(YouTube『Snow Manの2022年を占う!』のネタバレがあります)
YouTube『Snow Manの2022年を占う!』にてメンバーの運勢ランキングが発表された。
こう言ってはなんだが。
知人の言葉を借りれば、占いのランキングは意味がないそう。
エンタメとして楽しむようにしたほうがいいとのこと。
それなりの年月を生きているので、占いにそれなりに詳しい人が知人にいたりするのだが(占い師ではない。趣味らしい)、その人曰く、人の運勢を見るのは簡単ではないそうだ。
(だから占い師になるほど、詳しくなれないと知人は言う。占い師として活動している人はたくさんいるが、占いはとても奥深いところがあるから、あまり詳しくない状態でやってる人もいるんじゃないかなと言っていた。「そんなんで占い師ができるの?」ときいたら、「話術ってとこもあるよ」と言っていた。コワ~)
姓名判断でひどいことを言われた学生時代、本当にそうなのかと調べたら、いろいろな流派というか判断の仕方があって、占い師によっては違う結果が出ることを知った身としては、YouTubeに登場したたったひとりの占い師の言葉を完全に信じる必要はないかなと思う。(よろしければ拙速の記事『ふっかさんorフッカさん』を読んでいただければ)
とくにあのYouTubeに登場した占い師さんは、エンタメ要素が強いのかなと思った。「ふざけてますよね?!」というツッコミをしたくなるような占い師じゃないと、YouTubeのチャンネルとしてはおもしろくないからかな、と。(島田秀平さんが手相でKY線とか独自のネーミングをつけているが、伝統的な面を重んじる占い師の中には「そんな言い方しない」と反発もあるらしい。どのジャンルも新旧の軋轢はあるもんなんだね)
もしくは当たりすぎる占い師がいいんだろうけど、それこそマジでシャレにならんみたいな結果が出た時に困るから、YouTubeという媒体においては、ああいう感じの占い師さんが適切ではあると思う。
1位だった舘様はいいとして、最下位だったさっくんが本当に運勢が悪いのかという話になるが、知人曰く「そのグループでは最下位かもしれないけど、ジャニーズ全体とか、日本国民全体とかで見たらわかんないよ。ジャニーズ全体で見てSnow Manが1位から9位まで独占してたら、運勢が悪いとは言えないんじゃない?」とのこと。
確かに。
「だから世界とは言わないけど、せめて日本国民全部を調べてランキングしないと、本当のランキングとはいえないんじゃないかな」とのことだった。
確かに。
「で、そんなことは不可能だから、テレビとかでやってるランキングなんて意味がないのよ。その人の運勢が2022年、どういう運勢かってことしかわからない。佐久間くんはひとつ夢が叶うと言われてたんでしょ?そのひとつの夢が本人にとって、ものすごく嬉しいことだったら、もし他に不幸なことがあったとしても、佐久間くんは『いい年だった!』って言うかもしれない。本人がどう感じるかがポイントだから、その年の運勢がどうこうって言うより、結局その人の性質がもの言うかな。10億円当たったとしても、その人がそれを嬉しいと思わなければ幸運なこととは言えないからね」
だそうだ。
「詳しくないから」と嫌がる知人に、それでもムリムリさっくんのことを見てもらった。
ちなみに知人はいわゆる星占い、西洋占星術というやつしかわからないそうだ。
Snow Manを占っていた占い師は、その西洋占星術と四柱推命の2つの占いを組み合わせて見てるらしい。
「だから占いって一口に言っても、私みたいに占星術しか見れない場合もあるし、その占い師みたいに2つの占いを組み合わせて見てる場合もあるし、独自の方法で見てる占い師もいるし、いろいろいるの。どれが正しいかなんてわからないから、いっぱい占い方法があるんだろうしね。それに組み合わせが多い占い師ほどいいってわけでもないからね。ひとつの占いじゃ当たらないから、いろんな占いを組み合わせて見てる人もいるから。学校の先生もいろいろいるでしょ。それと一緒」
だそうだ。
「あと西洋占星術は、例えば蟹座ってことだけで、よく毎日の占いとかでランキング出されてるけど、個人を見るときは、もっともっとたくさんの星を使って見るから、同じ蟹座でも、それこそ1位の蟹座もいれば12位の蟹座も出てくるよ」
だそうだ。
とにかく、個人のことを占うのは簡単じゃないらしい。
で、なんだかんだ頼んで見てもらうと、西洋占星術は出生時間がわからないと正確なことはわからないらしい。
だから、「だいたい」ということを踏まえてほしいそう。
ちなみに、知人はSnow Manをほとんど知らない。
そんな知人がさっくんを占ったところ。
・ものすごく強烈なホロスコープの持ち主。自分というものが確立しきってる。
・だから、あまりその年の運勢とかに左右されなさそう。“自分”がしっかりあるから。
・もともと持ってる仕事運がそんなに良くないから、仕事を仕事と思わないような仕事だといいんじゃないか。
・印象が強烈だから、ニガテとされることも多いし、すごく好かれることも多い。(「他のメンバー見てないからわからないけど、こんなに強烈なホロスコープはなかなか無いことを考えると、この人センターなの?」ときかれた。違うと言ったら、「あ、クセが強いから、ジャニーズのセンターは難しいのか…」と言っていた。ジャニーズじゃないところだったら、センターだったんじゃないかなと言っていた。また、ジャニーズではない、趣味とかの延長線にある仕事だったら、もっと早く世に出ていたんじゃないか、とも)
・周囲への影響力が強い。彼が発言したことや起こしたアクションに、みんな引っ張られる。それが良い時もあれば悪い時もある。
・ものすごい直感型。論理的な説明は全くできない。だから、いわゆる会社員向きじゃない。
・ものすごい不思議ちゃんの要素と、ものすごい現実主義なところが混在していてワケわかんない人。
・恋人や奥さんの影響をとても強く受けるから、本当によく吟味してお相手選びしたほうがいい。「だけど、直感型だからなぁ……」と言っていた。
・ルールや礼儀に厳しいけど、間違って覚えてたりしてて恥かくことがある。
・2022年については、5~10月は確かに良くないかもだけど、それ以外の期間はむしろ良いそう。
2022年は西洋占星術的には、星の動きが複雑で、何座が一番いいとかは言いにくいそうだ。
「だから、どの星座が一番良いとか悪いとかはないし、ホロスコープはたくさんの星とかを使って見るから、あくまで個人の運勢を見ないと意味がない。蟹座の人なんて世界で何万人もいるのに、その蟹座の人全員が同じ運勢のわけがないでしょ。だから、個人の運勢を見ないと意味がないの。だから、自分の本当の運勢を知りたかったら、個人的に占ってもらわないと」
だそうだ。
姓名判断された時も思ったが、たった一人の占い師の判断なんて、絶対的なもんじゃない。ましてYouTubeやテレビはエンタメだから、おもしろくしようとしてるところがある。それを理解しつつ、占いってものを楽しんだり、参考にしたりするべきと、知人に改めて言われた。
それはそうとして、占い師ではないけど、ちょっと知識がある知人が見たところによると、2022年のさっくんの運勢はさほど悪いわけじゃないらしい。
それに、その年の運気とかに左右されにくいくらい強烈なホロスコープらしいから、さっくんはそのままでいればいいんじゃないだろうか。
確かに自分ってものが確立しきってる人って感じだもんな。
あの個性派集団Snow Manの中にあっても、ダントツといっていいくらいだもんな。
仕事が遊びの延長っていうか、趣味の延長になっているようにも思うし。
でも仕事運良くない人なんだ。意外な気がするけど、なかなかデビューできなかったというところが、仕事運が良くないってことなのかな?
でも、グループだから、全員の仕事運を見ないとグループの仕事運はわからないよね?
そこをきいてみると、「そりゃ、全員の仕事運と、全員の相性を見ないと判断できない」そうだ。「9人いるんでしょ?9人×9人分の相性見るなんて、数が多すぎて面倒だから嫌だ」と言われてしまい、見てもらうことはできなかった。
「仕事運が良い人だったとしても相性の悪い人と仕事をしていたらうまくいかなくなるし、仕事運が良くない人だったとしても相性の良い人と仕事をしたらうまくいくこともあるし、持っている運勢が良いからって油断できないところもあるし、悪いからってあきらめることもないのよ。これは恋愛や結婚も同じ。だから相性が重要かな」とのことなので、Snow Manの中にさっくんにとって仕事運を良くしてくれる相性の人がいるのかもしれない。もしかしたら、全員と相性が良いのかもしれないしね。
知人にいつも言われるが、占いと言ってもいろいろな種類があるし、同じ西洋占星術を使っていたとしても占い師によって違うことを言う場合があるし、テレビはエンタメ要素が強いことが多いし、編集のせいで占い師が意図していない内容になっている場合もあるかもしれないから、あくまでエンタメとして受け取ったほうがいいそう。
「だから、私が言ったこともエンタメとして受け取ってよ。佐久間くんとやらが絶対にそういう人だということではないから。出生時間わかんないし」
とクギ刺された。
メディアでの占いはエンタメ。
こちらが気にかかるようなことを言われたとしても、たったひとりの占い師の判断なんだし、他の占い師はまったく真逆のことを言うかもしれない。
そういう前提があることを意識しながら、占いのランキングは楽しむべきなんだな。
というか、ランキングはあまり意味がないんだった。
せめて日本国民全員の運勢を見て判断したものでないと。
人生なんて、良い時も悪い時もあるのが当然。
だから毎年占ってもらえば、その年によって言われることは違うだろう。
Snow Manはそれぞれ違う人間なんだから、運勢もそれぞれ違うだろうし、今年はこの人が活躍しやすい、今年はこの人がとくにフィ―チャーされやすいということもあるだろう。
もちろん厳しいという年もあるだろう。
でも、それは生きていれば当然だから、彼らが自分自身でいつも「良い年だった」と思えるようになってくれれば嬉しいし、ファンとして、もちろん彼らにしてあげられることに限界はあるけれど、その一助になれればいいなぁと思う。
「ところで、私の今年の運勢は?」
「佐久間くん占ったから、もう疲れた」
「まあまあ、いいお菓子出すから」
そうして、2年ぶりに会った知人を懐柔することに専念する私であった。