あのSnow Manのこと綴らせて下さい

アイドルグループSnow Manのことを綴ります

韓国アイドルと比較するけど超素人にもわかるように説明してほしい

 

 韓国アイドルがスゴイらしい。

 だけど、日本のアイドルと比較して、日本のアイドルは、Snow Manはダメだ的なコメントを見かけるたびに「?」となる。

 

 まず、比較というのは、ある程度条件が同じではないといけないと思うんだけど、違うのかな?

 おばちゃんはそういうことがまったくわからないので、素人としていうけど。

 

 だからこそ素人がわっっかるように比較するための根拠の説明をしてほしい。

 

 さっきも書いたけど、まず比較するってことはたくさんの条件が同じ、あるいは比較しやすいように整えないといけないと思うんだけど、違うの? 横並びにするっていうか。

 いっぱい疑問が出てくるんだけど……。

 

疑問①

 なぜ韓国人と比較? 同じアジア人だから? でもアジアの人っていっぱいいるよね。 東アジアとしてくくるとして、中国、モンゴルとかもあるんだけど、そこは同時に比較しないの? なんで韓国とだけ比較するの?

 

疑問②

 アイドル文化があるのが①の中では韓国と日本だけだから?(←本当にそうかどうか知らんけど) じゃ、アイドル文化があるアジア人ということで比較するのはよいとして、いろんなグループが日本でも韓国でもいると思うけど、そこはどのグループをピックアップして比較してるの?

 Snow Manが比較されるべき韓国アイドルグループってどちらさまになるの? そして、その根拠は?

 

疑問③

 人数、年齢、キャリア、活動形式、活動範囲、教育とか文化の違いとか、比較するためには、なんていうか基準の設置というか、理科の実験でいうところの「ある一定の条件」みたいなのを作らないといけないと思うんだけど、それを示して書いてくれてないものが多いから、何をもって比較してるのかわからんのよ。っていうか、それを示さないで比較するのって比較っていえるのかな?

 

疑問④

 BTSさんがアメリカのビルボードで1位を得られたことを考えると、東アジア内だけで比較するのはいかがなものかとも思うんだけど、そうするとアメリカだけでなく世界規模で考慮して比較すべきってことにならないのかな?

 そしたら、日本のアイドル文化と比較できるアイドル文化を形成している国をピックアップして、③に書いたみたいな条件を整えて比較しないといけないと思うんだけど違うのかな?

 

疑問⑤

 では④のこと考えたら、韓国とだけ比較するのっておかしくない? 世界規模で、いわゆるアイドル文化っていわれるアイドル文化がある国をすべて比較対象としないといけないんじゃないの? そうじゃないと比較できてるって言わないんじゃないの?違うの?

 

 

と、ざっと思ったことを書いただけでも、まったく比較する根拠がわからんのよ。だから読んでいても納得できないのよ。というか、わからんのよ。

 

 先にも書いたけど、こんな何もわからんおばちゃんにもわかるようなことを書いてくれてる人や言ってくれてる人には、今のところ巡り合ってないのよ。

 

 それとも何もわからんおばちゃんは、そんな疑問すら持ったらいけないのかな?

 でも、現在のこの地球上のアイドル文化をすべて把握してる人しか比較したらいけない、あるいはそれについて語ってはならないとなったら、語れる人ってどれくらいいるのかな?

 それに語れるんだとしたら、こんな何もわからないおばちゃんに、わかりやすく説明できる人であるべきって思うんだけど。違う?

 そうじゃないと、その人がなんで「比較」してるかわかんないよ。

 わかるやつにしかわからないでいいっていうのは、果たして「比較」といえるのだろうか。

 アイドルって、とくに何か資格がある人しか好きになってはならないって条件はないじゃない?

 ということは、誰にでもわかる根拠がないといけないと思うんだけど違うのかな?

(ただ世界規模になると文化の違いと言葉の壁はあるかなとは思う)

 

 もし、示してくれる人が現れたとして。

 非常に韓国アイドルが日本アイドルより優れていると認めたとして。

 その後、日本アイドルが好きな人に、どうしてほしいのかな?

 

 ずっと悔しいって思ってればいいのかな?

 その韓国アイドルを好きになって応援したらいいのかな?

 その韓国アイドルのためにお金を使えばいいのかな?

 日本のアイドルを嫌いになればいいのかな?

 日本のアイドルをバカにしたり、蔑んだりすればいいのかな?

 

 それで満足なのかな?

 それなら、それでいいけど。

 

 でも、悔しいって思わない可能性もあるよね。

 どんなに、その韓国アイドルが素晴らしい、自分が好きなアイドルより優れているってわかったとしても、日本アイドルを好きなことに変わりはない場合もあるよね。

 韓国アイドルを好きになっても、お金を使わない可能性だってあるよね。

 日本のアイドルをバカにしたり、蔑んだりしない場合だってあるよね。

 

 そしたら、どうしてほしいんだろ?

 目標達成されないってことになるかもだけど、そしたらどうするんだろ?

 その目標が達成されるように、いかに韓国アイドルが日本アイドルより優れているか言い続けるのかな?

 

 そんなこと言う人の意見、受け入れる意味あるのかな??????

 

 

 結局。

 

 どんなに素晴らしいものでも、好きじゃなかったら意味ないんじゃないの?

 

 自分が好きかどうかが大事なんじゃないかな。

 

 自分が好きかどうかが世界基準なんじゃないかな。

 

 しかもアイドルってある意味、嗜好品。

 こういう言いかたはよくないかもだけど、厳密に言うと、なくたって生命には関わらない。

 

 だから余計に、自分が好きかどうかだけで良い世界なんだと思うんだけどな。

 

 比較されて悔しがる権利があるのは(もし、それが悔しいことであれば)、比較対象とされた本人たちだけなんだよね。

 ファンは、それを見守ったり、励ましたり、応援したりするだけ。

 それ以上でも、それ以下でもない。

 

 だから根拠の示されていない、身分の明かされていない比較表現は、少なくとも私にとっては、わけがわからないものでしかないんだよなぁ。

 

 

 …………でも、よく考えたらスノちゃんたちが比較対象にされてしまうのだとしたら、それは、その比較した人にとって、スノちゃんたちが活躍してるって感じるからなのかも。

 

 だって活躍してないアイドルと自分が好きなアイドルを、そもそも比較しようと思わないよね。

 圧倒的に自分の応援しているアイドルが優れてたら、周囲のアイドルのことなんか気にならないはずなんだよ。

 だって、自分が好きなアイドルは世界一なんだから。

 

 だからスノちゃんを比較対象に挙げてしまうってことは、その人が理科の実験の「ある一定の条件」的なものを自ら設置してるってこと。(それがどんな根拠に基づくかは知らんけど)

 

 自分が好きなアイドルより劣っていると思うスノちゃんと、自分がスノちゃんより優れていると思っているアイドルとを、自ら同じ土俵に上げてることになるんだよね。

 だって、そうしないと「比較」できないじゃない?

 

 つまりそれは、スノちゃんを、自分が好きなアイドルと同じレベルにいるって認めてることになるんじゃないのかな。

 

 と、いうことは。

 

 スノちゃんが素晴らしいアイドルと比較されるほど、「人気あるんだな」「ダンス上手いんだな」「揃ってるんだな」「歌うまいんだな」「魅力的なんだな」「カッコいいんだな」「スタイルいいんだな」「面白いんだな」「なかよしなんだな」と思えばいいんだな。

 

 

 それに。

 そもそもスノちゃんを観察しないと比較できないわけで。

 それって、スノちゃんをよく見てるってことだ。

 比較してる内容が濃い人ほど、スノちゃんたちを見てるってことだ。

 

 Snow Manを「見つけてる」ってことだ。

 

 それって。

 それってさ…………。

 

 

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 (ご新規さん、いらっしゃ~い♪)

 

ジャニーズグッズ文化に初めて触れる人間の戸惑い

 ジャニーズに限らず、アイドルやミュージシャンなど、ライブをされる方々にはグッズというものがあるということは知っていた。

 某ミュージシャンが好きだったので、ライブに行き、Tシャツとタオルを買ったことがあったし。

 

 ジャニーズ以外のアイドルの方々のグッズがどうなっているのか存じ上げないのでなんとも言えないが、最大に戸惑ったグッズが“うちわ”と“アクスタ”だった。

 

 10月、Snow Manのデビューライブが開催されることになった。

 コロナ禍でライブが配信となってしまったが、ライブグッズが販売されるということだったので、私は初めてジャニーズのグッズというものに画面を通じて対面した。

 パンフレット、Tシャツ、クリアファイル、ペンライト、うちわ……。

 そこでまず戸惑ったのが“うちわ”だった。

 

 ライブ会場にて振る?もの(振って私はここにいますよ、とアピールするもの?なの?)らしいが、それはライブ会場にいて成立するものであって、自宅にあるとなると、いわゆるうちわとしての機能を使うことぐらいしか思いつかないのだが、それでいいのかわからない。

 何かこのうちわには特殊な利用法があって、私はそれを知らないのだろうか。

 

 そんなことを思って、ちょっとネットを探ってみたが、みなさん主に飾って楽しんでいらっしゃるようだ。(純粋にうちわとして使用するのは、会場が暑い時のみのようだ。しかもうちわを汚さないよう専用のカバーが、3COINSやサンリオ等で販売されていると知り、なんてどの企業も商魂たくましい、そしてみなさんがそんなにうちわをキレイにしておきたいのかと驚いた。でもすぐに、持って帰ってきたときにポスター的機能も果たすことを知る。だから、“飾る”んだ!だからカバーかけてキレイにしておきたいんだ!と理解する)

 

 それと、よく海外のミュージシャンのライブでファンがプラカード的なものを掲げていることがあるのだけれど、ジャニーズでは“うちわ”がその役を担っているらしいということも知る。

 うちわに、希望の“ファンサ”なるものを描いて彼らに見せたり、あるいは応援メッセージをしたためたり、自分の“担当”の公式うちわを掲げることで、あなたのファンです、金使いましたよ(←ちょっと違う?)、とアピールできたりする代物だということを把握した。

 しかも後ろの方が見えなくなってしまうので、自分の肩の高さ以上にあげてはいけないというマナーがあることを知る。その下の範囲で小さく振るものらしい。

 ほとんど、うちわとしての機能を果たしてないじゃないか。

 ともかく、よりプラカード的利用をするものなんだなと知る。

 

 しかし、そこでひとつの疑問が起きる。

 簡単なことだ。

 

「それ、メンバーから見えるの?」

 

 そういえばスノちゃんたちも、YouTubeでうちわを作成していたなと思い出した。

 舘様が「この紋章を貼ってくれていたら、僕のファンだってわかりますから」的なことを言っていた。

 ということは、彼らはうちわで自分のファンかどうか認識しているということ?らしい。

 え?そんなん見えるの?

 肩から上に高さに上げられないのに?

 ライブ会場、小っさいの?

 それとも、みんな、めっちゃ視力いいの?

(もともと視力が悪く、さらに老眼が加わった私にはとても想像がつかない)

 そんなことを思っていたが、ところがどっこい。

 ちゃんとそのうちわに描かれた通りのファンサを返してくれることがあると知って驚いた。

 アイドルってすげぇな。

 うちわの字って見えるんだ、など、いろいろ感心する。

 

 うちわがこのような使いかたをされるとは。

 ジャニーズっておもしろい。

(それとも、ジャニーズ以外のアイドルのみなさんにもうちわがあるものなの?)

 

 そうは思ったが、たとえ会場に行けることになったとしても、今のところメッセージつきのオリジナルうちわを作る気はない。というか、器用ではないので。

 せめて、私をSnow Manに導いてくれた女神お丸……ではなく、ふっかさんのうちわを購入するくらいか。

 うちわやクリアファイルなどは、メンバー全員バージョン以外、メンバー個人バージョンが作成されることがポピュラーらしい、またそれが人気のバロメーターになっているらしいということを知り、「ああ、アイドルはやはり競争社会……。自分のグループのライブですら、そんな目に遭うのか……」と切なくなってしまった。

 でも、スノちゃんは平等に人気があるような気がするけど、誰かのうちわだけ飛び抜けて売れない、あるいは売れるということが発生するのだろうか………。

 その売り上げが世間に発表されるかどうかは知らないが、まあ社内情報として売り上げは記録されるだろうから、私にできることはふっかさんのうちわを買うことぐらいだ。

(いや、全員を買ってあげるべきなのか。それとも全員タイプを買ったほうがいいのか)

 そんなこんなで、うちわについては、とりあえずなかなか多機能なグッズだということが理解できた。

 

 

 そして。

 最も戸惑ったグッズが“アクスタ”だ。

 

 これはライブグッズだったり、そうではなかったり?するらしい。

 なんていうか、通常販売商品とでもいえばいいのだろうか。

 いつも売ってますよ、というやつらしい。(違う?違ってたら、ごめんなさい)

 それなのに、なかなか購入できないらしい。

 販売日と時刻が事前に知らされ、その数十分後、いや数分後には売り切れてしまうものらしい

 

 いや、それ以前に。

 

 “アクリルスタンド”って何?

 それ買ってどうすんの?

 

というのが最初の感想だった。

 

 スノのファンの方々のSNSを見ていて、この“アクスタ”がよく登場していることはわかっていた。

 食事や旅行、そして何よりライブに行ったときに道連れにしてらっしゃるみたいだ。

 もちろん部屋にコーナーを作成して、美しく飾ってらっしゃる方もいる。

 

 でも、まったくそういう文化に触れたことのないおばちゃんとしては、「着せ替えができるわけでもないし(もしかして着せ替えできる???)、人形ではないから抱きしめたりもしにくそうだし(抱きしめるにしてもなかなか小さくて平たい物体のようだし)、時間が経てばヘアスタイルなどが今の彼らとは違うことにもなっていくだろうし………」と、思ってしまった。

 こういう風に感じるところがおばちゃんなんだろうが、実際おばちゃんなのでしかたない。

 要は、おばちゃんには、とても扱いが難しいものと認識された。

 

 持ち歩きやすく、一緒にお出かけ気分を味わえる、ということが最大のメリットというところか。

 でも、なんだか折れそう。

 どれくらいの強度を誇ってらっしゃるか知らないけどさ。

 折れたの見たら、立ち直れない気がする。

 まさに心がバッキバキに折られそうな気がする。

 

 そう思っていたら、ちゃんとそれを納めるケースが存在、販売されていることを知った。

 そうだよね!

 そうでもしないと折れるよね!(←偏見?)

 すげぇな! 商魂たくましいな!

 中には違う目的で販売されているアイテムを工夫して利用なさっている方もいる。しかもそれを惜しげもなく、みなさんに教えてあげていらっしゃる。

 中には、ご自分でステキに作ってらっしゃる方もいる。

 ひとつの素晴らしい作品になってる方もいる。

 すげぇな! クリエイティブな人と作品を生み出してるな!

 ただ、旅は道連れだけじゃないんだな!

 

 でも、ごめん。

 おばちゃんは、そんなステキなケースに、ちゃんとしまって持ち歩いて、必要な時に取り出して、またちゃんとしまって………という、ていねいな扱いをする自信がまったくない。

 いや、ケースのまま置いてもいいようになさってる方もいるけどさ。

 でも、ケースにしまう前に、買ってすぐに折る自信のほうが100倍ぐらいあるので、アクスタには触れないことにする。

 

 象が全体重かけて踏んでも、腹を空かしきったカバが噛みしめても折れないって保証があるなら、購入検討するけど。

 石川五右衛門斬鉄剣でも切れない、ウルヴァリンのアダマンチウムの爪で引っ掻いても削れないっていうなら、購入検討するけど。

 

 そうじゃなければ、心が折れそうなので手を出さないことにする。

 

 そしてペンライトが、停電のときに意外に役立っていることを知って、さらにグッズの奥深さを感じることとなる。

 

 

 そして結局。

 

 初めて見るジャニーズグッズの世界に戸惑いに戸惑い、今のところ購入したのはパンフレットのみである。

 

 でも、初心者おばちゃんには、ちょうどいいような気がするのである。

 

 

頭の中が「?」で埋め尽くされた「滝沢歌舞伎ZERO 2020 The Movie」

(このタイトルを見て読んでくださっていると思うので、あえて書くのはどうかと思うが一応。たぶん、ネタバレ的なことが書かれているので、その点をご了承のうえ、お読みください。

 もう公開から二ヶ月以上経ったこともあり、書くことにしました。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 腹筋太鼓なるものがあるらしいということは知っていた。

 前情報としては、それくらいしかなかった。

 スノちゃんたちが見どころとしてYouTubeで映画のことを紹介していたのは知っていたが、せっかく初めて見るのだし、何の情報もなしで見てみようと思っていたので、「滝沢歌舞伎ZERO 2020 The Movie」は、腹筋太鼓がある、ということと、ふっかさんが女形をやってるらしいということぐらいの情報しかないまま見た。

 

 これが良かったのか悪かったのかはわからない。

 

 この作品を見て、こんな頭を使うことになるとは思ってもみなかった。

 こんなに「?」と思いながら見ることになるとは思わなかった。

 しかも、ライブビューイングという形式で見てしまったのも、よくなかったのかもしれないし、よかったのかもしれない。(生まれて初めてのライブビューイングについては、いずれ別記したいと思う)

 ただ、一気に多大な情報を摂取してしまったということだけはわかった。

 

 

 もう随分前、今は亡き18代目中村勘三郎が、まだ5代目中村勘九郎だった時代に、歌舞伎座で、演目は忘れちゃったけど、数回、観劇したことがあった。

 歌舞伎に詳しいわけではないので何ともいえないが、時代が違う物語を2つ、あと踊りがメインの演目で構成されていたように思う。

 だから歌舞伎といえば、こういうもんなのかなという素地というか、思い込みというか、そういうものがあった。

 そんな感じなのかなと思いつつ映画を見た。

 だって「歌舞伎」ってタイトルについてるんだもん。

 

 それが良かったのか悪かったのかはわからない。

 

 なんやガイド?的な少年やら外国人のお姉さんやらが出てきた。

 未来都市みたいなもんが見える。

 あ、桜吹雪の量がスゴイ。

 剣舞始まった。

 なんで中国の伝統芸能

 かと思えばMVみたいなもんに変わった。

 あ、また、いかにも歌舞伎チックな演目だ。

 腹筋太鼓だ。

 またMVだ。

 CFBやるんだ。

 また歌舞伎チックなやつだ。

 わー、阿部ちゃんと佐久間くんの女形キレイ。

 なんか、みんな踊ってる。

 時代劇始まった。

 あべぞうって何?

 舞台が急に、いわゆる舞台になった。

 お丸が放水してる……。

 出演者が流れるテロップ横でワイワイしてる。

 さらにメンバーが役のまんまで踊ってる。

 終わった……。

 

と、これらの演目を、常に「?」というものを抱えながら見ていた。

 

 で、感想はというと。

 

 よくわからん。

 

 

 それぞれの演目で(そもそも演目って言っていいのかな?)スノちゃんたちや出演者の方が全力投球していたのはわかったし、それぞれの技能の高さを見せつけられるところがあったし、それはそれでいいんだけど、なんでそういう構成なのか、また、まったくつながりを感じられない演目が複数あるんだけど、それはそういうもんなの?????????

 

 完全にMV的なものがあるんだけど、それはMVじゃないの?

 これは、どういう解釈で見ればいいの?

 歌舞伎と題してるから、歌舞伎的な内容があるのは安心できる。

 だって歌舞伎だから。

 歌舞伎じゃないけど、なんていうか和の技能を感じさせる剣舞的なもの、時代劇、あと和ではないけど古典芸能ってことで変面は、まだ理解の範疇としましょう。

 

 でも。

 途中で入る彼らの普段のお仕事を想起させる、MV的な演目はどう解釈したら?

 あと、どうなっちゃったのか結論がない、未来都市にいるらしい少年のエピソードは?

 

 ??????????????????

 

 とにかく頭の中が「?」に埋め尽くされたまま、映画は終わった。

 

 

 上映直後にお隣に座っていた大学生らしきお嬢さんたちが、「カッコよかった」「キレイだった」と話していたのを聞いて、演目にちっとも「?」とは感じていらっしゃらないらしいことを察した。

 

 それを見て思った。

 

 これは「?」を浮かべてしまう私がいけないのだろうか。

 

 この映画は(あ、映画でも舞台でもないということだったけれど、とりあえず映画扱いでいきます)

 

Snow Manの美しさや技能の高さを楽しむため考えられた演目なので、つながりなどは二の次。

②いろいろな演目を詰め込むのが歌舞伎という解釈なので、今詰め込むことができるものを詰め込んでしまおうという考えによって、このような形になった。

③そもそも舞台演目だったものの映画化。舞台演目とはこういうものなので。

④ジャニーズの映画はそういうものなので。

 

といったことが思い浮かんだが、これらのどれが当てはまるのかもわからないし、ひとつだけあてはまるのかもしれないし、どれも当てはまらないのかもしれないし。

 

 ともかく、わからない。

 

 帰ってネタバレレビューを見たが、同じように「???」ってなってる方がいて、少々ホッとした。

 あと実際に「滝沢歌舞伎ZERO」を観劇されたことがある方や、DVDなどで事前履修されていた方も、「?」が少ないようだった。

 ただ、レビュー内容が大きく二つに分かれているなとは感じた。

 私のように「わからない」パターンと、そういったことを超越?して、彼らのパフォーマンスや楽曲について語っているパターンだ。

 

 それぞれがそれぞれの意見を持っていいと思うので、それにどうこう言う気もないし、それぞれがそれぞれの見方をしていておもしろかった。

 私が感じたことを言語化してくださっている方もいて、「そうそう!」と思ったりもした。

 そのようないろいろな解釈を知ったうえで、また見たいとも思わされた。

 何回も見ている方が多い印象を受けたが、とくに私のような初見の場合、履修してから見るとどうなるんだろうという興味が湧くからではないかと思った。

 

 ともかく、ひとつ言えるのは、「こんな映画見たことない」ということだ。

 

 映画を見て、こんなに頭を使ったことはなかった。

(「新世紀エヴァンゲリヲン劇場版 DEATH & REBIRTH シト新生」もなかなか頭を使ったけど、まだ考察のとっかかりがあった)

 

 お値段もビックリしたし、ムビチケがなかなか取れなくてビックリしたし、内容もビックリした。

 

 おばちゃんになって、驚くという体験はもうあまりないだろうなと思っていたが、Snow Manに出会ってからは、新鮮な体験が色々とできて、体と肌はともかく脳の若返りには良いことばかりのような気がする。

 これで肌にもアンチエイジング効果があるといいのだが。

 

 それと今回映画を見て思ったことは。

 

 実際に舞台やライブを見たらどうなるんだろう?

 

だった。

 

 Snow Manがまた私に新しい生きがいをもたらしてくれようとしている。

 

 

 ありがとう。

 君たちにハマったおかげで、こんな年齢になっても初めてのことをたくさん経験できて、脳が刺激されて、楽しくてしょうがない。

 

 きっとムビチケを取る以上に、舞台やライブのチケットを取るのは難しいんでしょう。

 取れたらどんなに嬉しいか、取れなかったらどんなに悲しいか。(告白成功か、失恋かって感じに近いかと思ってるんだけど、合ってる?)

 

 そんな経験もさせてくれるなんて。

 おらぁ、ワクワクすっぞ!(by孫悟空)

 

 

 

「ジャニーズ」を楽しむということ

 

 

 私の夫はいわゆる「ジャニーズ」が嫌いな人だ。

 

 よかった~~~!

 めっちゃ、感謝! 

 助かる!

 ずっと嫌いでいてくれ~。

 とくにスノにハマった今となっては、しみじみ、そう思う。

 

 

 私は趣味を他の人と共有するのが、あまり好きじゃないというか、ひとりで堪能したいタイプ。

 だから、夫が嫌いでいてくれるということは、私だけのお楽しみ空間に絶対に入ってこないということなので、非常にありがてぇ!(by目黒蓮)。

 ひとりで自由に、自分のタイミングやその時の自分のテンションでスノちゃんたちを楽しめるのがいい。

 

 もちろん仲間と楽しみを共有したいという方も多いとは思う。

 でも、共有するにはメリットとデメリットがある。

 簡単に羅列すると下記のようなことかと思う。

 (ただジャニーズのファンになって日が浅いということを前置きさせていただきたい)

 

<メリット>

・情報交換できる

・一緒にライブに行ける(自分がチケット取れなかったとしても相手が取れるなど)

・グッズや雑誌をお願いできる&お願いされる(地方限定や自分が入手しようとした時に売り切れていた場合)

ライブ配信などを一緒に堪能できる

・テレビ、ラジオ、雑誌、DVDなどの「よかった」「好き」というプラスだけの感想を語り合える

・グループやメンバーに関して残念なことがあったとしても悲しみや辛さを共有できる

 

<デメリット>

・金銭的に大変でもライブ、グッズ購入などの誘いを断りにくい

・メンバーの発言やパフォーマンスに、自分は賛成でも周囲は納得していないとき。また、その反対。

・メンバー出演の番組などに疑問を感じても、周囲がそれを喜んでいるとき。また、その反対。

・単純に私生活で何かがあり、スノを堪能する心の余裕がないのに、何かしら反応しなければならない。

・単純に興味がなくなった場合

 

などなど。

 

 要は「人づきあい」をしなければならなくなるということだ。

 

 

 

 私は。

 あくまで私は、ということを前置きするが。

 

 好きなものは自分のペースで好きに堪能したい。

 

 だって、好きなことだもん。

 周囲のことなんかまったく気にせず、好きなタイミングでチェックしたい。

 それぞれ生活ペースというものがあるから、リアタイできないこともあれば、見なくてもいいや買わなくてもいいやと思うものだってあるし、金銭的に今は購入できないという時だってある。

 あと今日はとにかく眠たいから見れないなって時もあれば、単純に時間がなくて見れない時だってある。

 仕事でイヤなことがあって、ニコニコ元気な彼らを見るのはしんどいなって思う時だってある。

(だからSNSは良し悪し。利用のしかたを考えるべきだね)

 

 だけど、どんなに周囲がイイ人たちだったとしても、それなりに気を使わなければならない。

 一緒に楽しむ仲間がたったひとりだったら、まだその人だけに対応すればいいので、手間をかけられるかもしれないけれど、複数の人とつながっていたら、そういうワケにはいかない。

 

「あ、まだ見てなかったんですね。ごめんなさい」(ネタバレされるし、お互い申し訳ない気持ちになる)

「まだ見てなかったの?」(ネタバレされるうえに、そんなのファンじゃないというムードを出される)

「あ、今回は買わないんですね。すいません、気がきかなくて」(相手に買ったことに罪悪を感じさせ、自分が買わなかったことに罪悪を感じることになる)

「買わないんですか……」(そんなのファンじゃないというムードを出される)

といったことが起きかねない。他にもいろいろ。

 複数の人がいる限り、それぞれ反応はさまざまで、そうすると、それぞれにそれぞれの対応をしなければならなくなる。

 

 そうすると。

        

 自分のスノを堪能する時間がなくなる。(おばちゃんは働いているし、家族がいるので、家族のペースも考慮して生活しなければならないので、個人的自由に過ごせる時間が非常に少ない)

 

 

 そもそも何年も何年も自分と追うペースや熱量がまったく一緒の人なんていない。

 いたら、それはマジ奇跡。

 それくらいありえないことだと思う。

 

 

「そんなこと気にするような人とつきあわなければいいのでは?」「無視すればいいのでは」とおっしゃる方もいるとは思うが、同じスノを好きな人たちに気を使わないようなおつきあいなんて、おつきあいではないと思う。

 

 そんな程度に思う相手だとしたら、ただチケットを一緒に取ってくれる便利な人とか、そんな風しか思ってないってことだ。

 仲間として大切に思ってないってことだ。

 こちらが気を使わないように振る舞ってくれる人にこそ、自分も気を使うべきだからだ。

 

 これはある程度、年取ったおばちゃんだからこそ、言える。

 

 同じものを好きだといい、スノを一生懸命応援してる人に気を使わないようなつきあいはすべきじゃないし、長続きしないし、イヤな思いをする可能性が高い。

 そもそも相手に失礼だ。

 

 だから、私はひとりで堪能するのだ。(今のところ)

  

 こんな他人で大変なんだから、家族で同じものを好きになってしまうと面倒くさくなるのは目に見えている。

 家族だからこそ、余計に気を使わなければならなくなる。

 一番は家計が同じであること。

 もし家計を分けているとしても、家族という媒体である限り、完全に関係ないというわけにはいかないからだ。

 ライブや舞台に行く、しかも遠征するとなると、その影響も家族は受ける。

 そう考えると、仲間より家族のほうが受ける影響は強い。

 だからこそ、私は家族とお楽しみを共有したくない。

 

 

 家族がスノのことに無関心でいてくれるのが一番いいのだけど、優しいところがあると「あの番組出てたね」なんて話してくれたりするようになるでしょ?

 こっちが何かしら見てたら、一緒に見たりするようになるでしょ?

 録画予約し忘れてて「しといたよ」なんて言ってくれたら、確かに感謝するけどさ。そうするとスノへの関心が高くなって、結局ファンになったりするのよ。

 あの人たち、かなり魅力的だし!

 そうなると、面倒くさい!

 家族だからといって、同じペースで同じ熱量で楽しめるとは限らないからだ。

(テメェのためにメシ作ってる最中なのに、まだ見てない録画を勝手に再生すんなよ!とか、そういうこと絶対起きるからね)

 

 だからジャニーズが嫌いな夫は、非常に都合がいいのだ。

 

 それに夫は、ジャニーズを知り尽くしたうえで「嫌い」と言っているわけではない。

 そんなよく知りもしない人に「嫌い」と言われても、「何をおっしゃってるんだか」だから気にもならない。

(研究し尽くしたうえで「嫌い」と言われても、それはそれだからそれでいいし。自分が「好きなこと」に何の関係も影響もないから。あ、でもなぜ嫌いになるのか論じてるのは読んでみたいかも)

 ともかく私がスノを見ていても見ようとしないこと、関心を持とうとしないことが一番だから、どんな理由で「嫌い」かは聞く気もないけど、嫌いでいてくれて、ありがてぇ!(by目黒蓮)

 

 見せないように、買わせないようにと邪魔してくるようだったら問題だけど、夫はそんなことはしてこないので、とてもベストな状態だ。ありがてぇ!(by目黒蓮)

 ライブは行ったことないからわからないけど、「滝沢歌舞伎ZERO 2020 The Movie」のライブビューイングに行っても、とくに何も言われなかったから、外出系推しゴトも大丈夫かな。

(かといって、CD買ってることもわかってないみたいだが)

 

 良き良き!

 

 Snow Manはただでさえ9人もいて全員を追うので忙しいので、今のところ時間もない状態だし、ひとりで堪能するのがベスト!

 

 そしてここで、勝手気ままに思うことを綴るのが幸せなのだ!

 

 ありがとう! Snow Man

 ありがとう! 「ジャニーズ」が嫌いな夫!

 

 とてもとても楽しい日々を送らせてもらってるよ!

 


センターにしかなれないラウール

 

 ラウちゃんにはできなかっただろうな。

 そう思う。

 

 ラウちゃんは8人のお兄ちゃんたちに比べて、ジャニーズの舞台の経験があまりないままデビューしてしまった。(ということだよね?)

 だから、誰かを引き立てる役ということはできないというか、そういう経験をほとんど積まないままになってしまった。

 でも。

 

 そもそもラウちゃんは「バックダンサー」になれない人なんだと思う。

 

 ふっかさんも「ラウが端っこにいたらおかしいのよ」と言ってたけど、まさにそうなんだと思う。ラウちゃんはセンターでなければ「活きない」タイプ。

 これって先輩のバックにつかせてもらって、経験を積んでいくジャニーズとしては不幸なんじゃないかと思う。

 もしバックをずっと経験するようなことになっていたら、個性が死んじゃったんじゃないかな。まあ、そんなことになってたら、それ以前に辞めそうだけど。

 

 それくらい彼は目立ち始めていたんだと思う。

 

 まだ中学生半ばくらいまでは、なんとか周囲のジュニアの中にいても溶け込むというか、差はなかったのかもしれないけど、それを過ぎたあたりから、周囲から浮き始めたと思われる。

 ダンスのスキルもスゴかったとは思うけど、とにかく容姿が目を引いたんじゃないかな。

 ハーフうんぬんはともかく、「なんか目立つ」って感じだったのでは。

 

 話は逸れるけど、安室奈美恵はもともとSUPER MONKEY'Sというグループで活動してた。だけど、後にそれが「安室奈美恵 with SUPER MONKEY'S」と改名されたことからわかるように、他のメンバーと横並びで活動できなくなってしまった。後にMAXとなるメンバーのひとりが「みんな安室奈美恵を見る。誰も私たちのことなんか見ない」(←ニュアンス)と言っていたように、他メンバーとダンスや歌のスキルに差がなかったとしても、あるいは劣っていたとしても、目を引く子だったからだ。(安室奈美恵が他メンバーより歌やダンススキルが劣っていたというわけではないので、あしからず)

 これって、何が原因なのかって説明しづらい。

 もしその子より他に容姿がいいメンバーがいたとしても(繰り返して言うけど、安室奈美恵が劣ってたというわけではないのであしからず)、なぜかその子を見ちゃう。

 どんなに端にいたとしても。

 なんか、見ちゃう。

 そんな子。

 そんな子っているんだよな、たまに。

 ラウちゃんは、このパターンだったんじゃないかって。

 

 あと抜擢したのがタッキーだったとして、ラウちゃんの日常の言動もSnow Manに入れようって思う要素だったのかも。

 

 ラウちゃんには、阿部ちゃんとは違う賢さがある。

 

 阿部ちゃんは本当に勉強ができる賢さなんだけど、抜けてるとこもあるじゃない?(ホテルの部屋出るときにカギ忘れて締め出されるとかetc.)

 でもラウちゃんは抜けてるとこがない感じ。(まだ年齢的に経験してなくて知らないことがあるなと感じることはある)

 人狼とかジョーカーゲームしているときを見てもらうと、その頭の回転の速さというか、状況を把握する能力の高さは恐ろしいものがある。計算高さっていうのかな。

 

 ふっかさんはちょっと違うと思うけど、他の7人は良くも悪くも「疑う」「計算する」(数学の計算じゃないよ)という能力が低い方々だと私は思ってて。

 これが彼らの魅力であり、Snow Manが「なかよし」の一因だとは思ってるけど、なかなかデビューできなかった原因だったってとこもあるかもって思う。

 

 なんていうか芸能界で生き抜くには、どこかズルさや計算高さみたいなものが必要なことがあると思うんだけど、7人はこれが欠けているというか、そういうのが無くて正々堂々とピュアな人たちって感じがして。

 それを際立たせる役割もラウちゃんにはあったのかなって。

 ピュアも際立つと武器になるから。

 

 ラウちゃんだってもちろんピュアなところはあるけど、もしかしたら「計算されたピュア」なのかもしれないと思うときがある。阿部ちゃんを“カワイイ”のライバルと言っているとこからも。

 加入当時はふっかさんがよく面倒を見てたみたいだから、ふっかさんが教えるというか、伝えていた面もあるかと思う。(最近も違う形で面倒を見続けてるとは思うけど)

 Snow Manに足りないものを補ってもらうために、いや、活かす力があるから君はやってきたんだよ、って。

 ある意味ピュアピュアなお兄ちゃんたちを際立たせるには、そして輝かせるには、はるかに年下で、なんか目立っちゃう、そして“計算ができる”ラウちゃんが必要だったんじゃないかな。

 

 すんごくわかりやすく言うと、語弊があるとは思うけど。

 

 ヒール役的なポジションを任されたというか。

 

 ピュアな正義の味方を引き立たせるには、ズルい敵やライバルが必要なわけじゃない?

 そうしないとストーリーが始まらない。

 誰もが見たいと思う作品にならない。

 Snow Manを誰もが夢中になるストーリーにするには、ラウちゃんって圧倒的ヒール役が必要だったんじゃないかなって。

 

 ちょっとピュアじゃないふっかさんをラウちゃんがいじるのも、ラウちゃんが自分に何を望まれているか、ふっかさんが何を望んでいるかわかるからだと思う。

 ふっかさんも、ラウちゃんが何をしたらいいのか、何を目指しているのかわかるから、ああいう関係なんだと思う。

 ふっかさんは早くに気づいたんだと思う。

 Snow Manにラウちゃんがやってきた理由を。役目を。

 そのときのラウちゃんは、自分でそれがわかってなかったかもしれないけど、お兄ちゃんたちと親しくなっていくにつれて、あの頭の回転の速さで自覚したんじゃないかな。

 まだ15、6歳だった彼にとっては、過酷だった面もあると思う。

 だけど、お兄ちゃんたちのピュアさと、“気づいてる”ふっかさんの後押しで、センターを担う覚悟と自覚を持ったんだと思う。

 

「ここ、いじる人(ズルい人)が誰もいないじゃん! オレが頑張らないと!」って。

(康二くんもメンバーをいじるけど、ラウちゃんのいじりとは違うので、また別の話。あとしょっぴーがツッコめるようになってきたけど最近のことだと思うし、いじりとはちょっと違うと思うので、それもまた別の話)

 

 すごい覚悟だと思う。

 すんげぇ賢いと思う。

 

 そんな覚悟をしたラウちゃんは、ますます「センターにしかなれない」人になっていく。

 

 だって、自分がセンターになって、周りのお兄ちゃんたちを輝かせなきゃいけないんだから。

 それって、センターだけど、裏方的でもあると思う。

 いや、実はすごい裏方なのかも。

 だって、自分しかいないんだよ。

 Snow Manっていう唯一無二のピュアな光を放つための主電源が。

 

 そんなラウちゃんは「傷つく」って公言する。

 それは自分がヒール的なポジションだってわかってるからじゃないかな。

 大変だと思うし、落ち込むこともあると思う。

 でも自分が言わないと、攻撃を自分に集中させないと、ピュアなお兄ちゃんたちが傷ついてしまう恐れがあるから、彼は言う。

 「傷つく」って。

 

 そして私たちに問いかけるんだ。

 このSNSと切り離せない時代のアイドルを推す私たちに。

「傷つく」と公言するべきかどうか。

「傷つく」ことを記す人たちに、どう対応すべきか。

 そう。

 ラウちゃんはファンのためにまで、ヒール役であろうとする。

 

 すんごいセンターがいるグループを好きになってしまったと思ったね。

 

 そんな、すんごいセンターを、深い深い愛情で育ててるお兄ちゃんたちもまた、すんごいと思ってしまったね。

 

 だってそうじゃなきゃ、ラウちゃんは「傷つく」って公言しないはず。

 できないはず。

 

 Snow Manというグループのセンターだから公言できるんだと思う。 

 その自覚があるから、公言できるんだと思う。

 

 ラウちゃん。

 お兄ちゃんたちを輝かせてくれてありがとう。

 そして。

 ラウちゃん自身が一番わかってるだろうけど。

 お兄ちゃんたちは、あなたを絶対に守るし、守ってるはず。

 

 だから安心してSnow Manのセンターであり続けてね。

 

 

 おばちゃんも、お兄ちゃんらの足元にも及ばへんけど、ラウちゃんの味方やからね!(←なぜ関西弁?)

 そんな小憎らしいこというヤツ、しばいたるから!(←なぜ関西弁?)

 でも、そんなんしたら、そんなくっっっだらん失礼なヤツと同等になってしまうから、せぇへんけどな!(←いや、だから、なぜ関西弁?)

 

 

 

 

 

「この仕事向いてない」から光り輝く目黒蓮

 

 世の中、本当に自分に向いてる仕事してる人って、どれくらいいるんだろ?

 ちなみに私はしてないな。

 でも働かなきゃいけないから働いてるよ。

 おばちゃんになって、それなりに色々な人生経験があるから言うけど、本当に自分に向いてる仕事ができてる人って、あんまりいないんじゃないかな。

 慣れとか鍛錬とかで、素晴らしい仕事ができるようになる人はたくさんいると思うけど。

 あと、「向いてる」と「好き」も違うしね。

 

 興味ある仕事ができてる人は、まずまずいるってことになるのかな?(多少「好き」も含まれるけど、完全に「好き」なだけの仕事を選べる人は本当に少ないと思う)

 ある程度、興味あるところに就職活動しにいくもんね。あと自分ができそうなことだよね。

 でも、就職難のときに就職した人は、「とにかく働かせてくれるところ!」って感じで、興味あるもないもなかっただろうし。

 それでも希望の職場に就職できたとして、希望の仕事内容ができてる人はどれくらいいるんだろ?

 あと働いてみて、この仕事向いてるんだって気づく場合もあるだろうし、周囲に向いてるって言われるけど好きじゃない場合だってあるだろうし、好きだと思ってやってみたら全然うまくできない場合もあるだろうし。

 

 そうやって考えると「好き」で、しかも自分で「向いてる」って思える仕事に就けてる人って、あんまりいないんじゃないのかなぁ。

 そういうことを乗り越えて、使命感はある人はいると思うけど。

 

 めめちゃんはハッキリと「この仕事向いてない」って言った。

 

 まあ番組の流れ的なこともあったかもしれないけど、彼の性格を考えると、本当にそう思ってるところはあるのかな、と。(ここはバラエティに限ってという発言だったかもしれないけど、とりあえずアイドルという括りで見ていくことにする)

 それを聞いて、改めて思った。

 このいわゆる「アイドル」って仕事、どういう人が向いてんだろ?って。

 

 まず、「ジャニーズ」に所属してるってことで、「ジャニーズ」に所属してないアイドルの方々とは、区別が必要だなって思う。

 他のアイドルがどういう経緯でアイドルになっていくか知らんけど、少なくともめめちゃんはジャニーさんっていう、ある意味特殊能力を持った人に選ばれたから、他とは違うと思うんだよね。

 あと、今は違うのかもしれないけど、当時は明確に契約を結んだりしなかったみたいだから、合格したからって堂々と「オレ、ジャニーズ事務所のアイドルなんだ」って言えない状態だったのかなって。

 定期的に仕事があるようになったら、言えるようになるのかな?

 デビューしてから? でも、ジュニアで活躍してたらアイドルだって言ってるし、言ってていい気もするから違うのか。

 でもジュニアって、立派なアイドルになるべく存在する制度(?っていうの?)なんだろうし(育成する場所なんだよね?)、そうするとアイドルの卵ってことなの?かな?

 アイドルですって堂々と言える子と、アイドルの卵ですって子が混在してる感じがするのも、ジャニーズの特徴なのかなって。

 

 じゃ、ジュニアの中で堂々と「自分はアイドルだ」って言える子って、どんな子?

 誰が見ても美少年で、スタイルが良くて、踊りがうまい、歌もうまい、演技もうまいってパーフェクトな子ってことなのかな。(そうだったとしても、言わない子もいるよね)

 そんな子、いっぱいいると思うんだよね。(それとも、あまりいないものなの?)

 あと今だと、バラエティ能力も必要なのかな。(関西ジュニアさんは、明確に“笑い”ができないといけないらしいし)

 でもバラエティって、しゃべれるのがいいってこともあるし、しゃべれないのがいいってこともあるし、頭の回転が速いからいい場合もあるし、おバカなのがいい場合もあるからなぁ。あと、顔や動きに特徴があるとか。

 櫻井くんとかキャスターしてるけど、そもそも、あれはアイドルとして必要なスキルなんかな? キャスターしてるから、国民的アイドルになったのかな? 

 

 踊りに関しては、ジャニーズではすぐにできないとバックにつけないらしいから、みんなある程度スキルがあるってことだよね。

 

 歌は素人の私から見てもヘタな子もいる。でも、それをウリにして、それを愛しいと思うファンもいる。これは歌だけで勝負する歌手の世界ではありえないから、アイドルならではなんだと思う。

 

 演技がうまくなくても、歌や踊りがうまいって子もいるだろうし。その反対だってあるだろうし。

 

 歌や踊りや演技がうまくても、バラエティではちっともつまんない場合もあるだろうし。その反対もあるだろうし。

 

 頭が良くても悪くても、それで番組に呼ばれれば、それはそれで成立してるわけだし。でも、「ボクは頭がいいから(悪いから)アイドルです!」って言うのも違う気がするし。(コンセプトをそこに置くとするなら、また話は違うけど)

 阿部ちゃんは「頭がいいからアイドル」なんじゃなくて、「アイドルだけどインテリ」ってことなんだよね。(櫻井くんが先駆者だね)

 

 

 ………そうやって考えると、なんていうか、明確な基準っていうか、絶対的な条件って説明するのが難しいな、アイドルって。

 

 じゃ、「この仕事向いてない」って言うめめちゃんはどうなのか。

 

 踊りは前述したように、ある程度はできてることになるし、今Snow Manで踊っていて、周囲からヘタだの言われてるのを見たことがないからできているんだと思うし、まったく踊りのことわからない私からすれば、立派に踊れてると思う。

 

 歌だって、ヘタだって言われてるのを見たことがないし、「それスノ」の企画でカラオケ特技として披露して、いわゆる一般人である面接の方に上手いって言われてたぐらいだから、上手い部類に入るんだろうし。歌に関してまったく知識のない私だけど、上手いと思うし。

 

 おバカだってことでいじられて、おいしいし。(ただ、本人のここでのスタンスがよくわからないところはある) 

 

 演技も近々で放送された「教場Ⅱ」で、ヘタだったよねって言うのは聞かないし。

 

 モデルしてて、モデルに向かないっていうのも聞いたことないし。(モデルで向いてない場合って、体つきが変化しやすいとか? それだったら、ちゃんとキープしてるってことだから問題ないってことだよね。あと向いてないなら、とっくに辞めさせられてると思うんだよね)

 

「ひとつのことしかできない」から向いてないってこと?

 でも、少なくともそれはバラエティでしか私個人は感じたことがないけど、でも「それスノ」なんかはそれをおいしくしてるから、そうだとするとバラエティ的にはいい場合もあるってことになるけど?

 

 前述したけど、バラエティで呼ばれたら(初回お試しはあるにせよ)、それは成立するとみなされたからであって、めめちゃん自身が判断するところではない気もする。(まあ、グループでの番組は出演しなくちゃいけないけどさ)

 それとも歌と踊りと演技とかに「ひとつしかできない」ことが悪影響するってこと?

 でも、おそらく一般的な感覚である私が見て、「あー、ひとつのことしかできてないわ、ダメじゃん、マイナスじゃん」と思うような場面は見たことないけどなぁ。

 

 もちろん、めめちゃんがそう言うんだから、めめちゃんの中では何か「向いてない」と思う要素があるんでしょう。

 でも、だからこそ、彼は「アイドル」でいられるのかなと思う。

「向いてない」からこそ、極めてやろうと思う心意気が出てきて、「アイドル」でいられるのかなって。

 そうじゃなかったら、めめちゃんはとっくに辞めてたかもしれない。

「向いてない」と思える才能があるから、「アイドル」として頑張れるのかなって。

「向いてない」って気づけてるからこそ、自分を磨き続ける努力、いろんなことに挑戦していこうっていう気迫が出てくるのかなって。

 

 

 だから、めめちゃん、苦しいかもしれないけど、いつまでも「この仕事向いてない」って思っててね。

 

 そう思いながら、光り輝き続けてね。

 

 同じように「この仕事向いてない」って思いながら働いてる人たちの希望になってね。

 

 

 

 もしかしたら、「向いてる」って思ったときは、めめちゃんが「アイドル」を辞めるときなのかも。

 歩みを止めるときになってしまうかも。

 

「向いてる」ことばかりが仕事になるわけじゃない。

 残酷かもしれないけど、仕事になる、売れるってことは、「好き」で「向いてる」ことをしているとは限らない。

「向いてない」と思うからこそ、なのかもしれない。

 とくに才能と魅了を要求される世界はね。

 

 でも「自信」は持つべきだと思うよ。

「向いてないけど結果出します」って。

 そうじゃないと、自分にもSnow Manにもファンにも失礼になるからね。

 

 まあ、めめちゃんは言ってるよね。

「どの仕事もやります。」って。

 結果、出す気だよね。 

 

 

 

加入組のほうが売れてるって? それはスゴイ6人がいるからだよ

 

「加入組のほうが売れてるね」というのをSNSで見かけた。

「そりゃ、そうでしょう」と思った。

 

 

Snow Manに加入してからのラウちゃんは。

クリスチャン・ディオールのリップとコラボ

☆TGC(2回)

☆MEN’S NON-NO レギュラーモデル

☆映画「ハニーレモンソーダ」主演

 

 

康二くんは。

☆ドッキリGP レギュラー

☆アイ・アム・冒険少年 レギュラー

☆「AERA」(「アサヒカメラ」から移動) 白熱カメラレッスン 連載

☆「CINEMA SQUARE」「Koji’s movie」連載

 

 

めめちゃんは。

☆「FINEBOYS」専属モデル←加入前からだけど

☆JCB CM ニノと共演

☆アイ・アム・冒険少年 レギュラー

☆「教場Ⅱ」

 

と、個人のお仕事をしたり、獲得したりした。(モレがあったら、すいません)

 

 こうやって見ると、加入組のほうが2020年までは仕事をもらえたという印象なのかもしれない。(阿部ちゃんはクイズ番組に相当出てたと思うので、ちょっと違う気もするが)

 

 それって、彼らがSnow Manに加入したからだと思うんだよね。

 

 もし加入組が立派なお仕事をしなかったとしたら。

 

「加入してきたくせに、グループのために役立つような仕事できねぇのかよ」(←汚いコトバですいません。フンイキね)

 

……的なことを言われてしまう恐れがあったのかな、と。

 

 だから、6人より仕事を、それもスゴイと思われる仕事をしなくちゃいけなかったのかなと思う。

 それくらいしないと認められないというか。

 加入組に対しては、当初、とても厳しい目が注がれてたと思う。

 応援しようと思っていた人たちだって不安になるところはあったと思う。(もちろん、全面的に信じていた方もいるだろうけど)

 

 あのパフォーマンスがすごくて、先輩たちにひっぱりだこだったSnow Manのポテンシャルを下げるようなことをしてくれるな、いやもっと輝かせるって覚悟があるから加入したんでしょうね、的な。

 

 そう思う人が少なからず出てくることは、きっと運営側も彼らも考えてたと思うんだよね。(再三言うけど、全ての人がそうだとは思わないよ)

 

 それを払拭するにはどうしたらいいか。

 

 もちろんパフォーマンスを頑張るのは大前提。

 当たり前のこと。

 だから、ここでは評価されにくい面があるかなと考えられた。

 何年も実績を積み重ねてきたSnow Manに数カ月でパーフェクトに追いつけというのは、なかなか難しい面もあると判断された。

 

だったらどうしましょうか。

    ↓

まずは個人がそれぞれ個性的なポテンシャル持ってますよ、というところをアピールすればいいのでは。

    ↓

じゃあ、その個性を活かせる仕事を、パフォーマンス向上を目指しつつも、やってもらいましょう!

 

 そうしないとグループのお荷物だの、存在価値がないだの言われてしまうから。

 

 だから、運営側は加入組に仕事を、しかも世間に強いインパクトを与えそうな仕事を彼らに用意しようと奔走したのでは。

 

 もちろん、それぞれがその仕事をこなすポテンシャルがあるからこそ成立するわけで、ただ仕事を与えればいいってもんじゃない。

 とくに連載なんて、読み続けてくれるファンを獲得できると見込まれないと成立しない。

 だって、雑誌が売れない時代なんだから!(「アサヒカメラ」さんが休刊になってしまったのが表してる)

 番組のレギュラーだって同様。今、テレビって視聴率取れないって言われてる時代だもの。

 

 それくらいの仕事を用意して加入組がこなせるところを見せることで、加入組がSnow Manの一員になることを認めやすくしたんではないかと。

 ひどい言い方をすれば、6人より需要があるってくらいの勢いを見せないといけないと。

 

 じゃ、なんで、そんなことしなくちゃいけないのか?

 

 それは6人が、それだけ“デキる集団”って認められてたから。

 そして6人が3人を心から受け入れ、支えたから。

 

……だと思う。

 

 6人は自覚がなかったかもしれないけど、「人を育てる」能力も高かったんじゃないかなと思う。見守ってあげるというか。

 見守るって言っても、ただ「見る」だけじゃなくて、「守る」ってこともしてたんだと思う、6人は。

 6人は年齢差がほとんどないグループだったから、年齢差があるということを考慮しなくてよかったし、考えたこともなかったと思うんだよね。出身もみんな首都圏だし。

 だけど3人が加入することで、初めて年齢差がある人がいること、関西出身という文化が違う人がいること、グループを掛け持ちしている人がいることを考慮しなくちゃいけなくなった。

 考えてみたら、自分たちでもビックリするぐらい父性や知恵が出たんじゃないかなぁ。

 こんなにも自分たちに見守る力が、支える力があるんだって。

 

 どんなことをしてもいい。

 守るから。

 自分の個性を出せ。

 失敗してもいいから。

 

 こんな頼もしい6人がいる。

 だから3人は思いきり個人での仕事ができるようになったし、できたんだと思う。

 そして、こんなに自分たちを見て、守ってくれる人たちのためにも、「あなたたちがSnow Manに加入してくれてよかった」と言われる存在にならなくちゃ、って。

 

 必死だったと思うよ。

 見守られるほうも。

 見守るほうも。

 

 そして。

「加入組のほうが売れてる」って思われたってことは。

 グループとしては成功してるってことなんだと思う。

 

 それくらいのポテンシャルがあるから、あの素晴らしいグループであるSnow Manに加入できたんですよって、知らしめることができた。

 いや、そうしないといけなかった。

 

 3人は、それで少し安心できたかな。

 もちろん、彼ら自身はまだまだとは言ってるけど、それはパフォーマンスやグループのためを思ってるからであって。

 

 自分はSnow Manのメンバーだって、堂々と、心底、揺るぎなく思えるようになったかな。

 いやいや。

 もう、そう思わないといけないよ。

 

 もちろん6人も仕事してなかったわけじゃないし、スゴイ仕事をしてなかったわけでもない。

 でも、これからの6人は、もっとポテンシャルを発揮してくるんじゃないかなって思ってる。

 3人がSnow Manとして立派に仕事できるようになったから、安心して仕事するようになると思う。(刺激も受けて)

「さて、自分たちも、そろそろ自分に集中するか」って。(もちろん、頑張ってなかったわけじゃないよ。でも、より心に余裕を持ってできるようになるというか)

 第2章のスタートというか。

 

 …………いやいや。

 9人ともだね。

 9人とも、ますますステップアップしていくと思う。

 

 あと、なんとなくだけど。

 グループでの新たな冠番組打診されてるんじゃないかなぁ。

 しかも、ひとつやふたつじゃないと思うんだけどなぁ。

「それスノ」を地上波にしてからじゃないと持たないかなぁ。「それスノ」はグループにとっても大切な番組だからね。もちろん、ファンにとっても!

「それスノ」はメンバーの自分でも気づいてなかった才能や新たな魅力を引き出すことがあるからね!(でも配信だからこそ、あの面白さってところがあるからなぁ。簡単に地上波へ!とは言いたくない面もある………。贅沢で勝手なこと言わせてもらえば、「それスノ」はそのまま配信で、まったく別のムードの冠番組を地上波で欲しいかな)