あのSnow Manのこと綴らせて下さい

アイドルグループSnow Manのことを綴ります

“学校生活”を味わってくれたならいいけどな、の「赤羽骨子のボディガード」

(『赤羽骨子のボディガード』のネタバレがあります)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 原作は未履修のまま鑑賞してきた。

 タイトルからして、ちょっとおかしい内容なのかなーと思ってたら原作が「マンガ」だからこそ、の内容だったなー。『おそ松さん』と同じラインというか。

 登場人物の名前が、みーんなヘンだもんね。 (“骨子て!”) そもそも風貌もおかしいし。

 

 だから、もともと普通とは明らかに違うラウちゃんの容姿が、その中で違和感がなかった。

 3年4組のみんなもそれぞれキャラが強くて、風貌がおかしくて、ラウちゃんが浮かないんだよね。

 この映画の宣伝のために、ラウちゃんがあちこちの番組に出てるけど、そのインタビューとかコメントの中で、「荒邦は自分とは正反対」「自分は陰キャだった」「高校生活で会話したのは数十秒」といったことを語っててさ。

“普通”の学校生活を送れなかったんだなーということが改めてうかがえてさ。(なんとなくは知ってたけどさ。コロナもあったしね)

 Snow Manのセンターであるということを、私たちが思う以上、とーってもはるか彼方くらいのレベルで自覚していて、Snow Manに迷惑をかけないようにって気を使っていたのかなーと。

 

 

 そんなラウちゃんが、この映画で少しでも“学校生活”を楽しめたならいいなーと思った。

 映画のプロモで奥平くんとか、出口さんとか、ひかるちゃんとかと一緒に、舞台挨拶とかTV出演してる様子を見ると、学校の部活動かクラスメイトとの文化祭かといった感じで、同じ目標に向かってがんばってる感覚みたいなものを味わえるといいなと思った。

 お兄ちゃんたちといるのとはまた違う感じで、同世代の人たちと、ダンスではないことで交流を持つことってなかなかできなかったと思うからさ。(実際キャストさん年齢はいろいろだけどさ。クラスメイトになれてたってことで)

 モデル業はとっても孤独な作業だったみたいだし、ほなつちゃんたちとダンス大会に臨んだりしてるけど、ラウちゃんにとってダンスは学校行事や部活動とは違う感覚だろうしね。

 

 だから疑似ではあるけれど、たくさんの個性あふれる俳優さんたちとあまり経験していない“俳優業”で、学校をテーマにした映画を撮れたことは、貴重な経験になったんじゃないかなー。青春を少し取り戻せたというか。

『ハニレモ』でもちょっと学校生活を経験(その時、ラウちゃんは現役だったけども)できてたのかもしれないけど、繊細な面があるラブストーリーだったから、今回の『赤羽』みたいにワイワイする感じではなかったと思うんだよね。

 だから、今回のクラスメイトたちと高校生活を少しでも味わえたら、ラウちゃんの表現に、また新しいものが加わるかなと生意気なことを思ったり。

 

 

 ストーリーについては、ラウちゃんのクラスメイトとの友情もいいし、ウブなところは地でやれた(わら)そうで、骨子ちゃんにドギマギしてるところもよかったけど、私は女同士の友情にヨワいっぽい。『ハニレモ』のときも、羽花ちゃんとあゆみちゃんと芹奈ちゃんの友情がいいなーと思ったけど、今回も髙橋ひかるちゃん演じるトゲちゃんが、骨子ちゃんをただの保護対象と思えなくなって苦しむところが好きだったなー。

 それに対して「気づかなくてごめんね」(←誤解してるんだけどね)と素直にトゲちゃんに向き合う骨子ちゃんがかわいらしくてねー。そりゃ、みんな守りたくなるよと思ったよ。

(どうでもいいけど、ラウちゃんのお相手役名に“羽”という字が入ってるな。これからの、なんかの暗示か?)

 

 

 

 前回の『ハニレモ』もそうだったけど、マンガという非現実世界を、実写で表現できるラウちゃんをまた楽しめた。今回のほうが、そういう意味ではとくに違和感がなかったな。『ハニレモ』は周囲が“普通”だったけど、今回は周囲もおかしい風貌の人たちばかりだったから、より違和感がなかったしねー。

 遠藤さんももともとキャラ強いけど、敵キャラの谷田さん、堀さんや浅川さんといった方々の美しいボディとクセ強キャラも魅力的だった。あと土屋太鳳さんも『マッチング』見た後だから、なんかヘンにホッとした(笑) 「お元気そうで」って。(←当たり前だ わら)

 

 

 

 まー、ともかくラウちゃんの世間一般からはハズれまくってる容姿を活かすことができてる映画だったな。

 顔もハデだから、眉を軽く動かすだけで表情が変わるのがよくわかるのとかも強みかもね。

 

 

 次がこの続編になるかどうかわからないけど、ラウちゃんの異次元の容姿が楽しめるものが、またあるといいなー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

#いわだてさく BREAKOUTかな☆

 

 

 

「#我らがリーダー岩本照」

「#宮舘無双」

「#佐久間のオタ芸」

 公式のタグをさっくんも自分の「X」でアップしてた。

 

 

 

音楽の日」のたくさんのグループが参加したダンスバトル。

 #いわだてさくがSnow Manの代表として出場するときいて、「大安心♪」と思ってた。

 そしたら、やっぱりそうだった。

 Snow Manの中でも、とくに身体能力が高く、長く舞台を経験してきた3人だもの。

すごい人たちの中にあったって、絶対、ぜーったい爪痕残すだろうなーって思ってた。

 

 去年の「音楽の日」もラウちゃんがダンスコラボの代表で出てたから見たけれど、私はまーったくダンスのことがわからないので、「スゴイらしい」ということしかわかんなかった。

 で、今回も同じようにたくさんのグループが出てきたけど、やっぱり「スゴイらしい」っていうことしかわからなかった。差を感じられないっていうか。

 ある程度スゴイ人たちが集まると、上手さっていうか巧みさっていうか技能的な面は、ほんのちょっとの差しかないと思うの。そうなると目が肥えてるとか、知識があるとかじゃないと、どう素晴らしい技能や表現をしているかってわからないんだよね。『それスノ』でラウちゃんがほなつちゃんたちとダンス大会に参加してたけど、私にはどの人も上手いから、何が違うのかわからなかった。

 だからSnow Man以外で個人的に楽しめたのは、歌詞に忠実?な動きをしていたDa-iCEさんの『怪物』(YOASOBI)と、シティハンターのキャラのコスプレとしぐさや動きを入れてきてたFANTASTICSさんの『Get Wild』(TM NETWORK)、他のどのグループとも違う動きの新しい学校のリーダーズさんの『恋のダイヤル6700』(フィンガー5)だった。

 こういう、ダンスのことがなーんにもわからないおばちゃんに優しくて楽しいダンスだったよ…。

 

 照くんが三代目JSB小林直己さんと向かいあって踊る時があったけど、その時に『R.Y.U.S.E.I.』と『Share The Love』の動きをして小林さんをリスペクトしてて、そういうとこがステキだなーと思った。これはその前に7/12放送の「それスノ」を見てたからわかったことだけどね。

 

 あとからSNSで知ったけど、BE:FIRSTさんとの対決の時に、さっくんが取ったポーズがBE:FIRSTさんがEDを担当したアニメ『範馬刃牙』に出てくるキャラのやつだったみたいで、そういうリスペクトをするさっくんもステキだなーと思った。

 

 さっくんは1on1という、本当にバチバチ(ケンカ腰くらい?)でするのが正式?なバトルに出てたけど、自分らしさ全開だった。私の知ってるいつものさっくんだったから、あとからSNSさっくんを知らない方々から「スゴイ」とホメられているのを見て、「あら、マヒしちゃってたわ」と思った。

「そういや、あのコはスゴイ子だったわ」と思い出した。(よろしければ「二刀流どころじゃない佐久間大介」をお読みください。彼のダンスのすごさが広まってほしいという思いを綴っております)

 ああいうバチバチするはずの1on1の空気を明るくし、周囲すべてを巻き込みながら盛り上げて、さまざまな技を披露して、笑顔を絶やさなかったことが評価されてたけど、私たちファンにとって、それは「いつものさっくん」だった。だけど、それがとてもすごいことなんだってSNSで知った。

 しかも、その対決相手のYORIさん(DA PUMP)がかなりレジェンド級の人だったようで、この人と対決するのは……、この人の後に踊るのは……と思われるほどだったらしい。

 そんなバチバチの空気を一変させたこと、そんな名人?の後でも自分らしさ全開で踊ったことが、たくさんの人にホメられてた。もちろん、ダンスそのものが上手い!ってこともたくさん書かれてたけど、ただの技能じゃない、自分の世界に周囲を巻き込んでいくさっくんの表現力と技量の高さがホメられてたのが嬉しかったな。

 

 そしてs**t kingzさんのダンス選抜メンバーに選ばれた舘様。

『それスノ』を視聴した方々、共演した方々には、その舘様のすごさと独自の持つ雰囲気の素晴らしさを知っていただけてたと思うけど、今回のダンスバトルと、この選抜になったことで、めっちゃ世間に見つかってた。

「ラヴィット!」とのギャップに驚いている人も多くて、レギュラーになれて本当によかったと思った。デビューした頃はほとんど発言しないし表情も動かないしで、バラエティに出演するたび「大丈夫かしら」とハラハラしながら視聴してたのがウソのような活躍ぶり。それは間違いなく「ラヴィット!」のおかげだと思うの。

 最近は芸人枠に当然のように放り込まれるほどになって、“おもろい”舘様がかなり浸透してきていた。そんな下地ができあがってるところに、あのダンスを披露できたのは、一番の“BREAKOUT”だったんじゃないかな。

 知られるのが遅すぎると思わないではないけど、「ラヴィット!」とのギャップがあったことで、ただ知られるのとは違った知られかたをしたというところでは、ある意味最高のタイミングで見つかったといえるのかも。

 

 照くんはすのちゅーぶのダンスプラクティスの時は、ほぼ帽子をかぶってるんだけど、今回のダンスバトルの時もそうだった。

 さっくんと舘様という、それぞれ独自のムードを持っている二人と踊ってるせいもあるのかもしれないけど、なんか自我を抑制してるようにも見えちゃったな。ダンスがわからないおばちゃんが何言ってんだって話だけど。

 アイドルなんだから、本当は顔を出して“顔”をアピールするのがポピュラーなんじゃないかと思うけど、照くんは肉体の動きそのものを見てほしいからなのか、あえて顔を目立たせないようにしてるのかなーと思った。(すばらしい肉体の持ち主だからね!)

 自分の肉体とダンス力に自信があるからこそなんだろうなー。

 そこは顔でも踊るさっくんとは対照的。(舘様も顔あり気味だけど)

 “だてさく”だけではアクが強すぎるところを、照くんが調整してるというか、基準みたいなものを作ってて、それがあるからこそ“だてさく”の個性あふれまくるダンスがより引き立ったと思うし、照くんの少しもブレない丁寧で美しい動きも際立ったのかなと思ったよ。

 

 “いわだてさく”の『EYE OF THE TIGER』(ロッキー3)は、多くの人が知ってる曲を選んで、親近感を持たせ、それぞれ個性も身長もまったく違うのに、それを感じさせない動きと体感のすごさを見せつけた。

 最後のバク転からの腕立て伏せが、リハではせずに一発本番でキメちゃうところとかは、やはりたくさんの舞台をこなしてきた経験があるからこそ。長年の関係性があって、あきれるくらいお互いの体の動きやクセがわかってるからこそ。

 そして、観客を楽しませようというショーマンシップは、他のグループよりこなれているなぁと思ったよ。なにしろ、経験が長いからねぇ。

 あと、経験が歌とダンスだけじゃないってところも大きいかもしれない。演技やバラエティ、ラジオ……、いろんなことやってるもんね。

 そういうすべての積み重ねが、今回のダンスバトルでの賞賛を呼び込んだんだよね。

 

 

 今まで、3人に対して「もっと知られていいはずだ」っていう意見は少なくなかった。

 今回は、それを少しだけ解消してくれたかな。

 それともめいっぱいBREAKOUTできたことになるかな?

 ともかく、この好機を逃さず、ますます活躍してほしいね。

 

 

 

 さあ、Snow Man陣営、どうする?

 

 

 

 

 

 

「うまくないといけない」は結局私たちを不幸にする

(「THE MUSIC DAY」ネタバレがあります)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

THE MUSIC DAY」にてしょっびーが『TOMORROW×TOGETHER』のHUENINGKAIさんと優里さんの「ペテルギウス」をコラボ。

 まあ、簡単に言うと、しょっぴーがHUENINGKAIさんよりヘタだ、Snow Manのメインボーカルくせに、という人がSNSに現れたわけだ。

 当然、賛成する人、それに反対する人、私はそう思わなかったという人、さまざまな考えがあふれた。

 

 私は歌もダンスも知識がない人なんで、それを見た時はうまいとかヘタとか感じてなくて、普通に見ただけだった。

 こういうコラボにSnow Man代表として選ばれるようになったんだ、しょっぴー頑張ったねー、いつものしょっぴーだねー、お相手の人のことはまったく知らないなーって感想だけで、歌がどうこうとかって思わなかった……。(←知識がない人だから、この程度の感覚なんだと思う)

 

 

 そもそも、ヘタだって言ってる人が何をもってしてヘタだって言ってるかわからないじゃない?

 その人が専門家(それを生業として生活できている人という定義)で、いかにヘタかということを専門用語を用いて言及しつつ説明してくれれば(しかも何もわからんおばちゃんも納得できるように)、そうかなと思ってもいいのかなと。

 そうじゃなかったら、「そうですか。あなたはそう感じるんですね」と思うだけ。思うことは自由だからね。

 でも専門家だって、たったひとりの人間だから、たったひとりの意見を信じきる必要もないかなと思うから、すくなくともそのような専門家が20人くらい同意見だったら、「そうなんだ」と思えるかな。

 よく考えたら専門家かどうかわからない人の「しょっぴーはヘタだ」というひとつの考えを、みんなきちんと受け止めてるんだよね。そうやって考えるとSNSってすごいよね。

 そして、そんなひとりの感想に賛成する人がたくさんいると、それが世間の声になっていくこともあるわけだけど、今回はそこまでかな?と思うし、専門家が20人ほど同意見だと示しているわけでもなさそうだから、「それはあなたの考えですよね」でいいんじゃないかな。

 

 誰かをヘタだとか、ブスだとか、イヤな気持ちにさせることをいう人(それが真実だったとして、言っていいとは限らないからね)はどうやったって消えないだろうし、反応して楽しいならいいけど、キツい、悲しいと思うなら反応する意味もないと思うんだけどな。

 

 あと「ボイトレ行け」っていうのもあったけど、行くことで必ず歌がうまくなるかどうかもわからないし(塾行ったら絶対成績上がる、習字習ったら絶対字がうまくなるとも言えないでしょ?)、行ってるかもしれないし(以前の雑誌で行かなくなったと言及してたとしても、現在はどうかわからないよね?本人じゃないんだから)、確かな知識を持ったうえでのアドバイスならいいけど、そうじゃなかったら何様がそんなことをおっしゃってるの?って話よ。

 そもそもSNSって基本その人の素性はわからないんだから、全面的にその人の書いているものを信じる必要も賛成する必要もないと思うんだよね。

 

 

 あと「上手い=立場が上」「顔がいい=立場が上」「スタイルがいい=立場が上」と思ってる人の多いこと。

 ある程度のレベルになると、何をもってして「上手い」「顔がいい」「スタイルがいい」と判断するのかわからないものよ。感じかたは千差万別なんだから。

 だから好みがかなり入ってくる世界線なんだよ。

 どのアイドルやタレントや俳優やアーティストやパフォーマーetc.のファンになるかなんて、もう“好み”だけでしかない。

 とくにアイドルなんて、容姿、歌、ダンス、演技、バラエティ、キャラ、グループだとさらにそこの関係性も含まれるから、「歌だけでファンしてるんじゃねーよ」ってことなんだよね。

 その中のひとつが欠けていたり、劣っていたりすることもあるかもしれないけど、それを「ヘタだ」「持ってない」と思うかは個人の判断だし、そういうところが魅力になることもあるのがアイドルだから、「上手くない=ファンになるべきじゃない」「上手くない・カッコよくない=下の存在」ではないんだよね。

 そんなのファンでもない人に判断されたとて、って感じ。

 そのアイドル自身が「できない、不得意」と判断したことを、克服しようと頑張るのを応援するのもファンの醍醐味だったりするからさ。

 そんなさまざまな味わいがあるのがアイドルだと思うんだけどなー。

 

 でも、この感覚って日本だけ?みたいで、韓国ではありえないらしい。それはそれぞれの文化だからしかたないよね。

 その韓国の感覚を良しとする人にしょっぴーのことをどうこう言われても……という感じ。だって、しょっびーは日本のアイドルだから。

 

 それに韓国のそのような感覚もすばらしいとは思うけど、個人的には「いつもそんなに完璧じゃなきゃいけない」って思って、ずっと張り詰めていなきゃいけないだろう状態になったら、そのアイドルさんは辛くないのかな?って思ったり。

 

 確かにそのような職業なんだから、いつも完璧であれというのは一理ある。でも、人間なんだから、突き詰めすぎると体や心がいつか悲鳴あげたりしない?って心配にもなる。

 超ブラック企業に勤務してるのと同じ状態じゃない?と思うけどな。

 だっていつも完璧なんでしょ?韓国のアイドルの方たちは。

 それって常に努力と緊張感があるってことでしょ? それが当然って世界なんでしょ?

 それって、ずーっとどんなときもそんな状態だってことだよね?

 勝手な考えだし、詳しくもないからわからないけど、その人を追い詰めることにならないか心配になっちゃうけどな。もし、そうであるならばね。

 

 ……私はすくなくとも、Snow Manにそんな状態は望まないかな。

 そんなSnow Manだったらファンになってなかったかもしれない。

 

 

 それに「うまくないといけない」を基準にしてしまうと、いずれ素人には判断つかないものになる。

 すごいピアノコンクールとか、ダンスのコンテストとか、素人だとどっちがうまいかわからなくない? そういう世界になっちゃうと思うんだよね。

 そうすると、容姿、歌、ダンス、演技、バラエティ、キャラ、グループだとさらにそこの関係性を、すべて突き詰めていかないといけなくなるってことよ。

 すべて突き詰めていったとして、みんな同じようなものになっちゃうんじゃないかな。

 その見極めができるプロ、しかも審査員になるようなプロしか判別できなくなっちゃう世界になるんじゃないかなー。

 

 それってエンタメを、アイドルを、私たち素人が楽しめなくなるってことなんじゃないかな?

 だから私は「うまくなる」のはいいことだけど、それが正しい、それが上、それができないなら恥、ずっと努力し続けて、いつも完璧で、どんな時もうまい状態でいなさいよっていうのは不幸のはじまりだと思う。

 

 今、自分がファンだと思うアイドルやグループに「もっとこうなれ」って思うことが多いなら、それは楽しめてないってこと。

 

 だったらファンでいる意味あるのかな?

 

 それって、そのアイドルも、自分も不幸にしてることにならないかな?

 

 

 

 海外の文化を学んだり取り入れたりすることも大事だけど、自国のアイドルのありかたを大切にしてもいいんじゃないかな。

 

 そもそも、どんなアイドルやグループを好きになるかは、個人の好みでしかないことだからね。

 そのアイドルやグループを好きなことをコントロールされる必要はない。

 

 そう考えると、見ず知らずの嫌な人の考えに反応する意味ってある?

 

 

 アイドルなんて、好きかどうかだけだよー。

 

 

 

 

 

インスタライブってむずかしいんだね

 

 

 

 ラウちゃんが自身の誕生日ということでインスタライブをしてくれた。

 内容はとにかく興味深かったし、感心した。

 多方面の影響や自分の可能性を考えて動いてて、本当に賢い子だわ~と、改めて脱帽。

 これからも「こんなアイドル今までいなかった!」と、私たちを驚かせてくれるんじゃないかな。

 

 私は長~くSNSなんかない時代を生きてきたので、アイドルが同時的に自分のコメントを見てくれる可能性があるSNSが不思議…というか、「ようわからん!」って感じ。

 だから、インスタライブもただ見てるだけなんだけど(そもそもコメントの仕方がわからん)、今回ラウちゃんのインスタのコメントにて「ラジオが始まる」的な内容があったらしく、ラウちゃんがそれを見てインスタライブを終了した。

 そのことでファンがなんかモメてる?と思ったら、なかなかむずかしいなと思うことになってた。

 

 とっても簡単に言うと

・インスタライブが、そのせいで中断してしまったと感じた。

・彼が話すといった内容がそのせいで話されないままになった。

・ラジオ(Snow Man冠番組)は彼が出演する回ではないし、聞き逃し配信(?っていうのかな?)もあるし、今日は彼の誕生日という特別な日なんだし続けてほしかった。

って感じかな?

 確かにね~。内容がパリコレにいかに挑んだかってことで濃かったし、みんながいつも以上に聞きたかった内容だったしね。パリからだったしね。

 それに。

 以前見かけたことがあるんだけど、「ラウールは他のメンバーと比べてテレビに出ない」といってるものがあって「そうかも」と思った。

 現時点でドラマはデビュー時の頃に出たきりだし、レギュラー番組は冠番組だけ。雑誌のレギュラーもないしね。

 バラエティ番組にもあまり出ないし(最近は『新しいカギ』で出てるけど)、他のメンバーより露出が少ないといえば少ない。

 お茶の間ファンとしては、確かにさみしいかも。

 有料ブログもインスタも毎日のようにアップされるわけじゃないしね。

 そんなベースがあるから、ラウちゃんがやってくれるインスタライブは、ラウちゃんのファンにとっては、とっても貴重で価値あるものと感じてしまったのかも。

 しかもそのインスタライブが始まった時に「『素のまんま』があるからそれまでね」とでもアナウンスがあればよかったけど、ラウちゃんも異国の地にいることでその時間感覚がズレていたみたいで、それがなかったのもあったかな。

 でも、コメントで気がついて、ラジオが始まるところで終了。

 それは自分たちの冠番組がある場合は当然の配慮なわけで。

 よってラウちゃんの行動としては間違いではないと思う。

 だから、ラウちゃんがインスタライブを終了したことに、さほど批判は出てないようだけど、それに気づかせたコメントに文句が出ていて……。

 でも「スポンサーが決まらない中、手を差し伸べてくれた不二家さんがスポンサーしている番組を無視するような行動を、ラウちゃんにさせる気か?!」という反発が発生。

 これも、ごもっとも。

 中には「さっくんのラジオとメンバーの出演番組がかぶってることがあるんだからいいんじゃないか」という意見もあったけど、テレビは全国放送じゃなきゃ地方によって放送時間違ったりするからね。コントロールできないところがある。

 だけど、インスタライブはコントロールできるもんね。

 できるなら、そういう配慮はすべきだし、そういう配慮ができるメンバーでいてほしいよね。

 

 どちらのファンの気持ちもわからないではないけど、こういうことが起きると、メンバーがインスタライブやりにくくなっちゃいそうだな、なんて思ったり。

 そのことを感じたのか、ラウちゃんがラジオ終わってまたすぐにインスタライブやってくれたもんね。

 でも予告ナシだったから、「聞き損ねた!」って怒るのかな?

 せっかく察してくれて追加ライブしてくれたのに、そう言われちゃうとガッカリだよね。

 私だったら、やりたくなくなっちゃうなぁ。

 そうなっちゃうとインスタライブをやりにくくなっちゃうんじゃないかな。

 そもそも、やるのどうしようかって考えるようになっちゃうかも。

 そうなると、結局ファンにツケが回ってくることになるんだよね。

 なんか、即効性があってファンが享受しやすいコンテンツなのに、そうなっちゃうのはもったいないと思うけどなぁ。

 そうならないためにも、ファンはまず自分の大きな感情をすぐに公の場に出さないことが大切だね。

 総じてSNSってむずかしいわ~と改めて思ったわ。

 

 

 

 

 

 そんなこと思っていたら、FNS歌謡祭に出演してるのを見てたら………。

 ラウちゃん腰を痛めちゃったのか~。とにかくお大事に。

 これから映画のPR活動だもんね。それまでに快復しますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

唯一の存在のアイドル、パリコレモデルになったラウール

 

 

 

 ラウちゃんがパリのモデル事務所『BANANAS』に所属。

 おそらく現在の日本のアイドルで、このようなモデル事務所に所属している人はいないんじゃないかな。

 世界的に見てもモデル事務所に所属してるアイドルなんていないと思うけど。

 (ただし世界は広いし、アイドルの定義が世界規模になるとどうかってとこもあるので、判断難しいけどね)

 

 

 まあ、ともかく、ラウールはとんでもない子だってことですよ!

 

 

 パリコレで歩けるって相当なこと。

 歩くことを目指して、自分の足でPRするためのコンポジット(履歴書みたいなものといえばいいのかな)を持って、オーディションを渡り歩くのが当たり前。

 ほんの数秒で判断されるし、門前払いされることも多々あるそうな。

 ラウちゃんがそんな状況に身を置いて獲得したランウェイ、そしてモデル事務所所属という偉業は、少なくとも日本のアイドル界では聞いたことがない。

 

 

 アイドルということがモデルという仕事に役立ってるかどうかはわからない。

 アイドルって個性を出していくものだから、自分じゃなくて服を目立たせなければならないモデルになるには、その個性がジャマになってしまうんじゃないかなと思うし。

 それとも、その個性があるからこそ、服も目立たせることができるんだろうか。

 

 アイドルって踊ったり歌ったりセリフ言ったり写真を撮られたりする。

 しかも、いろんなテーマで歌ったり踊ったりセリフ言ったり撮影されたりする。

 そのテーマに合わせて表現していかないといけない。

 しかも、それをたっくさんの人の前でやらないといけない時もある。

 それはただモデルをしている人たちは、おそらく経験しないことだ。

 それがモデルしか経験のない人と違ったポージングができる要素になるし、「服を目立たせてください」と言われた場合の的確なアクションを取ることにつながっていくのかなと思う。

 あと人の目を引きつけるにはどうしたらいいかってことを、自然と身につけてるんじゃないかな、とも。

 だって小さい頃から、自分のパフォーマンスでいかに人の視線を集めるかっていうことを考え続けてきてるんだもんね。

 だって、それがアイドルだから。

 それに何万人もの前に立ってパフォーマンスする経験なんて、モデルの方々はほとんどないと思うの。その経験も大きいと思う。

 人から見られることに慣れてるって、モデルとして有利なんじゃないかな。

 どう見られるかってことが、よくわかってるってことだと思うから。

 だからこそ、服を目立たせる必要がある“モデル”もできるのかなと。

 しかもラウちゃんは賢い。

 どうやったら、“パリコレのランウェイを歩くモデル”になれるか、かなり戦略を練ったんじゃないかな。

 

 ある意味、ラウちゃんにとっては“当然の結果”なのかもね。

 

 そういう意味では、ラウちゃんはとっても優秀なビジネスマンでもあるなと思う。

 どうやったら、その世界で仕事ができるのかっていうことを理解して、そのために必要な準備をして、確実に具現化してるわけだからね。

 もちろん、それには大変なボディコントロールや英語などの言語力といった、とてつもない努力も含まれてるけどさ。

 容姿に恵まれただけでは、こうはなれないわけだからさ。

 容姿、知性、努力、そして稀有な経験が合わさったからこそ、アイドル+パリコレモデルになれたわけで。

 

 そんな稀有な存在になったラウちゃんが、これからどんな世界を見せてくれるか楽しみだな。

 

 アイドルとしての活動に関していえば、世界的ダンス大会に参加予定だし(←これもアイドルの範疇とはいえない?かな?)、主演映画と主題歌の怒涛のプロモ期間入るし、本当に体には気をつけてほしい。

 

 まあ、酷使するのか、酷使しないようにするのか、そんなこと、賢い彼は考えてるんだろうけどね。

 私みたいなただのファンなんかが心配することではないね。

 

 

 

 

 ……あ、とんでもないくだらないこと思いついてしまった。

 

 アイドル+モデル=『アイデル』って、ラウちゃんのこと表現するのはどう?

 

 

 

 

 だから。

 くだらないって言ったじゃない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スッゴイ向井康二

(『それスノ』ダンス完コピ対決とラウちゃんの公式ダンス大会のネタバレあります)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 康二くんがWEST.の濱田崇裕くんと『ハマちゃんのコージのお上手です』というYouTubeチャンネルを開始。週2で更新予定とか。

 有料ブログを毎日更新し、何かあれば積極的にSnow Manの公式のインスタでストーリーをあげるし、康二くんのマメさにはもうひれ伏すしかない。

 

 そんな康二くんについて、先日しみじみ感じたことが。

 

「この人って本当にスッゴイ人だなー!」

 

『それスノ』でダンス完コピ対決のシリーズが今までに5回実施されたんだけど、そこでの康二くんの振る舞いが、とても器用だし、エンターテイナーとしても優れているなって、改めて見せつけられたっていうか。

 

 まず康二くんはゲストに絡むのがうまい。(しょっぴーも上手だけど)

 康二くんが絡むことで、緊張していたゲストさんの表情が緩むことが多いのよ。

 ゲストさんが発した言葉をすぐに取り入れて対応するスピードは本当に感心する。

 メンディーさんと(メンディーさんのノリも良かったから余計に)呼応しあったり、川尻さんに「寒いか暑いかわからんベストの人にも負けない」って言ったり、kep1arさんにも「ホンマに?」とか、うまく絡んでたのは本当にすごいなーと思った。見本の先生に「それは誰の何のパターン?!」って叫んだりね。わら。

 ダンスだって、全然できてないことも多いんだけど、動きを止めることなく、コミカルなダンスやジェスチャーで、場を絶対沸かせるんだよなー。

 松浦亜弥『Yeah! めっちゃホリディ』を“はるな愛ver.”でやったり、BoA『VALENTI』で歌詞に出てくるタイトなジーンズをはいてきたり。

 そのはるな愛さんがゲストで来た時には、それを完コピしたりして、ちゃんと踊れるじゃん!って技能の高さを感じさせてくれて、本当にエンターテイナーだなーって思う。

 そしてMCのふっかさんが出る時は、さっと代わりのMCをやっちゃうんだもん。

 

 まあ、ほんまに多才で、器用で。

 

 そして康二くんのスゴさを一番見せつけられたなって思ったのが、ラウちゃんが公式ダンス大会に挑戦したとき。

 ラウちゃんがほなつちゃんとゆいなちゃんとうまくコミュニケーションが取れていない時に現れて、3人の関係性を大きく変化させた。

 その持ち前の明るさとコミュ力の素晴らしさを見せつけてくれた。

 康二くんからしたら、きっとたいしたことじゃないのかもしれないけど、3人にとってはとても大きな変化だったと思う。

 ただ明るいだけじゃダメなんだよね。そこに相手の気持ちを思いやる繊細さと、ほどほどに相手に切り込んでいく図々しさが必要で、そのバランスが本当に康二くんはスゴイと思う。

 ゆいなちゃんが本番直前で調子悪かった時も、そのことを知らなかったとはいえ、空気を一変させた。

 言いすぎかもしけれないけど、いや言いすぎだとしても、私は思う。

 今回、3人が優勝できたのは、もちろん3人の実力や努力や先生方やスタッフの協力があってのことだとは思う。それが大前提だとは思う。

 だけど、康二くんのポイントでのポイントでの登場は、本当に3人の優勝に貢献したと思う。

 あんな深刻なムードを一変させるなんて、本当にスゴイ力だよ。

 

 

 向井康二、あんたは本当にスゴイ人だ。

 スッゴイ、ゴイゴイゴイゴイスー!!!

 

 

 優勝が決まって、ゆいなちゃんとほなつちゃんが康二くんに迷わず抱きついたのが、何よりもそれを表してると思う。

 

 8月の大会もきっと大変だと思うんだ。

 また康二くんの力が必要な時があるんじゃないかな。

 

 忙しいとは思うけど、ぜひぜひ、また3人の力になってあげてね。

 

 

 

 

 

 

 

 

「グループっていいな」と思える彼らでありますように

 

 

 

 

『中丸銀河ちゃんねる』にしょっぴーが出演してるのを見た。

 

 中丸くんって、とーっても大変なグループにいたおかげで(そう言ってもいいよね?)、話が上手というか、しょっぴーは怖いって言ってたけど、私は反対に警戒させない人だなーと思ったけどな。インタビュアーとして優秀な方なんじゃないかな、と。

 よく考えたら中丸くんって『シューイチ』でコメンテーターしてて、発言にしにくいニュースに対しても逃げずにコメントしてきたし、『まじっすか』コーナーではいろんな人と会って、相手を不快にさせないよう心配りしてるだろうし、後輩のしょっぴーと話すのなんて、ある意味イージーなんだろうなー。(軽く見てるとか、そういうことじゃなくてね)

 中丸くんはしょっぴーの「素が見たい」とテロップ出してくれてたけど、わりと素というか、私が知ってるしょっぴーのままだったなーという印象だった。

 しょっぴーって本当に素直というか、飾らないで生きてるんだなと実感したな。

 私はあまりジュニアのシステムをよく知らなかったから、しょっぴーの話を聞くと、本当にシビアなんだなーと思った。

 しかも、しょっぴーは嫌われるほどエリートだったのに、“調子悪い時期”を経験してるから、余計に辛かったと。

 だけど、おばちゃん的にはそういう経験があるからこそ、今の仕事を、そしてグループを本当に大切にできるんだろうなと思う。

 仕事をもらえない、選んでもらえない経験って、失恋に近いのかな。

 そんなもんじゃないか。

 だって「人生懸けてる」んだもんね。

 全員に話をしっかり聞いてみないとわからないところはあるけど、とくに6人と康二くんはその経験してるわけで。(まだ明らかに後輩勢だっためめちゃんと、ラウちゃんは、この7人よりはいくらか希望を持ちやすかったのかな?)

 そんな凄まじい経験をしてたら、そりゃ中丸くんに「Snow Manは独特」「Snow Manはストイック」って言われるわけだよ。

 そんな話を聞くと、デビューできて、主演ドラマをやったり、ドーム公演をやったり、単独CMやグループCMをやったり、CDがミリオン達成しまくったりして、本当に嬉しいんだろうなと思う。

 ……それとも思ってた未来と違うのかな?そこはどうなのかわからないけど。

 おそらく数多くいるアイドルグループの中でも、今Snow Manはトップクラスの人気を誇ってると思うけど、しょっぴーはそんな“今”をどう思ってるのかな。

 そりゃプレッシャーとか、不自由さとか(顔バレしやすくなっただろうし)、そういうものはあるだろうからね。

 しょっぴーが“今”をそういう面倒さやしんどさを上回るほど、楽しいとか嬉しいとか思ってるといいな。

 いや、そんなこと思わないのかな。

 人生懸けてるんだもんね。

 そうなって当然というか、今みたいに活躍していくことを目指していってるんだろうからね。

 

 

 私はデビューしてからのファンなので、3人が加入した時のグループやファンの空気感を知らない。

 しょっぴーの話からすると、当時3人に相当攻撃的なことがあったということなのかな?

「3人が加入してくれたおかげでグループの風向きが変わった」(←ニュアンス)、「3人は牽引していってくれた」(←ニュアンス)、というしょっぴー。

 それが真実かそうじゃないかということは、そうだと思う人もいるだろうし、そうじゃないと思う人もいるだろう。

 だけど、私はそう思うしょっぴーを信じたいし、そう思えるしょっぴーが所属しているSnow Manは、だから今、高い人気を誇ってると思うよ。

 

 

 中丸くんが「グループっていいなって思う」(←ニュアンス)と言っていたけど、私はSnow Manが9人というグループでいることが一番好きだし、だからこそSnow Manだと思うし、彼ら全員がそう思ってることを祈るよ。(「祈るのは自由!」だもんね)

 

「グループっていいな」

 9人がそう思える世界が続きますように。