『それスノ』がゴールデンに。
それにともない、いろいろな意見がSNSであふれました。
①ドッキリのしかたについて。
②最近の企画がつまらないことについて。
とくにこの二つが取り上げられた印象があります。
ドッキリのしかたについては、今までのようにAMEMIYAさんなどにお願いできなかったのかという意見もありましたが、おそらく週刊誌にすっぱ抜かれてしまってたので、それに対する苦肉の策で、ああなったんだと思います。
スタッフだって、ゴールデン進出という大変喜ばしいニュースを、今まで以上に大々的な方法でSnow Manに伝えたかったと思います。
でも、それが週刊誌に掲載されたことで時間をかけて準備できなくなってしまった。
それでも、なんとかならないかと考えられた案だったのではないでしょうか。
そして、かなり無理を言って、9人に集まってもらったんでしょう。
「直接話したかった」とスタッフが言った時点で、ラウちゃんはすべてを悟っていたようでしたね。(カメラ探してましたね)
お兄ちゃんたちは、基本的に“疑う”という機能が装填されていないので、あのように素直な反応になりました。またスタッフを信頼しているから、とも言えます。
あのやりかたはひどいという意見もありましたが、個人的にはSnow Manの誠実さと『それスノ』スタッフとが、どれだけ信頼関係があるかということを見せつけられたなと思いました。
スタッフはSnow Manがどれだけすばらしい人物かということを知っています。だから、あえてあのようなドッキリを仕掛けたんだと思います。(もちろん準備する時間がなかったというのも大きな要因だったでしょう。しかも彼らのスケジュールも過密だったと思われます)
そしてスタッフの思惑通り、彼らがどれだけすばらしい人格を持っているかということが垣間見れました。そしてラウちゃんは早い段階で悟っていたようですが、スタッフの意図を組んで黙って見守って、そしてベストなタイミングで発言をして「悟っている自分」の役割を全うしていました。
そして、Snow Manが『それスノ』という番組と、それに関わるスタッフをいかに大切に思ってるかということもわかる内容になってました。
この番組がParaviで配信され始めたとき、Snow Manはすぐに8人で番組を続けなければならなくなりました。その間も、『それスノ』だけがSnow Manが9人であることを感じさせてくれる演出をしてくれてました。
そんな番組のスタッフが、Snow Manのことを大切に考えてないわけがないと思います。
しかし、『それスノ』は今や地上波で放送されている番組です。
4月からはゴールデンタイム、全国で放送されることが決まりました。
地上波とParaviの大きな違いはスポンサーでしょう。
地上波の番組はスポンサーがつかないと放送が続けられません。
これが番組スタッフの考えだけで番組を作ることができない原因になります。
どうしてもスポンサーに配慮した内容になってしまいます。
これはテレビ業界全体の問題だと思うので、『それスノ』だけが特別ということではないでしょう。
ともかくスポンサーがいないと番組は続きません。
そうすると、どうしても番組を続けるためにはスポンサーが必要なのです。
そう考えるとスポンサーはいくらいていただいてもいいんだと思うのですが、同じ業種の企業さんは競合してしまうので、1社とかになってしまうんでしょうね。
でも、このご時世ですから、いつなんどきスポンサーがいなくなってしまうかわからない状態です。
ロゴクイズは企業さんが関わってくる内容です。
ロゴクイズがキッカケで、『それスノ』のスポンサーになってくださる企業さんがいるかもしれません。
もしかしたら、「ウチをクイズにしていただけないか」と言ってくださった企業さんがあったかもしれません。
そのようにお願いされている企業さんのクイズを放送しないなんてことは到底できない、ということはわかりますよね?
ロゴクイズが数回放送されるのは、そのように企業さんから依頼があったからかもしれません。
繰り返しますが、将来スポンサーになってくださる可能性がある企業さんから依頼があるのに、放送しないなんてことは『それスノ』という地上波番組にはできないでしょう。
すぐにはスポンサーになってくれなかったとしても、将来、もしかしたら『それスノ』が資金的にピンチになった時に、「あの時ロゴクイズに出してくれたから」といってスポンサーになってくださる企業さんが現れるかもしれません。
何がご縁になるかわからないわけです。
現在のテレビ番組の仕組みは、残念ながら、そのようにスポンサーになってくださる可能性がある企業さんを大切にしないといけない状態なのです。
もしかしたらロゴクイズがあるのは、『それスノ』スタッフが、『それスノ』が続くように必死にスポンサーを獲得しようとしているからなのかもしれません。
それなのに自社が出演している時の放送を「つまらない」と言うファンがいることを知ったら、企業さんはどう思うでしょうか。
いい気分にはならないことは確かかなと思います。
『それスノ』のスポンサーにならないでおこうと思われてもしかたないでしょう。
でも視聴者が「つまらない」と思うこともしかたのないことです。
でも「スタッフを総入れ替えしろ」とか、ラウちゃんの“すの日常”を読んで「Snow Manに尻ぬぐいをさせるようなことをするな」とか言うのはいかがなものでしょう。
そのようなことを言うファン(はたして、こうなるとファンといえるのかどうか)こそが、Snow Manに尻ぬぐいをさせているようにしか個人的には思えません。
きっと今回のSNSによって、Snow Manが『それスノ』スタッフに対して、何かしら対応しているのは想像にかたくありません。まさにそのようなファンの尻ぬぐいをしていることでしょう。
いえ、自分たちが悪いから「つまらない」と言われてしまうんだと自分たちを責めている可能性も、Snow Manならありえます。
今回のドッキリについても、これからSnow Manは自分たちの思うがままに反応できなくなったでしょうね。
『それスノ』スタッフを守るために、ファンに気を使った反応をするようになってしまうでしょう。
こうやって私たちファンが、彼らをがんじからめにしていくんでしょうね。
そして、ますます番組をつまらなくしていく………。
よってゴールデン進出は個人的にはさほど嬉しくないです。
ゴールデンはより視聴率のことを言われますし、スポンサーを獲得していかなくてはならないからです。
Snow Manにもスタッフにも、今まで以上のプレッシャーがかかることは明らかだからです。
今のSnow Manの勢いならスポンサー獲得は大丈夫だと思う反面、その状態を何年も何年も維持できるか、また企業の業績も関わってくる話なので、絶対安泰ということはいえません。
それにゴールデンという色眼鏡で番組を見るファンが増えるでしょうから、「ゴールデンでこの内容!?」と批判も増えるでしょうしね。
今の『それスノ』に対するSNSでの反応を見ていると、ファンも、『それスノ』スタッフも、そしてSnow Manも嫌な思いをするだけなんじゃないかと思っています。
Snow Manのファンであるというならば、自分の「つまらない」という感情だけでSNSを発信してはいけないと思います。
「つまらない」と言われて、Snow Manもスタッフも嬉しくなるわけないということはわかりますよね?
それに、そんな番組にスポンサーがつくでしょうかね?
すると、番組はどうなるでしょうかね?
「つまらない」と相手がマイナスな気分になることを伝えるなら、相手が納得できるような理由やフォローも加えるようにすべきだと思います。
番組が続いてほしいと思うならば。
Snow Manのファンであるというならば、ね。