのもののことが多いんだよね。

 それだけ時間と手間と金がかかるから。

 SNSが当たり前の今、約2ヶ月前のものを見る、読むっていうのはどうなんだって感じもあるよね。

 雑誌が売れなくなってきたひとつの側面だと思う。

 だけど多くの人が関わっていると、どうしてもこれだけの時間が必要になってしまうのかな。

 だから、その途中で表紙になる予定の人が問題起こしたりしたら、そりゃ大変なことになる。

 当然掲載しないことになり、表紙のためにかけた労力と時間とお金がまったく無駄になる、損害を出すことになる。ただでさえ、厳しい状況なのに。

 だから表紙になれるってことは人気があるってことだけでなく、まったく悪いウワサがないってことも大事なんじゃないかなぁ。

 

 

 舘様が参加できなかった雑誌が発売された時、「単独ででも撮影して掲載してくれればいのに」「9人そろった時に、なんで撮影してくれなかったの?」などなど、おっしゃってる方々がいましたが、それはとんでもないこと。

 そんなに時間と金をかけて撮影している、たくさんの人たちが関わっていることを考えたら、スケジュールはそんな簡単に変わらないし、ファンならばお礼は言っても、不満は発してはいけないわけ。(誰もが見てもひどい内容でない限りね)

 そんな不満を言うファンがいるグループを、出版社側がまた使いたいかって思うかってことよ。

 グループのためと思って言ってることが、実はまったく真逆の事象を生み出すことになる恐れがあることを忘れちゃいけない。

 SNSでの発言は、「賛同してくれる人がたくさんいるはず」ではなく、「それを発した対象や相手がどう思うか」を考えるようにしないといけない。

「素晴らしい記事をありがとうございました。今回はとても残念でしたが、次回お願いいたします」といわれたほうがいいに決まってるということはわかると思うんだけどな。

 こういうハプニングなどがあった時の対応で、ファンの民度というもの知れるというもの。

 肝に銘じておくべき。

 

(ずっとCMやってた商品が他のグループやタレントに変わった時、「もう買わない」「ガッカリだ」「元のグループに戻せ」などとおっしゃる方がいますが、そんなファンがいるグループをまた起用しようって思うかな? 「お世話になりました」「また機会があればお願いします」といわれたならば、他の商品での起用を考えてくれる可能性も出てくるもんだと思うけど。それに、そのウワサはきっと他の企業さんにも伝わる。今はSNSですぐわかるからね。そしたら結局、グループに“CMが来ない”という事象が出ることになる。応援してるんじゃない。グループの可能性を潰す行為をしてることになる)

 

 

 

 Snow Manはアルバム発売に合わせて表紙祭りになると思うけど、人気になってきた彼ら9人全員のスケジュールを合わせるのはおそらく大変だろうから、いろんな媒体を1、2日などの、とても短い期間でこなしてるんじゃないかな。

 1日2、3社くらい取材受けるなんてザラじゃないかなぁ。いや、もっとかも。

 テレビ誌とかだったら、1日で10社の取材受けるとかあるんじゃないかな。

 

 そんな彼らに私たちがしてあげられることは、雑誌を買って、できればお礼の意を出版社に伝えること。

 SNSで発信するのがポピュラーなんだろうなと思っていたら、Snow Manは“#ハガキ部”という活動が盛んらしいと知り、「まだ、そんな文化が生き残ってるのか!」と驚いた。

 昭和、平成、令和と生きてきたおばちゃんとしては“ハガキ”のほうが親しみがありまくりだ。

 私たちが学生の時は、出版社に何か伝えるにはハガキを送るという手段がポピュラーだった。同学年の男子の数名は“ハガキ職人”になるべく、主にラジオに熱心に投稿している子もいた。

 私も好きなマンガ誌などのプレゼント応募もかねて、付属のハガキに感想を書いて送ったりしていた。

 

 そんなハガキ文化が残ってる?

 この令和の時代に?

 

 いやいや“ハガキ”って言ってるけど、ハイテク仕様の私が知ってるのとは違うハガキと呼ばれる別の物体なんじゃないか?と疑ってみたが、私の知ってるハガキだった。(料金上がってたけど)

 見れるものを拝見すると、ステキなイラストを添えている方、レタリングとともに心のこもった文面を書いている方など、おばちゃんも知ってる、ついていける世界がそこにはあった。

 すばらしい……。

 そりゃステキなイラストは描けないけれど、文章を書いて、色つけたりシール貼ったりはできそうな気がする。

 気づけば、送付先をていねいに紹介、あるいはまとめてくださっている方もいる。

 なかには、書き方のコツを惜しみなく伝授している方も。

 テンプレートまで作成してくださっている方も。

 すごい、手厚い。

 “#ハガキ部”すげぇ!

 そして、それが結構反映されたり、影響しているらしいということを知る。

 どうもSNSより効果があるらしいという話も……。

 

 

 よく考えたら。

 出版社の幹部とかって、私ら世代の人たちが多いと思うのよね。

 あと、ちょっと下の世代の人たちが一番メインで働いていると思う。

 そうすると、その世代ってまだデジタルネイティブ世代ではないと思うの。

 要は最終決定権を持っている世代はまだ、ハガキ文化に親しみがある世代なんじゃないかな。

 だからSNSより“ハガキ”が反映されてるんじゃないか、効果があるんじゃないか。

 

 

 デジタルネイティブじゃない私は、SNSの文面は読みにくいのよ。

 動画も速すぎてついていけないのよ。

 すごいとは思うけど、印象に残りにくい感じがする。

 こんな世代が編集長だったりするわけだから、そりゃハガキのほうが響くと思う。

 わかりやすいもん。

 反響が、画面の中の数字じゃなくて、物体が目の前で存在するんだもん。

 どれだけ反響があったか実感しやすいんだと思う。

 

 

 だから、もう数年経ったらデジタルネイティブ世代が仕事の中核を担うようになってしまうと、もしかしたらハガキのパワーは減るのかもしれない。

 だけど今、ハガキでしか気持ちを伝えられなかった世代が幹部にいる間は、ハガキが一番効力を発揮するのかもしれないね。

 

 

 さて。

 ン十年ぶりに、ハガキを書いてみるか。

 

 

 

タッキーはずっと怒ってるのかもなぁ

 

 

 嵐がデビューした時、タッキーがメンバーにいなかったのに驚いた人がたくさんいた。

 1999年11月。それくらいタッキーはデビューしてもおかしくない状態だった。

 当時120人ほどいたジュニア。

 黄金期といわれ、その中心的存在であるタッキーは絶大な人気を誇っていた。

 その直前に放送されていた『魔女の条件』でのタッキーは同世代だけでなく大人の女性も魅了し、10月にはジュニアだけで東京ドームコンサートを開催していた。

 デビューのタイミングとしては最高だったと思う。

 だけどタッキーはいなかった。

 その人気のためにデビューが遅れてしまったと明かされるのは随分後になる。

 翼くんとデビューしたのは2002年。

 旬を逃してしまったといわれていた。

 

 

 ジュニアが停滞している感じがあったのは2010年代になるかと思う。

 その真っ只中にいたのが、Snow ManSixTONES、TravisJapan、Love-tuneあたりだったのかなと。

 コンサートも精力的に行われていただろうけど、タッキーが『滝沢演舞城』『滝沢歌舞伎』で、光一くんが『SHOCK』シリーズで、ジュニアを起用したりして、ジュニアが表に出る機会を一生懸命作っていた印象がある。

 デビュー組が関わっていると地上波のテレビでニュースとして流れたり、雑誌に掲載されたりしやすいからだ。

 タッキーや光一くんが何かしら地上波の番組に出演するときに、チャンスがあればジュニアを紹介していたことが、よくあったなぁと思い出す。

 だけどタッキーがジュニアの時の黄金期のように、Snow Manをはじめとしたその頃の中心的存在のジュニアはメディアに取り上げられたり、地上波の番組を任されたりする機会は少なかったんだろう。

 そうすると、なかなかデビューの機運が生まれない。

 そうすると、どうしても渦中にいる人間は迷ってしまう。

 モチベーションを保つのに苦労する。

 希望を持てなくなってしまう人もいるだろう。(さっくんが同期がいなくってしまったと言ってたなぁ)

 光一くんが早々にネットの活用を進言していたらしいけれど、それもなかなか受け入れられなかった。

 だからジュニアでいることに疑問や不安を感じる人が多くなっていたのかもしれない。

 ジュニア全体に停滞感が漂っていたのかもしれない。

 それを打破しようとおそらくタッキーが中心となって推進したと思われるジュニアのYouTubeチャンネルが開設されることになった。

 タッキーが中心となったのではと思ったのは、開設後YouTubeのアーティストプロモに選ばれた初の日本人であるSixTONESのプロデュースをタッキーがしていたからだ。

 これはメディアに厳しい統制をしていたジャニーズにとって革命的出来事だった。

 そしてタッキーは自分が社長に就任したとたん自社公式の『ISLAND TV』も開設。より自由にジュニア全員が自ら発信できる場を作った。

 そして、おそらく可能な限りの地上波番組に、タッキーはジュニアを送り込み始めた。

 レギュラーとなれる場合は、もちろんレギュラーとして起用してもらい、ゲストだったとしてもまた次回呼ばれるようにと働きかけたんだろう。

 もちろん出演するジュニアにも発破をかけただろうし、ジュニアだって地上波に出れるとなれば気合いの入りかたも違うだろう。

 そして現在、「デビュー組との差がない」と感じる人がいるくらいジュニアをテレビで見る機会が増えたし、アイドル専門誌以外の雑誌、おもに女性ファッション誌に掲載されることが各段に増えた。ラジオもだ。

 デビュー前でも冠番組や、ジュニアが主演のドラマだって制作されるようになった。

 

 そうすると、なかには「デビューしなくても、これだけ仕事があればいいやって思っちゃうジュニアが出てくるんじゃない?」と思う方もいるだろうし、そういうジュニアが現れる可能性もある。

 だけどタッキーが地上波や雑誌にジュニアが出るようにしているのは、デビューの機運をつかませるのが一番の目的なんじゃないかと思う。(ちなみにラジオは男性ファン獲得の意味合いが強いんじゃないかと思ってる)

 YouTubeや『ISLAND TV』はこちら側が検索して見ないとなかなか見ないものだと思う。偶然見つけるのは難しい印象がある。(私みたいなおばちゃんはネットで決まったものしか見ない傾向があるし、実際公式のジュニアチャンネルとかの存在知らなかったしな。でも多大な人気を得るには、あらゆる世代が“見る”必要があると思う)

 だけどテレビや雑誌は、偶然、たまたま目にする人が現れる可能性がある媒体だ。

 デビューするということは、そういうたまたま目にする人も取り込んでファンを増やしていかないといけない。

 だからデビュー前から多くのメディアに出るようにし、ファンが増える機会を作ってるんだと思う。

 「デビューしてほしい」と思う人を増やしてるんだと思う。

 かつて、自分がそうだったように。(そして彼はその機会を逃してしまったのだけれど)

 それにジュニアが活躍すると、デビュー組にはいい意味で焦りが出ると思う。そうするとデビュー組だって、より頑張るだろう。相乗効果が出るわけだ。

 事務所自体に活気が生まれることになる。

 

 そして、デビュー組とさして変わらない状態のグループが実際にデビューしたとしたら。

 あまり知られていない状態でのデビューより、はるかにインパクトがあるものになると思う。

 メディアに取り上げられる量だって、きっと多いはずだ。(なにわ男子は、まさにその代表例だったんじゃないかな)

 しかもすでに知っている存在だったグループがデビューしたということで歓喜する人も、あまりメディアに出てなくて知られていない場合より、はるかに多くなって、より祝福ムードが沸く。

 ジャニーズでは“デビュー”というものが特別感があるから、そのグループの喜びようも目にすれば、やはりデビューできてよかったと思うだろう。

 その喜びようをたまたまメディアで見て、心動かされる人だっているかもしれない。

 そうすると、誰もが目にできるメディアに出るということは、また取り上げられるということは、やはり重要なのだ。

 

「デビューの瞬間を見れた」

「やっぱりデビューは特別」

「デビューさせてみせると思ってた」

「私たちがデビューさせた」

「デビューへの後押しができた」

「デビューはスタート。また応援しなきゃ」

 そういった感情を持つ人が、ジュニアの時からメディアに出る機会が多いほど、少ない場合よりはるかに増える。

 そうすると、ただデビューするより、強い感情を持って応援することになると思うのだ。

 

 

 

 

 タッキーは、とくにSnow Manをかわいがっていた。

 だからこそ、彼らをなんとしてでもデビューさせたかったんじゃないかなと思う。

 だけどデビューには“機運”が必要だ。

 

 ファンはもちろんいつでもデビューしてほしいと思っているけれど、なんていうか「そう、ここだよね」というポイントが必要な気がする。ファンであればあるほどだ。

 あと世間的にも注目を集めやすい時でなければならない。

 これだけ実績が、そして人気があるからデビューするんですよと、メディアが説明しやすくないといけない。しかも、できるだけ多くの媒体に。

 あと非常に重要だと思うのは運営が強く売り出したいと結束できるかどうかだ。

 グループのために自分は多少犠牲になってもいいと思えるほどの人材が付くかどうか、またお金が使われるかどうか、だ。

 

 

 タッキーはかわいがっているSnow Manに最高のデビューの機運を与えたかったし、さらにはデビューしてからも強い人気を得てほしかった。

 自分が最初に手掛けるデビュー組。

 世間からの注目が高いことは自覚していただろうし、もちろん失敗なんて言われることは許されない。

 だけど当時のタッキーからすると、Snow Manは機運をつかめていないと感じたのかもしれない。

 かといって機運をつかませていると、ますます機運を逃しそうだ。

 ジャニーズ初、日本人初のYouTubeのアーティストプロモに選ばれたSixTONESを、まずデビューさせることも考えただろう。

 だけどSnow ManSixTONESもある意味、機運を逃しきっているとタッキーは思ったのかもしれない。

 2組に爆発的といえるほどの注目度が欲しい、ここ数年にないほどの話題性が欲しい。

 タッキーはそう考えた。

 賛否両論が巻き起こるほどのインパクトがあるものにしなければならない。

 あと、ジャニーさんが前線で仕事ができる時間が残り少なくなってきていると感じていたのかもしれない。SMAPのことも一因になっていただろう。

 だからこそ、現役を辞めた。

 

 そして、タッキーはSnow Manのために、最大のデビューの“機運”を用意することにした。

 

 かわいがっているSnow Manに増員を提案した。

 

 かわいがっていたからこそSnow Manに衝撃の強い“機運”を用意したのだ。

 

 

 事実かどうかわからないけれど、SixTONESSnow Manのデビューのために、単独デビューの機会を犠牲にされたという話もある。

 もしそれが事実なら、SixTONESファンはどう思うだろう。

 Snow Manのことを快く思わず、SixTONESへの応援に熱が入るだろう。デビューを何よりもめでたいものに、そして華々しいものにしようと燃えるに違いない。

 

 もしそういう考えではなかったとしても、同時デビューということは「VS売り」されるということだった。

 それをファンが気にする気にしないはともかく、お互いのグループが目につくことは確か。

 そして中には自分が応援するグループが負けないようにと、単独デビューの場合より、はるかに熱を持って応援する人が出てくる。

 マスコミだって書きやすい。

 

「史上初の同時デビュー!VS売り!」

「タッキー初のプロデュース!」

「ジャニーさんが最後にデビューを決めたグループ!」

 

 同時デビューを決めたのは「最後にジャニーさんがデビューを決めたグループ」という肩書きを、SixTONESだけでなくSnow Manにも与えたいという面もあったかと思う。

 2組にだって、そう伝えることで、よりデビューへの強い気持ちが生まれるだろう。そしてデビューしてからも、その肩書きは糧にも、そして戒めにもなる。

 SixTONESを先にデビューさせれば、SixTONESがそのグループになるかもしれない。

 でもジャニーさんの容体が安定すれば、その肩書きがSnow Manのものになるかもしれない。

 タッキーはどちらかだけにその肩書きを与えるのは良しとしなかった。

 だから同時デビューを考えた一面もあるのでは。

 

 そしてSnow ManSixTONESは20年ぶりに開催されたジュニアが一堂に会するコンサートで、賛否両論を巻き起こしながらデビュー発表する。

 レーベルが違うのに2組の曲が入ったCDにてデビュー。

 デビュー前にもかかわらず、多くのテレビに出演し、雑誌に掲載された。

 しかも基本的には2組で出演して「VS売り」を強調。

  

 

 そしてSnow ManSixTONESはデビューした。

 

 

 そして史上初、レーベルの域を超えて発売されたCDは発売3日目でミリオンを達成する。

 

 これはタッキーが2組のデビューの機運を、賛否両論を巻き起こしながらも高めに高めた結果だったからじゃないか。

 

 その後もこの2組のCD、DVDなどの映像関連作品、雑誌は次々と記録を叩き出すことになる。

 

 

 

 “判官贔屓(ほうがんびいき、はんがんびいき)”という言葉がある。

 不遇の人や弱者や敗者、また才能があるのにチャンスに恵まれない人などに同情し、贔屓してしまうことだ。

 日本人特有だといわれることもある。

 日本人は勝利者や権力者、英雄よりも、不遇の人らのほうに哀愁や親しみを感じ、応援してしまいやすいらしい。

 

 だからSnow ManSixTONESは売れてるのかもしれない。

 

 なかなかデビューさせてもらえなかった。

 やっとデビューが決まったのに同時デビューで「VS売り」された。(SixTONESファンからすれば単独デビューを邪魔されたと思うことがあるかもしれない)

 デビュー発表は他のジュニアがいる場で、心からリアクションを取れるようなムードじゃなかった。(めめちゃんにいたっては、まだ宇宙Sixにも所属している状態だった)

 Snow Manは6人でデビューさせてもらえなかった。(そう思わない人もいるとは思うが、こう思う人もいるかと)

 

 同時デビューや増員などは、一概にマイナス事項というわけではないし、プラスだったと考えることもできる。

 だけど、そうやってマイナスに受け止める人もいるような、感情を揺さぶるような、インパクトをもたらすような状況だった面はあると思う。

 

 そうするとファンは強い感情を持つ。

  

 辛いことをたくさん乗り越えてきたグループやメンバーに対して。

 デビューが「VS売り」という特殊な状態のグループやメンバーに対して。

 

 そういう経験をしてきたんだと知ることで応援したくなり、デビュー後にファンになっていく人も現れてくる。(←私はこのタイプ)

 

 そんな判官贔屓が結実したからこそ、2組は売れたんじゃないか。

 

 タッキーはそう思いやすい日本人の性質も見越していたのかもしれない。

 

 自分の時のように、機運を逃すことはしない。

 いや、機運を作り出してみせる。

 そう思いながら。

 

 ジャニーさんがいなくなったら、ジャニーズはお終いだ。

 スノストにはカッコいい人はいない。

 デビューしたばっかりのくせに年取ってる。

 韓国アイドルよりダンスも歌も劣ってる。

 

 そんな声に静かに怒りながら。

 

 でも、そんなことを言われてると知ると、2組をますます判官贔屓する人が増える可能性がある。

「本当にそうなの?」と疑問を持つ人が出てくる。

 

 そして彼らを見る。

 もちろんその通りだと思う人もいるだろう。

 だけど、「全然、そんなことないじゃん」という人も現れる。

 

 溢れる才能や魅力があるのに、長く恵まれなかった彼らを応援したくなる人も現れる。

 

 タッキーは、彼らがそういう人たちだと知らしめたかったんじゃないだろうか。

 そういう彼らに、強い強いファンと人気を与えたかったんじゃないだろうか。

 

 

 どんなに批判を浴びようとも。

 どんなに自分が嫌われようとも。

 現役を退いてまで。

 

 

 

 静かに、静かに怒りながら。

 

 

 

 

 

 

 

 ちなみに判官というのは、源義経のこと。

 

 

 タッキーが初主演した大河ドラマは『義経』だった。

 

 

 

 

 

顔が傷つけられるということは顔が売れるということ

 

 今思えば、あれがSixTONESYouTubeの日本人初のアーティストプロモに選ばれた時だったんだなと。

 

 市ヶ谷駅だったと思う。

 改札口に上がる階段の両壁にSixTONESひとりひとりの、ほぼ顔がアップのポスターが貼られていた。

 そのうちひとりのメンバーの顔に噛んだガムがつけられて、そして、それを取ろうとした痕が残っていた。

 その時、思った。

 

「ああ、この子たち売れるんだろうな」

 

 

 

 もちろん、ポスターにガムをつけたり落書きしたりすることは許されない。

 よくわからないけれど、公共物を汚したり壊したりしてるので器物損壊罪になるのかなと思うし。

 

 それに単純に性根が良くない。

 いろいろな感情を持ってしての行為だったとしても、犯罪になる可能性があることをしてはいけないからだ。

 あと個人的にはいわゆる不幸になる人に多い行動だと思う。

 

 でも、ともかくポスターにそういうことをされるということは、

・注目度が高い人である

・強く売り出している最中である

・(この場合ガムを付けられるくらい、そしてそれを取ろうとする人がいるくらい)良くも悪くも強い感情を持たせることができる人である

ということだ。

 つまり、多くの人に注目されている人、あるいはされるようになる人だということだ。

 

 人からの関心が高くなければ、そんなことはされない。

 もちろんそういうことをされたメンバーのファンからすれば、「なんてヒドイ!」という行為だし、許されるものではない。

 しかし、残念ながら高い人気を誇る人ほどアンチが出てくるものであり、ある意味それが指標になるかなと思う。(そして、さらに人気が高まるとアンチが減っていく)

 

 

 Snow Manでも3人が加入した時にポスターが傷つけられたことがあったときいた。

 でも、それは前述したように“売れる”前兆である場合が多い。

 それだけSnow Manに、そして傷つけたメンバーに強い感情を持つ人が存在するからだ。

 そのような行動を起こしたいと思うだけの人は、実際に行動を起こす人よりきっと多いわけだから、Snow Manに対して強い感情を持つ人がかなり存在したということになる。

 そして、そんな出来事があったことを知ると、さらに強い感情を持つ人が増える。

「なんてヒドイことをするんだ。されたメンバーを応援しなきゃ」

「気持ちわかる。こんなに不満がある人が多いって運営にもっとわかってほしい」

「気持ちは理解できるけど、そんなことする人と一緒にされたくない」

「こんなことをする人が出ないようにしなきゃ。どうしたらいいんだろう」

「そんなことがあったんだ(⇒Snow Manに関心を持つようになる)」

などなど。

 

 ともかくSnow Manへの感情が一歩、あるいはぐーんと進む人が増えてくるわけだ。

 

 多くの人が目にするところでのポスターなどで、メンバーの顔を汚される、傷つけられるということは、非常に多くの人の感情を揺さぶる。

 

 汚したり傷つけたりする人の目的としては、そのメンバーがこんなに嫌われているんだぞと知らしめる、いなくなればいい、目立たなくなればいい、売れなければいいといったマイナス感情の場合が多いと思うのだが、そんなことをしても意味がない。

 というか、反対に話題になって、その人が注目される。

 汚したり傷つけたりした人の目的とは正反対の事態が発生する。

 そのメンバーのファンがかえって奮起する。

 あなたのことをこんなに好きだよ、応援しているよ、と強く強く発信し出す。

 そうすると、それをたまたま目にする人が増える。

 注目され、認知度が上がる。

 そうすると新たなファンが増える。

 つまり汚したり傷つけたりしていた人の、最も望まない成果が現れるわけだ。

 

 だから、そういうことをされたことがあるメンバーほど「売れる」ことになると思う。

 

 それ以前に、そういうことをされるくらい人の感情を揺さぶる素質や状況を得ているわけだから、それはもう売れる予兆なのだ。

 

 とくにアイドルという職業は特殊だから、誰からも好かれる人が残っていく世界ではない。

 どれだけ人の感情を揺さぶることができるかが大事だと思う。

 それがたとえマイナスの感情であっても、心を揺さぶった時点で、そのアイドルは勝利をつかんだといってもいいと思う。(ただし犯罪やルール違反的なことをしていない場合に限る)

 それくらいでないと強い人気は得られないと思うからだ。

 それだけマイナスの感情を持たせるということは、それだけプラスの感情を持たすこともできるということだからだ。

 

 こういうメンバーがいるグループは売れる。

 

 それがわかりやすいのがCDや映像作品の売り上げかなと思う。

Snow ManSixTONESの売り上げが記録を作っていることを見れば明らかだ。

 

 そして。

 現在のところではあるが、傷つけられたメンバーが最もレギュラーを獲得している。

 

 だから、多くの人が目にする場で顔を汚されたり傷つけられたりしたアイドルは注目株なのだ。

 

 売れるのだ。

 

 

 

 

 

(これを読んでわざとポスターに傷つけたりする人もいないかとは思いますが、念のため。真に負の感情を持ってでの行為じゃないと意味がないのですよ~。そして、その方はなぜか不幸になることが多いです)

 

 

 

岩本照って、とにかくセンスのいい人なんだな

(『関ジャム完全燃SHOW』『オトラクション』『もしも!動画AIランド』のネタバレがあります)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『関ジャム完全燃SHOW』にて『Crazy F-R-E-S-H Beat』の振り付けの凄さを世界的活躍をしていたTAKAHIRO先生が解説してくれた。

 ダンスがさっぱりわからない私が、唯一繰り返し見たダンスMVだ。(ダンスMVといってもいいよね?)

 

『CFB』はいわずもがな、照くんが振り付け。

 TAKAHIRO先生の説明は、腕の動かし方がどうだとか腰の入れ方がどうだとかという説明ではなかったので、ダンスがわからない私でも楽しめた。

 何より照くんがホメられていて、単純に嬉しかった。ウキウキした。

 

『CFB』というのは、TAKAHIRO先生曰く、とても作り込まれているということだったが、多くのファンがSNSで言っていたように、照くんは『CFB』を40分くらいで作ったと言っていた。

 

 TAKAHIRO先生がとても作り込んでいるというものを40分で作り上げられる照くんは、単純にスゴイ人なんだと言ってしまえば、それまで。

 才能がある、センスがあるということで片づけられなくもない。

 でも、いくらセンスがあっても40分で作り上げることは難しいんじゃないかなと個人的には思った。

 

 もちろん、センスがあるから、TAKAHIRO先生に「作り込まれている」といわれるような振り付けを短時間で考えられるんだろう。

 そういう素地はある人なんだと思う。

 

 音楽的センスがあるんだなと感じたのは、以前出演した『オトラクション』という番組で、音符を並べ替えるゲームをしているのを見たときだった。

 選曲もよかったのかもしれないけれど、明らかに他の出演者より少ない回数で音を確認して照くんは正しく音符を並べた。その日出演した人の中では最速だった。(舘様もなかなかの短時間だったのだけれど)

 それを見て、とても少ない回数で、あるいは一発で音を正確に把握する能力が高い人なんだなと思った。

 その音の把握の速さが、ピアノを習っていたというから、その時に培われたものかどうかはわからないけれど、とにかく音を正確に把握する能力が高いんだと思った。

 だからこそ、振り付けができるのかなと思った。

 振り付けって音を把握しないとできないものだと思うから。

 あと、テレビ番組などで生歌唱しても、めったに音を外さない人らしいということも知った。

 そういうところからも、音を正しく把握し、そしてそれを自分で正確に発出できる能力もあるんだなと思った。

 

 同じく『オトラクション』でリズムゲームをしているのを見て、リズム感もあるんだなと思った。

  照くんはそんなにゲームをしている人ではないらしいので、いわゆるリズムゲームでリズム感を鍛えられている人ではないんだろうから、単純にリズム感がある人なんだろう。

  ドローンから逃げきれていたのも、ある意味リズム感がいいからなんじゃないかな。

  ドローンがどういう動きをするのかということを正確に把握できるということは、いろいろな動きのリズムを把握できるからなんじゃないだろうか。

 

  でも、音を正確に把握できて、それを正確に発出できて、正確にリズムに乗れる人なんて、たくさんいると思う。

  でも照くんが素晴らしい振り付けをできるのは、さらにそこに“ショーマンシップがある”からなんだと思う。

 

 ふっかさんが『それスノ』のおいくら企画で手品を披露した時に、KiLaさんに「ショーマンシップがある」と言われていた。

 これはふっかさんに限ってではなくて、Snow Man全員に言えることだと思う。

 これは長年舞台に出ていたSnow Manだからこそ培われたもの。

 毎日、生で、同じものでありながら、その時の空気やタイミングを感じながら演じ、またハプニングなんかに対応してきたSnow Manだからこそ育めたもの。

 そんなショーマンシップがある照くんだからこそ、『CFB』の振り付けを40分で完成させらたんじゃないか。

 

 TAKAHIRO先生が照くんの振り付けは視線誘導術がスゴイと言っていた。それはまさに、見られることを意識してきた、いや視線を集めるにはどうしたらいいかということを試行錯誤し続けてきた彼だからこそのものなんだと思う。

 

 元来の音楽的センス、リズム感の良さなどに加えて、長年のジュニア生活で得た「どうしたら注目してもらえるか」「どうしたらデビューできるか」「どうしたらお客さんを楽しませられるか」という試行錯誤が彼のショーマンシップを育てた。

 それが活きた結果なんじゃないか。

 

 今回のダンスの説明を、いくつもダンスについて語る動画を見てもわからなかった私が楽しめたのは、TAKAHIRO先生がダンスそのものではなく、そのダンスをどう見せているかという“演出”に近い話をしてくれたからだと思う。

 ダンスがうまい人はきっとたくさんいる。説明してくれたTAKAHIRO先生だって、そのひとりだ。

 だけど“ファン”という私たちを意識して、ダンサーではない“アイドル”として魅せていかなければならないSnow Manは、ただダンスや歌がうまいだけではダメなんだろう。

 そこにショーマンシップも要求されてるんだなぁと、しみじみと感じた。

 そして、照くんはそれに立派に応えているんだと思った。

 

 

 あと、ドローンの動きを把握できる照くんは、メンバーの動きのクセを把握するなんて簡単なんだろう。

 それも素晴らしい振り付けをする素地になっている。

「振り付けの時、あまりみんなの前で踊ってみせないようにしてる。個性をなくしちゃうから」と照くんは言う。

 個性を殺していないのに、揃って見える彼らのダンス。(私の気のせいじゃないよね?)

 それも照くんの振り付けのスゴさなんだろうか。

 それとも全員の個性をなくさないような振り付けを最初から考えてるんだろうか。

 それはそれでスゴイ話だけど。

 そして、それに応えるメンバーもスゴイんだろうけど。

 応えてくれるから、照くんもやりがいがあるんだろうけど。

 

 ともかく照くんはセンスがいいんだなぁと、改めて実感させられた番組だった。

 関ジャニ∞先輩方が「安泰だ」って言ってたから、Snow Manはもう安泰らしい。わら。(ジャニーズがって意味だったけど、そうともとれるから)

 

 

 

 

 告白のセンスもなかなかな照くんだけど、料理や時々お洋服のセンスがイマイチなところがあるのも魅力的だよ。

 いや、そういうところがあるからこそ、ステキな振り付けを考えられるのかもね。

 何もかもパーフェクトすぎる人は、心の奥底をえぐるパフォーマンスはできないかもしれないから。

 

 

 

 

 

規模のデカい二次創作なんだと思うことにしようかな

 

 中学生の頃からコミケという存在はなんとなく知っていて、個人で描いたマンガなどを売ったり買ったりしているらしいということは知っていた。

 だけど明確に理解したのは大学生になってからだった。

 きっかけは大学時代の友人の友人が同人活動をしていて、その人に友人とともに売り子をしてほしいと頼まれたことだった。

 その人は地方に住んでいて、幕張での開催のコミケに参加することになったが、普段一緒に活動している人が都合がつかず、手伝ってほしいとのことだった。

 で、手伝ったわけだが。

 その人は某少年マンガ(アニメ化された)の二次創作をしていて、そのジャンルにおいて、いろいろなサークルと交流があり、当日はそのサークルを回らなければならず、私と友人に売り子を頼んだのだった。(ちなみに私はその作品を、マンガでもアニメでも履修していた。だから引き受けたというところもある。が、履修していようがしていまいが売るだけなら関係ないと知るんだが)

 その人がいろいろなサークルをまわって物々交換してくる同人誌を、売り子をしている間チラチラと読ませていただき、そこでやっと同人誌というものがこういうものなんだと理解したのだった。

 本当に儲けが出るサークルはほんのひと握りで、同人誌は基本的にほとんど売れない、本当に好きでないと続けられないと知ったのも、この時だった。

 そこで、そのジャンルの二次創作に触れることとなり、いろいろな愛情?表現があるのだなぁと思った。

「ステキだな」「おもしろいな」「あんまり好きじゃない」「受け入れがたい」「原作をこんな解釈で?!」「いや、もう原作の設定ないやん」などなど。中には「原作者が続編描いた?!」と思うレベルのものまで。

 ともかく、いろんな表現がされていた。

 

 

 

 

 Snow Manが『おそ松さん』を実写映画化するとなって、SNSは大騒ぎになっているわけだが、私は『おそ松さん』を履修していないので、それがどういう感じなのかがわからない。

 なので、そのわからない状態で感じたことを、とりあえず書いておくこととする。

 

  • マンガ、アニメを実写化する時は賛否両論が沸き起こるし、この世のすべての人が賛成する作品はできないし、この世のすべての人が否定する作品もできないということだけはいえると思う。(小説原作の実写化が賛否両論が起きにくいのは、“ビジュアル”が挿絵程度にとどまってることが多いからなんだよな)

 

  • とにかく原作や出演者をないがしろにしていると感じさせてはならないんだよ、制作側!

 

  • インパクトが強く、ともかく話題になってるっぽい。話題性という点では合格点なのかも。あと良くも悪くも「『おそ松さん』実写化されたことあったよねー!」といろいろな立場の人から何年も語り継がれそうな気がする。それって良くも悪くも忘れられないということだから、芸能歴史的には正解なような気もする。

 

 

  • ある意味Snow Manが売れているという事実が具現化された案件。そうじゃなきゃ、どうもただものではないらしい『おそ松さん』という作品の実写化対象として抜擢されない。オリキャラまで作ってるし。

 

  • 「人気あるらしいSnow Manとか『おそ松さん』とか出しとけば、まあまあ興行成績もいけるんじゃね?」という制作側の安直な考えも透けて見えるような見えないような。

 

  • たぶん主題歌歌うから、レーベルさんも儲かるし。(ただ、どんな楽曲出してくるかは楽しみかな。彼ら、いろいろとできる人たちだからね)

 

  • グッズ出るだろうしね。

 

  • この話がどっち側から出たのかと考えた時、ジャニーズ側とは考えにくい……けど、どうなんだろ? 制作側からだとして、この映画を制作するメリットは“儲かるから”が一番だと思うんだよなぁ。コロナでエンタメ業界厳しい時だし、ますます“興行成績”の比重は高いと思うからさ。ということは、やっぱりSnow Manが儲かる対象として認められたということだよね(『おそ松さん』はもう売れるコンテンツとして数年前から認識されてたと思われる)。あと『おそ松さん』にSnow Manをキャスティングしようと思い、それを実現させた制作側の力量は、なかなかのものなのかもしれない。(東宝さんなのかな? 制作のシネバザールさん? はちのじさん?)

 

  • どんな作品にしあげてくるか楽しみでもあり、恐怖でもある。でも、歌舞伎履修済みの人が多いSnow Manファンは受け入れやすい、あるいは「ちゃんと最初から最後までストーリーになってる」って思うかも。それとも「歌舞伎とおんなじ(形式)だね」って思うか。

 

  • ジャニーズ側からの提案だったとして(その提案をした人は、ある意味優秀だと思うな)、そこには舞台中止でファンが荒れたことが関係してるのかなと思う。「ツアーとか舞台の発表じゃないの?」という人もいたけれど、コロナが拡大している状況を考えると、ツアーや舞台を計画したとして中止になる可能性はおおいにある。そうすると、またファンが荒れてSnow Manが傷つくという事態になる。だけど何かしら大きめの発表をしたい運営側としては、こういう話題性のある映画の話を出したかったのかな、と。

(舞台中止とかで騒ぎすぎると、結局、次がなかなか発表されなくなっちゃうんだよな。運営側が二の舞にならないようにと慎重になるから。結局、自分たちファンに返ってくるんだよな)

 

  • でもSnow Manも『おそ松さん』も傷つきかねない作品になりそうですけどね……、と思ってしまうけども。でも、それくらいだから話題になるのか。これで『おそ松さん』ファンの中でSnow Manを知ってくださる方もいるわけで。その反対もあるわけで。好きになるかどうかは別として。

 

  • おそ松さん』がParaviで履修できるようになってると聞き、そうなると『それスノ』を履修される方も現れるかもしれない。……そこにまで及んでるのか。そこまでくると、なんか、かなりお金クサい企画な気もするなぁ。(Paravi契約続けててよかったと思ったり?)

 

  • 双方がお互いのことを知るということになるフックとしては、とても大きいものだと考えると成功してるのかも。まず知ってもらわないと話にならないわけだから。

 

  • “バラエティーの子”向井康二がタイトルにある『おそ松』を演じるのに意図を感じる。

 

  • ラウちゃん、三浦界より難しい役だね!

 

 

 ………なんか、ずいぶんお金くさいなぁ……と感じるけど、これって規模のデカい二次創作なんだなって思えばいいのかなと思った。

 

 二次創作は二次創作する作家が、その作品に対して自由に感じたことを表現するわけだから、今回のこの実写映画もそういうことだなと。

 ただ規模がデカいだけで。

 コミケで同人誌買うのと一緒だなと。

 この二次創作は、原作アニメをどういう風に表現してるのかなって思えばいいんじゃないかな。

  

 そして見たら、いろいろと自由に感じればいいんじゃないかな。

 

 ただそれをSNSで発する時は、良くも悪くも慎重になったほうがいい確率が高い気がするけどもさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あと。

 

 チケット料金は、他の映画と同じく、たぶん大人1800円だよね?