騙された。
私はこの言葉に騙されていた。
さっくんは“アニメヲタク”と“Snow Man”という職業というか、その二つをメインに活動している人なんだと思っていた。
だって、本人がそう言うんだもん。
だけど違った。
騙された。
さっくんはアニメヲタクだけれど、声優としても立派な仕事をするし、コスプレだって全力だ。
アクロバットはSnow Manの中にいて、「担当」と自称することがあるほど得意だし、ダンスだって、あのSnow Manの中にいて多くの人の目を惹きつける。
歌だって、ラップだって、演技だってやってしまう。動物にだって詳しい。
二刀流どころじゃない。
さっき私が挙げたものを数えるとするならば、6、7つくらいは、あのSnow Manの中にいてズバ抜けているところがあるってことだ。
今、さっくんはアニメヲタクというところをピックアップされていることが多い。
でも、彼の知識はアニメだけにとどまらず、声優、漫画、ゲームにまで及ぶ。(ゲームはちょっと偏りがあるみたいだけど)
また、それらの紹介をするのが上手。私は今、ほとんどアニメもマンガもみていないから確実なことは言えないけど、さっくんのセレクトは、その番組や今の時代のことを考慮しつつも「自分が本当に好きだ」というエッセンスもきちんと入れている。
そこが好感度が高いポイントだ。
しかも、その紹介の仕方が上手だと思う。
その作品に携わっている作者やキャスト、制作会社のことまで考えてるのではという言動もうかがえ、それは彼自身が、違う形であるけれど、エンタメを提供している側の人間だからなんだろうなと思う。
去年、さっくんはSnow Manではなく“声優”として、映画作品に携わった。
それはちゃんと彼が“声優”として、仕事ができることを知らしめて、新しいアイドル像を作っていくんだろうなぁと思わせた。
地方制作ではあったけど、アニメの冠番組も持ったし、さっくんの“アニメヲタク”としての仕事は、これからもどんどん広がっていくんだろう。(動物関連もチラチラ呼ばれてるね)
だけど。
私はさっくん担の方々の多くが、さっくんのダンスに魅了されて担当になっていると思うんだよね。
だけど、さっくんのダンスだけに着目した仕事は、私がファンになってからは特にないような気がするんだけど……。(Eテレでダンス審査をしていたことはあったけどさ)
それとも見逃してる?
さっくんがアニメヲタクとして優秀すぎるため、どうしてもそのダンススキルについて目が向けられてないように思うんだけど、違うかな?
あとメンバーに、振り付けをする照くんや、中居くんの『ダンスな会』に呼ばれちゃうラウちゃんがいるのも、さっくんが“アニメヲタク”としての需要を高めちゃう原因なんだろな。
私はダンスのことはさっぱりわかんないけど、でも多くのさっくん担の方々が、ダンスから入った人が多いことを考えると、そこもピックアップしてほしいんだよね。
そしたらダンスがわからない私に、どれだけさっくんがスゴイかということを伝えてくれる番組とかができると思うんだよなぁ。
そしたら、さっくんが“アニメヲタク”どころではない、才能あふれる人だってことが伝わるわけでしょ?
二刀流どこじゃない人なんだよ!って。
それを手っ取り早くアピールできるのって、ダンスが題材になってるミュージカルとか? (滝沢歌舞伎も、ある意味そうなんだけどさ)
あーでも、これは仕事として来ないと成立しない話か。
こういうお仕事を引き寄せるためにはどうしたらいいのかってことよね~。
あ、さっくんに自己紹介する時、
「アニメヲタク兼Snow Manの佐久間大介でーす! ダンスもめっちゃ踊れまーす!」
って、アピールしてもらえばいいか。
もう“アニメヲタク”ってところは、業界では浸透してきてるだろうから、次は“ダンスアピール”をするネクストステージに入ったらいいんじゃないかな。
そうするとMCの人が「え、踊れるの? じゃ、ちょっとやってみて」ってなりそうじゃない?
そんで、ちょっと見せればいいんだよ。
その後はもう周囲が勝手に「すごいんだね」ってなっていくと思うから。
あとはもう、私たちファンが「Snow Manの佐久間大介、めっちゃ踊れます!」って、あちこちに伝えるしかないね。
ハガキ部はお礼とともに「あと佐久間くん、めっちゃ踊れます」「ちなみに佐久間くん、ダンスもすごいです」とか、追伸するとか。
SNSで定期的に、できればトレンドに入るようにみんなで示し合わせるとか。(おばちゃんはSNSをやってないので、こういうことができるのかどうか、わかんないんだけどさ)
その番組とか雑誌とかのコンセプトに関係なくてもいいんだよ。
番組側も編集部も常に注目されるものを血眼で探してる状態だから、どんなネタも、すぐ使うかはともかくストックはしておきたいもんだからさ。
だから、とにかく、たくさんの人にさっくんが「踊れる」ということを知ってもらうことが大事なんだよね。(「アクロバットできます!」はアクロバットをする機会が増えることでケガにつながりやすくなるから、個人的には避けたい。今はきっとJr.時代の仕事量ではないし、Jr.時代とは責任も違うからね)
とりあえず私たちファンがアピールできる方法としては、そんなとこ?
でも、やっぱり一番の方法は、さっくんに自己紹介で「踊れます!」って言ってもらうことだと思うんだよね。
彼はエゴサしてるっぽいし、みんな、さっくんに「ダンスできるアピールしろ!」って伝えよ~。
その時、どれだけさっくんのダンスに魅了されたかという言葉を付けるのを忘れずにね。
ただ踊れるってことだけをアピールしなさいって言っても、他にダンスが得意とするメンバーがいるから、さっくんは自分をアピールしないと思うんだよな。
だから今、これだけさっくんのダンスに魅了されている人がいるのに、そこがピックアップされないんだと思う。
だから、どれだけあなたのダンスを見たいと思うかってことを伝えるのがポイント。
そうしないと、彼は動かないと思うんだよな………。
でも、さっくんのダンスを世間に知らせないなんて、とても勿体ないことなんでしょ?