『SUMMER SONIC BANGKOK 2025』の様子がSNSに流れてくるけれど、観客はほとんど日本人だったのかな?
実際どうだったのかはわからないからなんとも言えないけど、もし日本人がほとんどだったら、海外でライブやる意味ある?……と思ってしまう。
海外公演ってその国の人に知ってもらうためにやるのが最大の目的なんじゃないかと思うんだけど違うのかな?
まあ、海外でライブをやったことがあるよって実績を作っていくことが大切な面もあるんだろうけどね。どこかの国でライブやろうとする時に、その国のプロモーターとかに「この国でもやりましたし、この国でもやってます!」ってアピールできるからね。
あと日本人だらけだったとしても、その国への経済効果があるから、呼ぶと儲けさせてくれるグループですよって言えるっていうメリットはあるか。
ただ現地の新規ファン獲得につながるか……ってところは、やっぱり疑問が残るところだけど。
5人体制のKing&Princeが2人体制になってしまった時によく耳にしたのが、「世界進出をさせてもらえなかった」ということ。もちろん、こんな簡単な言葉で説明がつく話ではないだろうけど、「世界進出」が何かしらのキーになっていたのは確かだと思う。
前社長は世界に通じるグループを作りたいと思っていたようだし、6人体制でデビューしたキンプリが「世界進出」を掲げていたというし、旧事務所時代のときから「世界進出」するグループを作りたいというという会社の考えはあったのかな?
その「世界進出」をどうやっていくのかについて、旧事務所も現会社も明確な道筋はないんだろう。
Travis Japanが海外レーベルでデビューしているから、「世界進出」していると言えるのかな?そうするとこのTravis Japanのやりかたが「世界進出」の仕方のひとつのモデルとなるのかな?
そうすると、日本でデビューしちゃってるグループにはこのやりかたは使えないってことになる???
Snow Manが明らかに「世界進出」を目指していると感じるのは、今回の『SUMMER SONIC BANGKOK 2025』の出演もそうだけど、ソウル、台北、バンコクで開催される『1stPOP-UP』が決定したこと。ディズニー+での配信もそうだけど、より具体的なアクションだから、きっとこのいずれ3か国でライブするだろうな。
本当はすぐにでも開催したいのかもしれないけど、全員揃うスケジュールがなかなか取れないから、とりあえずはPOP-UPという形式にしたんだろう。あと、ここでの反応で、どれくらいの規模でライブをするか決めるつもりもあるのかな。
でも先にも書いたけど、このPOP-UPにも現地の人じゃなくて日本のファンが殺到すると思うんだけど、そこはどう考えてるんだろう?
これも「そういうことを開催できました!」っていう実績作りのひとつなのかな?
まあ、あとやっぱり経済効果があるだろうしね。
それと照くん、舘様、さっくんで上海に行っていたのも、ただすのちゅーぶを撮影に行っただけとは思えないんだけど、どうなんだろう?(それとも、ご褒美?)
Snow Manは今、日本で一番CDを売り上げているグループで、所属会社からしても一番の稼ぎ頭。だから会社が「世界で活躍する日本のグループ」を作りたいと考えているなら、まさしくSnow Manをそのグループにしようと考えるだろう。
(ラウちゃんがモデル、めめちゃんがフェンディやモトローラ、康二くんがコブラプーマゴルフ、しょっぴーがスワロフスキーと世界的ブランドと関わってるしね)
でも、そもそもデビューライブでアジアツアー(バンコク、シンガポール、ジャカルタ、台北)しようとしてたから、もともと世界を考えていたグループなんだといえば、今のこの「世界進出」のアクションは自然な流れなのかもしれない。
もしかしたらアジアで人気を獲得しようと考えてたのかな?日本でこんなに人気が出ると思ってなかったのかもね。
ラウちゃんが「デビューしても売れないっていっぱい言われた」(←ニュアンス)って言ってたから、旧事務所が日本ではなく、まずアジアで売ろうっていう方針を出してたのかもね。そこに韓国が入ってないところからも、当時のSnow Manへの期待値は低かったのかなーと思わされる。(その扱いが彼らをより奮起させ、今の人気の獲得につながっているのかも)
他にもアジアを狙った理由としては『滝沢歌舞伎』がシンガポール公演をしていたことも大きかったんじゃないかな。『滝沢歌舞伎』という外国人にアピールしやすいコンテンツに出演しているグループっていうことで売っていこうっていう考えもあったのかも。
でも、コロナが落ち着き、国内での人気が想像以上に高くなって、改めて「世界進出」をしようということになった。
アジアをまず目指しているのは、アジアツアーを告知しておきながら実施できなかったリベンジっていう意味もあるだろうけど、康二くんの存在が大きいからだと思う。
デビューライブにバンコクが入っていたのは、タイとのハーフの康二くんがいたということも理由のひとつだったんじゃないかな。
現地の言葉を話せるというのは、その国に進出するにあたって重要だから。
しかも今回はデビュー時と違って、康二くんは現地のドラマに出演してタイ語に磨きをかけた。そのうえでの今回のフェス参加は、デビュー時よりずっと影響力が強いはず。
実際に活躍していたようだから、本当にタイでの人気につながってほしいと思う。
(日本人のマナーが悪かったという現地の声もあるようで、康二くんの頑張りが水の泡にならないことを祈るが……)
しかし日本人が各地に殺到するのは経済的にはいいかもしれないけど、「世界進出」の観点からみるとどうなんだろう……。
日本人が殺到するのは国内でのライブの当選確率が低くて、なかなか生で姿を見れないってこともあるんだろうな。彼らも頑張って映画館でライブビューイングとか配信とかしてくれてるけど、生ではないもんねぇ。
今回のフェスやPOP-UPで、どれだけ現地の人が来るのかとかチェックしてるんだろうな。そのうえで、これからどうするか考えると思う。
もっと現地の人を取り込むようにしていくんじゃないかなとは思うけどね。
さて「世界進出」どうなっていくかな?