「#我らがリーダー岩本照」
「#宮舘無双」
「#佐久間のオタ芸」
公式のタグをさっくんも自分の「X」でアップしてた。
「音楽の日」のたくさんのグループが参加したダンスバトル。
#いわだてさくがSnow Manの代表として出場するときいて、「大安心♪」と思ってた。
そしたら、やっぱりそうだった。
Snow Manの中でも、とくに身体能力が高く、長く舞台を経験してきた3人だもの。
すごい人たちの中にあったって、絶対、ぜーったい爪痕残すだろうなーって思ってた。
去年の「音楽の日」もラウちゃんがダンスコラボの代表で出てたから見たけれど、私はまーったくダンスのことがわからないので、「スゴイらしい」ということしかわかんなかった。
で、今回も同じようにたくさんのグループが出てきたけど、やっぱり「スゴイらしい」っていうことしかわからなかった。差を感じられないっていうか。
ある程度スゴイ人たちが集まると、上手さっていうか巧みさっていうか技能的な面は、ほんのちょっとの差しかないと思うの。そうなると目が肥えてるとか、知識があるとかじゃないと、どう素晴らしい技能や表現をしているかってわからないんだよね。『それスノ』でラウちゃんがほなつちゃんたちとダンス大会に参加してたけど、私にはどの人も上手いから、何が違うのかわからなかった。
だからSnow Man以外で個人的に楽しめたのは、歌詞に忠実?な動きをしていたDA-iCEさんの『怪物』(YOASOBI)と、シティハンターのキャラのコスプレとしぐさや動きを入れてきてたFANTASTICSさんの『Get Wild』(TM NETWORK)、他のどのグループとも違う動きの新しい学校のリーダーズさんの『恋のダイヤル6700』(フィンガー5)だった。
こういう、ダンスのことがなーんにもわからないおばちゃんに優しくて楽しいダンスだったよ…。
照くんが三代目JSBの小林直己さんと向かいあって踊る時があったけど、その時に『R.Y.U.S.E.I.』と『Share The Love』の動きをして小林さんをリスペクトしてて、そういうとこがステキだなーと思った。これはその前に7/12放送の「それスノ」を見てたからわかったことだけどね。
あとからSNSで知ったけど、BE:FIRSTさんとの対決の時に、さっくんが取ったポーズがBE:FIRSTさんがEDを担当したアニメ『範馬刃牙』に出てくるキャラのやつだったみたいで、そういうリスペクトをするさっくんもステキだなーと思った。
さっくんは1on1という、本当にバチバチ(ケンカ腰くらい?)でするのが正式?なバトルに出てたけど、自分らしさ全開だった。私の知ってるいつものさっくんだったから、あとからSNSでさっくんを知らない方々から「スゴイ」とホメられているのを見て、「あら、マヒしちゃってたわ」と思った。
「そういや、あのコはスゴイ子だったわ」と思い出した。(よろしければ「二刀流どころじゃない佐久間大介」をお読みください。彼のダンスのすごさが広まってほしいという思いを綴っております)
ああいうバチバチするはずの1on1の空気を明るくし、周囲すべてを巻き込みながら盛り上げて、さまざまな技を披露して、笑顔を絶やさなかったことが評価されてたけど、私たちファンにとって、それは「いつものさっくん」だった。だけど、それがとてもすごいことなんだってSNSで知った。
しかも、その対決相手のYORIさん(DA PUMP)がかなりレジェンド級の人だったようで、この人と対決するのは……、この人の後に踊るのは……と思われるほどだったらしい。
そんなバチバチの空気を一変させたこと、そんな名人?の後でも自分らしさ全開で踊ったことが、たくさんの人にホメられてた。もちろん、ダンスそのものが上手い!ってこともたくさん書かれてたけど、ただの技能じゃない、自分の世界に周囲を巻き込んでいくさっくんの表現力と技量の高さがホメられてたのが嬉しかったな。
そしてs**t kingzさんのダンス選抜メンバーに選ばれた舘様。
『それスノ』を視聴した方々、共演した方々には、その舘様のすごさと独自の持つ雰囲気の素晴らしさを知っていただけてたと思うけど、今回のダンスバトルと、この選抜になったことで、めっちゃ世間に見つかってた。
「ラヴィット!」とのギャップに驚いている人も多くて、レギュラーになれて本当によかったと思った。デビューした頃はほとんど発言しないし表情も動かないしで、バラエティに出演するたび「大丈夫かしら」とハラハラしながら視聴してたのがウソのような活躍ぶり。それは間違いなく「ラヴィット!」のおかげだと思うの。
最近は芸人枠に当然のように放り込まれるほどになって、“おもろい”舘様がかなり浸透してきていた。そんな下地ができあがってるところに、あのダンスを披露できたのは、一番の“BREAKOUT”だったんじゃないかな。
知られるのが遅すぎると思わないではないけど、「ラヴィット!」とのギャップがあったことで、ただ知られるのとは違った知られかたをしたというところでは、ある意味最高のタイミングで見つかったといえるのかも。
照くんはすのちゅーぶのダンスプラクティスの時は、ほぼ帽子をかぶってるんだけど、今回のダンスバトルの時もそうだった。
さっくんと舘様という、それぞれ独自のムードを持っている二人と踊ってるせいもあるのかもしれないけど、なんか自我を抑制してるようにも見えちゃったな。ダンスがわからないおばちゃんが何言ってんだって話だけど。
アイドルなんだから、本当は顔を出して“顔”をアピールするのがポピュラーなんじゃないかと思うけど、照くんは肉体の動きそのものを見てほしいからなのか、あえて顔を目立たせないようにしてるのかなーと思った。(すばらしい肉体の持ち主だからね!)
自分の肉体とダンス力に自信があるからこそなんだろうなー。
そこは顔でも踊るさっくんとは対照的。(舘様も顔あり気味だけど)
“だてさく”だけではアクが強すぎるところを、照くんが調整してるというか、基準みたいなものを作ってて、それがあるからこそ“だてさく”の個性あふれまくるダンスがより引き立ったと思うし、照くんの少しもブレない丁寧で美しい動きも際立ったのかなと思ったよ。
“いわだてさく”の『EYE OF THE TIGER』(ロッキー3)は、多くの人が知ってる曲を選んで、親近感を持たせ、それぞれ個性も身長もまったく違うのに、それを感じさせない動きと体感のすごさを見せつけた。
最後のバク転からの腕立て伏せが、リハではせずに一発本番でキメちゃうところとかは、やはりたくさんの舞台をこなしてきた経験があるからこそ。長年の関係性があって、あきれるくらいお互いの体の動きやクセがわかってるからこそ。
そして、観客を楽しませようというショーマンシップは、他のグループよりこなれているなぁと思ったよ。なにしろ、経験が長いからねぇ。
あと、経験が歌とダンスだけじゃないってところも大きいかもしれない。演技やバラエティ、ラジオ……、いろんなことやってるもんね。
そういうすべての積み重ねが、今回のダンスバトルでの賞賛を呼び込んだんだよね。
今まで、3人に対して「もっと知られていいはずだ」っていう意見は少なくなかった。
今回は、それを少しだけ解消してくれたかな。
それともめいっぱいBREAKOUTできたことになるかな?
ともかく、この好機を逃さず、ますます活躍してほしいね。
さあ、Snow Man陣営、どうする?