あのSnow Manのこと綴らせて下さい

アイドルグループSnow Manのことを綴ります

コロナ禍の中で推すということ

 

 

 思えば彼らはデビュー直後から、コロナの世界を過ごしているわけだ。

 

 コロナが日本で最初に確認されたのは、彼らのデビューした2020年1月。

 

 2月からジワジワと感染者が増え、4月には最初の緊急事態宣言が発令。

 

 そのせいでデビューライブは延期→中止→オンラインとなってしまった。

 

 デビューCDの『D.D.』の特典?だったハイタッチ会も延期→2年越しに生配信に変更→それもメンバーのコロナ感染で延期。

 

 冠番組がパラビで配信が決定も、ロケに行くことができず。→でもいろいろな企画で楽しませてくれた。

 

 YouTubeやラジオも電話やオンラインを活用して楽しませてくれた。

 

 毎年公演していた滝沢歌舞伎も緊急事態宣言を受けて中止→でもその年の12月映画化して上映。

 

 デビュー年に紅白出場決定という快挙を成したが、メンバーのコロナ感染で辞退。

 

 翌年の滝沢歌舞伎は上演も、一部の公演が緊急事態宣言を受けて中止→これがかなり物議を醸すことになった。

 

 10月からは観客を入れてのライブツアーを開催→無事に完走。

 

 昨年辞退した紅白歌合戦にも出場。

 

 今年3月には『おそ松さん』に全員出演。主題歌『ブラザービート』をひっさげ、いろいろな番組に出演。映画の舞台挨拶などもこなした。

 

 今年の滝沢歌舞伎は無事に完走。

 

『モエカレはオレンジ色』に照くんが主演。この映画のPR、また主題歌の『オレンジkiss』の発売のプロモ期間スタート直前に、照くんとさっくんがコロナ感染→音楽番組出演や生配信は7人で対応することに。

 

 

 こうして振り返ると、無事に完走できたのが、デビュー年のオンラインライブ、『滝沢歌舞伎ZERO 2020 The Movie』関連、去年のライブツアーと『おそ松さん』関連、今年の滝沢歌舞伎…かな。(個々のお仕事は、また別として)

 ともかく、毎年どうしてもコロナの影響を受けてしまっている。

 

 

 つまりコロナが完全に収束するまでは、いつ中止や延期になるかわからないということを覚悟して、Snow Manを推さないといけないんだということをつくづく感じた。

 

 今回『オレンジkiss』に関わることは出演を辞退するのではなく、7人で乗り切っていくという選択をしたわけだけど、これは番組側などに迷惑をかけない意味もあるし、自分たちがPRするチャンスを逃さないという意味もある。

 もちろんメンバーの初の主演映画を盛り上げたいという意味もあるだろう。

 

 でも一番感じたのは、これからは感染していないメンバーで乗り切っていくという方向性が示されたということ。

 

 そうしないと「中止・延期」ばかりになってしまうからだよね。

 

 それが、なかなか収束しないコロナ禍の中で、これからも活動していかなければならない彼らの方針なんだなと思った。

 

 でも、これもまた状況によっては変更になるかもしれない。

 

 結局、それくらいエンタメには厳しい状態だってことだ。

 

 Snow Manはギリギリで戦ってくれてるってことだ。

 

 

 感染していないメンバーで活動することに賛否が出るのは当然で、メンバー全員ではないものは見たくないという人がいるのも当然のこと。それなら出演しないでほしい。そういう感情を持ってしまうことはしかたない。

 

 そういう感情を持ってしまう可能性があること。

 それを認識しながら、推していかないといけないということ。

 ただ好きでいたいだけなのに、強く感情を揺さぶられ、覚悟を迫られるようなことが何回も起きる可能性があること。

 

 それがコロナ禍の中で推すということだ。

 

「嫌だ」「辛い」「苦しい」「残念だ」と思うことが、何回も起きる恐れがあるってことだ。

 

 

 そこで、どうするか、だ。

 

 

 嫌だ、辛い、苦しいとわめいてもいいだろう。

 なんでこんな目に遭うのと泣きまくってもいいだろう。

 しかたないとあきらめてもいいだろう。

 こんなに辛い思いをするのは耐えられないと推すことをやめてもいいだろう。

 コロナ禍が終わってから推し直したっていいだろう。

 どんなに残念なことがあっても推して推して推しまくってやると誓ってもいいだろう。

 どんなことがあっても、ただただ彼らのファンでいると決めてもいいだろう。

 

 どんな選択をしたって、しかたない。

 どんな選択をしたっていい。

 

 

 残念だけど、コロナは彼らのせいでもないし、自分のせいでもないんだから。

 

 

 

 ただ私は、何人であろうとファンの前に立ち、楽しませようとしてくれる彼らがいる限り、感情はどうあれ、ファンでありたい続けたいと思うよ。

 

 

 それだけだよ。