「加入組のほうが売れてるね」というのをSNSで見かけた。
「そりゃ、そうでしょう」と思った。
Snow Manに加入してからのラウちゃんは。
☆クリスチャン・ディオールのリップとコラボ
☆TGC(2回)
☆MEN’S NON-NO レギュラーモデル
☆映画「ハニーレモンソーダ」主演
康二くんは。
☆ドッキリGP レギュラー
☆アイ・アム・冒険少年 レギュラー
☆「AERA」(「アサヒカメラ」から移動) 白熱カメラレッスン 連載
☆「CINEMA SQUARE」「Koji’s movie」連載
めめちゃんは。
☆「FINEBOYS」専属モデル←加入前からだけど
☆JCB CM ニノと共演
☆アイ・アム・冒険少年 レギュラー
☆「教場Ⅱ」
と、個人のお仕事をしたり、獲得したりした。(モレがあったら、すいません)
こうやって見ると、加入組のほうが2020年までは仕事をもらえたという印象なのかもしれない。(阿部ちゃんはクイズ番組に相当出てたと思うので、ちょっと違う気もするが)
それって、彼らがSnow Manに加入したからだと思うんだよね。
もし加入組が立派なお仕事をしなかったとしたら。
「加入してきたくせに、グループのために役立つような仕事できねぇのかよ」(←汚いコトバですいません。フンイキね)
……的なことを言われてしまう恐れがあったのかな、と。
だから、6人より仕事を、それもスゴイと思われる仕事をしなくちゃいけなかったのかなと思う。
それくらいしないと認められないというか。
加入組に対しては、当初、とても厳しい目が注がれてたと思う。
応援しようと思っていた人たちだって不安になるところはあったと思う。(もちろん、全面的に信じていた方もいるだろうけど)
あのパフォーマンスがすごくて、先輩たちにひっぱりだこだったSnow Manのポテンシャルを下げるようなことをしてくれるな、いやもっと輝かせるって覚悟があるから加入したんでしょうね、的な。
そう思う人が少なからず出てくることは、きっと運営側も彼らも考えてたと思うんだよね。(再三言うけど、全ての人がそうだとは思わないよ)
それを払拭するにはどうしたらいいか。
もちろんパフォーマンスを頑張るのは大前提。
当たり前のこと。
だから、ここでは評価されにくい面があるかなと考えられた。
何年も実績を積み重ねてきたSnow Manに数カ月でパーフェクトに追いつけというのは、なかなか難しい面もあると判断された。
だったらどうしましょうか。
↓
まずは個人がそれぞれ個性的なポテンシャル持ってますよ、というところをアピールすればいいのでは。
↓
じゃあ、その個性を活かせる仕事を、パフォーマンス向上を目指しつつも、やってもらいましょう!
そうしないとグループのお荷物だの、存在価値がないだの言われてしまうから。
だから、運営側は加入組に仕事を、しかも世間に強いインパクトを与えそうな仕事を彼らに用意しようと奔走したのでは。
もちろん、それぞれがその仕事をこなすポテンシャルがあるからこそ成立するわけで、ただ仕事を与えればいいってもんじゃない。
とくに連載なんて、読み続けてくれるファンを獲得できると見込まれないと成立しない。
だって、雑誌が売れない時代なんだから!(「アサヒカメラ」さんが休刊になってしまったのが表してる)
番組のレギュラーだって同様。今、テレビって視聴率取れないって言われてる時代だもの。
それくらいの仕事を用意して加入組がこなせるところを見せることで、加入組がSnow Manの一員になることを認めやすくしたんではないかと。
ひどい言い方をすれば、6人より需要があるってくらいの勢いを見せないといけないと。
じゃ、なんで、そんなことしなくちゃいけないのか?
それは6人が、それだけ“デキる集団”って認められてたから。
そして6人が3人を心から受け入れ、支えたから。
……だと思う。
6人は自覚がなかったかもしれないけど、「人を育てる」能力も高かったんじゃないかなと思う。見守ってあげるというか。
見守るって言っても、ただ「見る」だけじゃなくて、「守る」ってこともしてたんだと思う、6人は。
6人は年齢差がほとんどないグループだったから、年齢差があるということを考慮しなくてよかったし、考えたこともなかったと思うんだよね。出身もみんな首都圏だし。
だけど3人が加入することで、初めて年齢差がある人がいること、関西出身という文化が違う人がいること、グループを掛け持ちしている人がいることを考慮しなくちゃいけなくなった。
考えてみたら、自分たちでもビックリするぐらい父性や知恵が出たんじゃないかなぁ。
こんなにも自分たちに見守る力が、支える力があるんだって。
どんなことをしてもいい。
守るから。
自分の個性を出せ。
失敗してもいいから。
こんな頼もしい6人がいる。
だから3人は思いきり個人での仕事ができるようになったし、できたんだと思う。
そして、こんなに自分たちを見て、守ってくれる人たちのためにも、「あなたたちがSnow Manに加入してくれてよかった」と言われる存在にならなくちゃ、って。
必死だったと思うよ。
見守られるほうも。
見守るほうも。
そして。
「加入組のほうが売れてる」って思われたってことは。
グループとしては成功してるってことなんだと思う。
それくらいのポテンシャルがあるから、あの素晴らしいグループであるSnow Manに加入できたんですよって、知らしめることができた。
いや、そうしないといけなかった。
3人は、それで少し安心できたかな。
もちろん、彼ら自身はまだまだとは言ってるけど、それはパフォーマンスやグループのためを思ってるからであって。
自分はSnow Manのメンバーだって、堂々と、心底、揺るぎなく思えるようになったかな。
いやいや。
もう、そう思わないといけないよ。
もちろん6人も仕事してなかったわけじゃないし、スゴイ仕事をしてなかったわけでもない。
でも、これからの6人は、もっとポテンシャルを発揮してくるんじゃないかなって思ってる。
3人がSnow Manとして立派に仕事できるようになったから、安心して仕事するようになると思う。(刺激も受けて)
「さて、自分たちも、そろそろ自分に集中するか」って。(もちろん、頑張ってなかったわけじゃないよ。でも、より心に余裕を持ってできるようになるというか)
第2章のスタートというか。
…………いやいや。
9人ともだね。
9人とも、ますますステップアップしていくと思う。
あと、なんとなくだけど。
グループでの新たな冠番組打診されてるんじゃないかなぁ。
しかも、ひとつやふたつじゃないと思うんだけどなぁ。
「それスノ」を地上波にしてからじゃないと持たないかなぁ。「それスノ」はグループにとっても大切な番組だからね。もちろん、ファンにとっても!
「それスノ」はメンバーの自分でも気づいてなかった才能や新たな魅力を引き出すことがあるからね!(でも配信だからこそ、あの面白さってところがあるからなぁ。簡単に地上波へ!とは言いたくない面もある………。贅沢で勝手なこと言わせてもらえば、「それスノ」はそのまま配信で、まったく別のムードの冠番組を地上波で欲しいかな)