もし、あるファンがSnow Manのメンバーの彼女になったらと想像してみよう。
(実際にあなたが彼女さんだったとしても、まあ、おつきあいくださいな)
私は適度に社交的だし、仕事(勉強)だってちゃんとこなすがんばりや。
おしゃれの手抜きもしないし、いろいろなことをチェックして常識もしっかりある。
職場(クラス)で人望もしっかりあるよ。
友達もたくさんいるの。友達からすると私の言うことって、納得できることばっかなんだって。説得力あるっていつもホメられる♪
こんな私に彼がいなくないわけないのよ。
私ね、彼のことをよーくわかってるんだ。
だって、ずっと彼のことを見つめてきたからね。
彼は優しくて、私の言うことならなんでもきいてくれるから、私はとっても幸せ♪
いつどんな時でも、私を100%、いや120%の力で楽しませてくれるの。
仕事もできて、カッコよくて、すごく稼いでるから、欲しいものは何でも買ってくれるんだ。
デート場所もいつも私が行きたいところで、しかもそこで最高のおもてなしをしてくれるの。
もちろん私だって彼のためにいろいろと自分の時間を潰してやってあげるし、プレゼントを買ったりもするから、そうしてもらって当然だよね。
そういう男でいてくれないとつきあえない。
それにね、私がちょっとでも「イマイチ」とか「イヤ」って思ったことは、もう2度とやらないんだよ。エライよね。
この間、お世話になった同僚の人にお礼の花をプレゼントしてたんだけど、それが私の好きな花で作った花束だったの。
「ヒドイ!私の好きな花をプレゼントするなんて!」って怒って、しばらく口きかなかったんだ。だってヒドイと思わない?私がその花が好きって知ってるのに、その花で作った花束贈るなんてさ。
私のこと考えてくれてないよね。たとえそれが彼がとてもお世話になった人だとしても許せない!花なんて他にも種類あるんだしさ。
どうしても渡さなきゃいけないんなら、まず彼女である私にそれよりおっきくて私好みの花束をプレゼントしてから、他の女に渡すべきじゃない?そもそも渡すのが気にくわないけど、私やさしいから、そうしてくれたら許してあげる。
でも、この前はそうしてくれなかったから怒ったの。彼女を優先しないなんてありえないって。
私のことを考えないなんて信じられないって。
あと、つまらないデートした時も注意した。
時間の都合とか予算とか彼の体調とかあるかもしれないけど、私とのデートなんだから最優先にして最高のものを用意するのが当然でしょってハナシ。
私だって彼のために時間作って、お金つかって、めっちゃがんばっておしゃれして会いに行ってるのにさ。
それなのに私のことちっとも考えてないような、まったく楽しくないデートされたら、頭にくるのが当たり前じゃない?
それがウケると思ってることもサムいし。
あと、私好みじゃない髪型とかファッションするのもありえない。
仕事でしかたないって時もあるけど、何が似合うか私がちゃんと言ってあげてるのに、それにしないなんて、私のこと好きじゃないの?って思っちゃう。
私が苦手な人と仲良くするのもイヤ。友達だからしかたない、職場が同じだからしかたないとか言わないで、必要最低限のつきあいにしてよ。
だって、その人と一緒にいると、くだらないことばっかり言ってつまらないんだもん。
つまらないならまだいいけど、笑えない言動もするから大嫌い。
その人との関係切ってくれないかな。
友達だったら切れるでしょ?
職場が同じだから無理?追い出せない?もっとあなたには他にいい職場あるよってすすめたらいいんじゃない?
その人を相手にする時間があったら、私の相手をしてよって感じ。
こんだけ言ったんだから、わかってくれたよね?
それでも今度その人とゴハン行くとかなったら、もう交際するのやめるよ?
それでもいいの?
あと他の人との予定を優先するのも考えられない、信じられない。
私という彼女がいながら、よくそんなことできるよね。
「ごめん、予定があるから会えない」とかありえない。
友達にきいても「それは彼が悪い」って言ってたよ?
彼女がいたら、彼女を優先するのが当然でしょ。
だって、誰よりも彼のことを好きで彼のことを考えてるのは私なんだもん。
あとミスしたり、まちがったことしたりした時は、ビシッと注意してあげるの。
私、常識あるからさ。
私の言葉に説得力があるのは、私が世間をよくわかってて、常識があって、的確なアドバイスができるから。
だから彼のためを思って、きっちりと注意してあげるんだ。
私ってエラくない?
彼のためにそんなことまで言ってあげるんだよ。
こんな私が彼女なんだから、私を一番にするのが当然でしょ?
だって私、あなたのこと大好きで、あなたのためを思って言ってあげてるんだから。
あなたが幸せになることだけ言ってるんだよ?
だから私を誰よりも大切にして、優先してよね!
………彼はこんな彼女のこと、いつまで好きでいるかなぁ。
そもそも、“彼女”といえるかなぁ。