あのSnow Manのこと綴らせて下さい

アイドルグループSnow Manのことを綴ります

15年後、20年後、25年後の9人に歓声を送りたい

 

 V6が新曲を出すということで、最近よくTV出演している。

『僕らは まだ』というタイトルだそうだ。

 26年間の活動をもって解散を決断した彼らが、その日までの数カ月をファン共々どう過ごすのだろう。

 

 

 嵐は2020年年末をもって活動休止した。

 約20年間の活動だった。

 

 SMAPは25年間、TOKIOは24年間。

 

 

 ふと考えた。

 

 

 

 Snow Manがデビュー15周年を迎えるとき、ふっかさんは42歳。

 今、42歳なのはV6の森田剛三宅健KinKi Kidsの二人。

 

 V6は先にも書いたが今年で26周年、KinKi Kidsは24周年だ。(←間違ってたらごめんなさい)

 

 単純にこれらの先輩と比較すると、ふっかさんは15周年を迎えたとき、約10年間分、デビューしたSnow Manとして活動できていないことになる。

 

 そう考えると、本当に本当に、今を、この一瞬一瞬を、一日一日を、一年一年を、大切に大切に大切にして、Snow Manを応援していきたい、堪能していきたいと思った。

 

 わずかでも目を離さないように。

 わずかでも聞き逃さないように。

 わずかでも読み落とさないように。

 

 先輩方の例が単純にSnow Manにあてはまるわけではないし、同じような道をたどるかどうかもわからない。

 でも、ふっかさんが今の森田くんや三宅くんや光一くんや剛くんと同年齢になったとき、彼らと違って10年間もデビュー組という時間を過ごせていないんだと思うと、それはやっぱり、とてつもなく長い時間で、もったいないように思えた。

 

 だから今、9人で活動できていることが、どれだけ貴重で奇跡なのか。

 私たちはそれを本当に、心から、心底、自覚しなきゃならない。

 

 

 だから、私はとにかくSnow Manに大甘でいこうと思った。

 全肯定でいこうと思った。

 今までも甘く肯定していたとは思うけれど、もっともっと甘く肯定していこうと。

 もう法に触れるようなことをしなければ、なんでも許して、とにかく活動し続けてくれって思った。いや、彼らは法に触れるようなことしないと思うけどさ。

 でも、この前の『滝沢歌舞伎ZERO2021』のときのように、彼らが何も悪くないのに、謝るような事態が発生する恐れはあるわけで。

 そんな対応させるようなファンになってる場合じゃない、と思った。

 

 何も悪くなければ、そんなファンの声に応えてないで、歌って踊って演技してバラエティしてトークしてくれ。

 モデルしてCMしてインタビューに適度に答えて個性を活かす特徴的な仕事してくれ。

 そういうことにだけに専念してくれ。

 

 そう思うけれど、そういうことをさせないのが、私たちファンなんだよな。

 

 でも、そんなことを繰り返すようなことがあったら、Snow Manは今とは違う形で15周年を迎えることになるかもしれない。

 いや、迎えてくれればいいけれど。

 それくらい不安になってしまう。

 

 

 90年代にデビューしたTOKIO、V6、KinKi Kids、嵐は、今と環境が随分違うから全グループ、メンバーが欠けずに20周年を迎えてる。(TOKIOはデビュー直前にメンバー変わったりしてるけど) 

 ジャニーズでデビューできたら、ものすごいんだっていうことが、今の時代よりずっとずっと価値が高いような感じだったのかな。(現在だってすごいんだけどさ。芸能界が、ザ・芸能界って時代だったから)

 あと転職するにも、難しいことが多かったのかもしれないし。ジャニーさんも元気だったろうしね。2人組のKinKi Kidsは、またグループとは違う感覚だろうし。

 そんな時代だったときにSMAPの森くんは活動5年くらいで脱退してる。ものすごい勇気だったんじゃないかな。何かの番組で中居くんが号泣しながら、森くんとの最後の放送を迎えていたのを覚えてる。森くんは涙を最後までこらえてたな。

 

 

 2000年代デビューのタッキー&翼、NEWS、関ジャニ∞KAT-TUN、Hey!Say!JUMPの中で、10周年をメンバー欠けることなく迎えられたのはタッキー&翼だけ。しかもこれは2人組みだから、例外だと思う。それに翼くんの療養で活動できていない期間も結構あったし。

 理由はいろいろだけれど、メンバー欠けることなく10周年を迎えることが難しくなってきた時代なのかなと。

 

 2010年代以降デビュー組のKis-My-Ft2Sexy Zone、A.B.C.-Zは今10周年を迎えようとしていたり、迎えたばかりになっている。(ジャニーズWEST、King&Prince も2010年代デビューだが、まだ年数が浅いので除外)

 そのどのグループも、今のところメンバーは欠けていない。

 2000年代デビューのグループの多くがメンバーの欠けることなしに10周年を迎えられていないことを考えると、2010年代デビュー組のメンバーが欠けていないのは、単純に年数が浅いからという理由だけではなくってきたのかもしれない。何かジャニーズのデビュー組としての価値を感じているのかも。

 15周年となると、どうなっているのかわからないけれど。

 

 90年代デビュー組で現在、グループが解散したり休止したりしたのは、忍者、SMAPTOKIO、嵐、そして予定しているV6だ。(タッキー&翼も入れてもいいかも)

 

 こうやって見ていくと、理由はさまざまだから一概には言えないけれど、誰もメンバー欠けることなく15周年を、20周年を、25周年を迎えることは難しいことなのかもしれない。

 V6だけがメンバー欠けることなく25周年を迎えたが、翌年解散することになった。しかもコロナ禍での25周年だったし、それはちょっと特殊だったともいえるから、単純に25周年を迎えられたとはいえないのかも。過ごしてきた時代も違うし。(その最たる違いはSNSがあるかないかだと思う)

 

 

 だから今の9人のSnow Manという形が、どこまで続くのかはわからないのだ。

 彼らがどんなに続けたいという意志を持っていたとして、考えたくはないけれど病気などの理由で辞めてしまう恐れだってあるのだ。

 辞めないまでも、休養期間に入ってしまうことだってあるかもしれないのだ。

 自分の新しい可能性を考えて脱退することだってあるかもしれないのだ。

 

 だから私たちはファンは、彼らが伸び伸びと、ヘンな気づかいをすることなく活動できるようにしてあげなければならないのだ。

 謝らせるようなことをしてる場合じゃないのだ。

 康二くんやめめの『すの日常』だって、ファンに対して言及することじゃないと思う。

 だけど彼らは優しいし、ファンのことを考えるから無視できない。

 そうすると、彼らにしなくてもいいことをさせてしまう時間ができる。

 気分だって、爽快!といえる状態じゃないだろう。

 考えてくれることは嬉しい。

 だけど70~80%の人が「謝ったほうがいい」ということ以外は、もう無視するくらいの心持ちを持ってほしい。気にしないというか。(難しいのかなぁ……)

 

 そんな時間があるなら、歌ってくれ、踊ってくれ、笑ってくれ。

 

 

 そりゃSnow Manが存在し続ける限り、どんな形になったとしても私は応援したいと思ってる。

 だけど、今の9人のSnow Manを大切にしたい。

 そのために、ファンとしてできる限りのことをしたい。

 そう、しみじみと思うのだ。

 

 

 

 先日、阿部ちゃんが『Qさま!』にアイドル軍団として出演した。

 そのリーダーとしてミッチーこと及川光博さん

が出演していた。

「現役アイドルです☆」

 そうやってウィンクするミッチーは51歳だけれど、ちゃんとアイドルだった。

 真っ赤なスーツを着て、感心するくらいカメラアピールをしていたし、アイドルというスタンスをずっと貫いていた。さすがだった。

 そんなミッチーは今年デビュー25周年を迎えていた。

 

 ふっかさんが25周年を迎えたら、そのとき52歳。

 今のミッチーとほぼ一緒。

 

 ミッチーを見て少しだけ、少しだけ安心した。

 

 ジャニーズではないし、グループでもないし、でも。

 51歳でも。

 25周年を迎えても。

 まだ「現役アイドルです☆」と言ってウィンクする先輩がいることに。

 コロナ禍でも、いろいろなことに気を配りながらワンマンショーツアーを開催して、約20曲を踊り歌いあげ、グッズとして確立しているポンポンをファンに振らせていることに。

 

 ちょっとだけ安心と、勇気をもらった。

 

 

 私は25周年のワールドツアーで、9人のSnow Manに、胸の高さまででうちわを振っていたい。

 その時に出るかぎりの歓声を捧げたい。

 

 

 ふっかさんは『D.D.』で穴兄弟である舘様とともに、穴をくぐってくれてるだろうか。

『Grandeur』を「さすがに無理って言って、セトリから外した」とか「オレだけ、大変なところはバーチャル使ってます!」と言って笑いの含まれたブーイングを浴びているだろうか。

 それとも攻めに攻めたセトリを披露して、最終日翌日に顔をパンパンに腫らしてるだろうか。

 そんなアフタートークYouTube(違う媒体になってるかもね)で見られる25周年の9人のSnow Manを、私は見たいのだ。

 

 

 切に、そう願うのだ。

 

 

 

 

 

 (その前に自分が元気でなきゃ行けないんだけどさ。でも冥途の土産にするつもりだから!)