それは間違いないのかもしれないけれど。
私の超超超超超超個人的な感情で言わせてもらえれば、もうSnow Manにはアクロバットはしてほしくない気持ちがある。
ラウちゃんができてないから、アクロバットを「売り」にできなくなったという意見もあるみたいだけど、ラウちゃんができるようになったとて、私はアクロバットを「売り」にはしてほしくないかな。(ラウちゃん頑張ってるみたいだから、「売り」にするなと言うのも、なんだかなとは思うけどさ)
私は運動音痴なので、まったくアクロバットがどのようなものかわからないけれど、Snow Manが「売り」にしようとしてきたのだから、それは簡単にできるものではないんだろうし、それをやり続けることはとても大変なことなんだと思う。
Snow Manがアクロバットを「売り」にし始めたのはジュニアの時で、他グループとの差別化、そしてデビューするため、だったんだと思う。
実際、私もSnow Manをなんとなく知っていたのは、高い台からバク転で全員が降りることができるすごいグループがいるんだなぁというところからだったし。
つまり、まさしく「売り」になっていたわけだ。
だけど、Snow Manはデビューした。
レギュラー番組も持ってる。また増えるだろうし。(近いうちに、あと1本くらいは増えると思ってる)
多くの雑誌の表紙や巻頭を毎月のように飾ってる。連載だってある。
CDも出す。アルバムだって出すようになる。そうすると、いろんなテレビ番組に出る。
歌番組に出れば、レベルの高いダンスとともに歌う。トークだってする。
ドラマや映画やCMにだって出るようになるだろう。
毎週更新のためのYouTubeだって撮影する。(1日で何本か撮るんだろうけど)
コロナが落ち着けば、毎年全国ツアーも開催するだろう。
今のところ、毎年舞台も約2ヶ月公演する。
他の舞台に出演することだってあるだろう。
ジュニアの頃だって、そりゃ何公演も先輩のバックについてこなしていたから忙しかっただろうけど、それは自分たちがメインじゃなかった。
だけど、デビューした彼らの仕事は今、彼らがメインだ。当たり前だけど。
だから、基本的に彼らは自分たちのグループ名や自分個人の名を掲げて仕事をしなければならない。
そこには私たちが思っている以上の責任が発生するし、彼らはそういうことをとても大切に思う子たちだと思う。
だから、いい意味でも悪い意味でも手を抜かないような気がするのだ。(もちろん、ジュニアだったからといって手を抜いていたわけではないので、あしからず)
それに言いかたは悪いかもしれないが、ジュニアは替えがきく世界だったと思うが、自分たちの名が出る場合は、そうもいかない。
そういう点からも、彼らはますます頑張ってしまうだろう。
ジュニアの頃、彼らがどんな生活をしていたか知らないけれど(今だって知らないけれど)、体を動かし続けることができやすい環境もあっただろうし、年齢だって若かった。
だけど、メンバーのほとんどがアラサーで、ジュニアの頃とは明らかに違う仕事の量と種類をこなしながら、アクロバットをやり続ける体を維持していくのは、年齢を重ねていくほど大変になっていく。(と思う)
だから、私はアクロバットが、いつか彼らの「売り」ではなく「呪縛」や「負担」になっていくのではないかなと心配している。
もちろん、「そんなこと、一生ない。Snow Manは一生、アクロバットを売りにできる」というのなら、ぜひぜひアクロバットを「売り」にしてほしい。
彼らが生半可な気持ちでアクロバットを「売り」にしようと努力してきたんじゃないことはわかってる。
とっても大切にしてきた自分たちの「売り」だってことも知ってる。
だからアクロバットを「売り」にしないという選択は、Snow Manにはないかもしれない。
でも。
私はデビューしてからのファンだから、余計にそう思うのかもしれないけれど、アクロバットをしていない彼らに魅力がないかと言われれば、「とんでもない!」と自信を持って言える。
歌番組でのパフォーマンスだけでも、バラエティ番組に出てアクロバット的ではない体の張りかたをしているだけでも、アフレコしているだけでも、コーディネイトしているだけでも、ゲームをしているだけでも、ただただトークしているだけでも、とっても彼らは私を楽しませてくれるし、惹きつけてくれる。
もちろん、アクロバットしている彼らが魅力的じゃないわけじゃない。
ライブや出演番組の端々で披露しているのを見れば、すごいと思うし、頑張っているラウちゃんができるようになって、ふっかさんを泣かせるところだって見たい。
だけど。
だけど。
少しでもちょっとでもわずかでも「呪縛」や「負担」になってしまうのであれば、私は望まない。
こういう言い方はあれだが、アクロバットをしなくても、Snow Manは充分魅力的だと思うから。
ただ何もわかっていないおばちゃんの戯言だ。
アクロバットをできるようにと日々生きているから、あんなステキなパフォーマンスができるのかもしれないし。
そもそも彼らにとってアクロバットは、たいしたことない、片手間でできちゃうことかもしれないし。(………ってことはないよね。だって、「売り」にできるんだから大変なことだってことだよね)
自分がなかなか年を取ってて、いろいろなところが慢性的に痛い経験があるから、余計なこと考えるのかもしれないけど、ふっかさんが「腰痛がある」と言っているのを見ると、余計に「アクロバットはしなくてもいい!」「ダンスだってあんなにすごいのに、それ以上のことはもうしなくていい!」と思ってしまう。(腰痛はなかなか完治しない傾向があると思う)
だって、そうしないと体を壊してお休み、そうするとそのことを気にして無理する、そしてまた体を壊す………といったことになるじゃないかと、どうしても心配してしまう。
私は9人が9人でSnow Manとしていろんな活動を、ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずーっと続けていってほしいと思うわがままなファンだから、彼らの体や心が、わずかでも悲鳴をあげるような活動をしてほしくない。
多少無理するところがあるのはしかたないのかもしれないけれど、9人で乗り越えられないようなことが発生するような働きかたはしてほしくない。
もちろんアクロバットがSnow Manにとってモチベーションになるのであれば、すべきだと思う。
だけど、多くの活動に少しでも良くない影響があるのだとすれば、それはアクロバットに限らず、他の活動にもいえるのかもしれないけれど、私はそれを望まない。
私が望むのは、Snow Manが9人で一緒に、ずっと元気に、笑顔で歓声に包まれ続ける姿だから。