あのSnow Manのこと綴らせて下さい

アイドルグループSnow Manのことを綴ります

実は本人が一番超難問な阿部亮平

(『それスノ』paraviにて配信のネタバレあり)

 

 

 

 

 

 

 

 阿部ちゃんが、最近ますます綺麗になってる。

“きれい”でも、“キレイ”でもなく、“綺麗”って感じ。

 

 ここ半年くらい阿部ちゃんが表紙の雑誌が複数発売されたけど、どれもいろいろな表情をしていながらも、“綺麗”って感じだった。(『綺麗なお兄さんは好きですか』by某CMキャッチコピーって感じって言ったらオコる?それとも、伝わる?)

 

 あと番組に出演していても、やっぱり綺麗で、そして愛らしくて、でも利発さもあって、とにかく外見が垢抜けたというか、ワンステージ上がったというか、簡単に言うと魅力が増したと思う。

 デビュー前後よりは表情が柔らかくなったし、いろいろと余裕や自信が出てきたのかなと思った。

 

 

 阿部ちゃんは頑張り屋で脳を使うのが好きな人のようだから、番組に出演していてもインタビューに答えていても、基本的には「Snow Manのためになるには今、自分はどうしたらいいだろう」という建設的なことを、ずっと考えている人なのかなと思う。理系だし。

 とくにデビューしてからしばらくは、「デビューしたんだし、頑張らないと!」って言う気持ちが、ますます増したんだと思う。だからちょっと肩に力が入りすぎてたんじゃないかな。私みたいな、まったく理系的脳がない人間にはわからん、とっても理知的な思考で頭をフル回転させてたんじゃないかなぁ。クイズ番組出てる並みに。

 

 でも阿部ちゃんって頭はいいけど、空気が読めないってわけでもないんだけど、時々「え?」っていうリアクションをするんだよな。

 それを説明したいなって思うんだけど、まあ、具体的な言葉が見つからない。

 そしたら、『それスノ』の総合演出してる𠮷野さんが雑誌のインタビューかなんかで、阿部ちゃんは突然「ふじまる~!」と叫び出したりして、わからないところがある的なことを言ってて「それな~」と思ってしまったよ。

 

 そう。阿部ちゃんって、実はとっても超難問!なコなんだよ~!

 

 その「ふじまる~!」ってめちゃくちゃ叫び出したのを見て、𠮷野さんは『それスノ』の宴会回のとき「キレ芸」いけるかもって思ったのかな。場合によってはさっくんがやることになってたかもだけど、𠮷野さんとしては阿部ちゃんがやることをネラってたと思うんだよな。そして、それが見事当たってた。新しい阿部ちゃんを引き出せてたというか、その「ふじまる~!」と叫ぶ阿部ちゃんの一面を、うまく活かせてた。

 そして若者検定の回で、ふっかさんに自分がやろうと思ってたポーズを「取られた~!!」と大きなアクション付きで叫んでて、それも私からすれば「え?」だった。

 いつもスマートな阿部ちゃんが、そんな動物みたいなしぐさを?!(byさっくん)とビックリした。

 でもこのリアクションは、さっくんやめめちゃんの様子から見ても、めずらしかったんだと思う。

 それでもって、このリアクションを阿部ちゃんがネラってやったのか、それともあくまでピュアなリアクションだったのかがわかんないんだよ。

 このリアクションのおかげで「チューして」ポーズが誕生して、その回の大きな見せ場のひとつになったのは間違いないのよ。計算してたのかな~。

 でも「チューして」ポーズが正解になるかどうかわからないから、ネラったとしても上手くいくかどうかわかんないよね。いや、「チューして」ポーズがハズれると見越してたのかな。そして、その後、みんなにイジられるとわかってたのかな。

 そうだとしたら、まさに“あざとい”んだけど。(だって自分だけでなく、イジるみんなもおいしくなるでしょ)

 でも、ナチュラルなような気もするんだよな~。

 言われたふっかさんが、「なんか阿部ちゃん、騒いでたね」って後から、普通のトーンで話をふっていたところを見ると、番組の進行的においしくなるっていうこともわかっての言葉ではあったと思うんだけど、同期だから「阿部ちゃん、そういうとこあるから」って知ってたからこそ、普通のトーンでの対応なのかなって気もするし。(ただし、ふっかさんは“わかる”人なところがあるので、他のメンバーと感じかたが違うところがあるかもしれないからな……)

 そもそも阿部ちゃんが「チューして」ポーズなんてものを思いつくところは(これしか思いつかないところは)、いわゆる“あざとさ”が出てる。

 そのポーズ取る前にメンバーから「得意でしょ」「いつもやってることやればいいんだよ」とか言われてるところを見ても、阿部ちゃんはアイドルらしい、さらには自分がすべきポーズやしぐさってのを理解しきってるというか、確立してるっていうか、だからこそ、そんなことを言われるんだと思うんだよね。

 宴会回で、いわゆるキレ芸するために前に出たときも、ぴょこぴょこした感じで小走りしてて、座ってもかわいらしくしてて「わ、こんなちょっとしたしぐさでも、ちゃんと自分というアイドルをアピールすんだ。それとも、天然?それとも“あざとい”の免許皆伝状態?師範クラス?」と思わされたんだよなぁ。

 ただ、最初かわいらしくしてたのはキレ芸を際立たせるため…って思うと、また違うような気もするし……。

 ああ、難しい!

 

 

 阿部ちゃん推しの方が阿部ちゃんが「あざとい」って言われたり、「女子アナ」「姫ポジ」って言われたりすることがイヤじゃないのかなって心配していたのを見て、そうなのかなって思って見てたり、雑誌読んだりしたんだけど、どっちとも取れないというか、どっちでもないような……。

“あざとい”って言われることに数回雑誌などで言及してたこともあるようだけど、みんなの言う“あざとい”をネラってるわけじゃない的なことを言っていたらしく、じゃあイヤなのかなって思うんだけど、でも使いよう的なことも言ってたみたいだから、臨機応変に対処しようとしてるのかな。なんかの雑誌では阿部ちゃんが“あざとい”をプロデュースしてメンバーのグラビア撮ってたみたいだし。まあ、でも、これはお仕事ですからね。やれと言われればやらざるえないんでしょうね。

 ともかく「イヤでしょうがない!」ということでなければいいんですが、としか、今は申し上げられない。

 ただ、アイドルとしての武器になりそうだからと、院卒、気象予報士を取得した阿部ちゃんだから、武器のひとつになるかなと思って“使ってる”のかもしれない。

 この“あざとい”に対する真の感情が読めないところが、最高に難しいんだよな~。

 

 かと思えば、「自分を出すことが苦手」という阿部ちゃんは、辛いことがあっても溜めこむらしく、康二くんには『オレでよかったら、なんでも話きくよ』というメールをもらい、めめちゃんには「守りたい」と言われちゃう。

 

 そうすると、阿部ちゃんの“あざとい”と言われるしぐさや行動は、アイドルとしての自分を表現、あるいは保つための一種の武器みたいなものなのかな、と思ったり。

 どんなメンタルだったとしても、阿部ちゃんはそれを顔に出すことはないだろうし、アイドルとしての仕事を全うするだろうしさ。そのために身につけた武器なのかな、と。

 

 阿部ちゃんは本当に計算なく、自然にいわゆる“あざとい”しぐさをしているんだとも言えるのは言えるとは思うんだけどさ。

 でもアイドルとしての意識が高いからこそ、ファンが喜んでくれることとしての言動を常に取っている人ではあると思うんだよね。

 そういう意味では計算してるとも言えるのかなって。

 理系の人だし。

 それが、たまたま“あざとい”って表現されてしまう言動になってるだけなのかなって。

 そうすると、阿部ちゃんは“あざとい”をネラってやってるわけじゃないということになるのよね。

 

 Snow Manの中でも(全ジャニーズの中でもと言ってもいいのかも)トップクラスに、アイドルとは何かを常に考え、いわゆる“アイドル”像を体現してる人ではあると思うの。

 そこは間違いないと思うの。

 

 だから考えすぎて「自分を出すことが苦手」なんて思っちゃうのかな。

 あと、“あざとい”ことに臨機応変っぽいのも、日々いろいろな知識をアップデートしてるみたいだから、多角的な視点で見えすぎちゃって、“あざとい”を良いものとしても論じれるし、悪いものとしても論じることができるから、ある意味答えが出ないのかなって。

 これって理数と違って、絶対的正解がないことかなって思うから。

 理系の阿部ちゃんには苦手科目になるのかも。

 

「アドリブが苦手」と言ってるところからも、じゃ何かに出演するときは、やっぱり色々計算というかシミュレーションしてるの?台本作ってるの?って思っちゃうけどさ。

 

 ああ、とにかく阿部亮平っていう難問は、私には解けそうもない。

 だから結構長く書いてるのに、何の答えも出てない。

 だから、この超難問を解くために、ずっと阿部ちゃんを、そしてSnow Manを見続けるしかないんだわ。

 

 ともかく“Q.E.D.”では終われそうもないわ~。