あのSnow Manのこと綴らせて下さい

ジャニーズのSnow Manのことを綴ります

雑なVTR見てミリオン確信しちゃったよ

 

 今日2021/1/20は3rdシングル「Grandeur」の発売日。

 今朝、「めざましテレビ」を見てたら、エンタメコーナーで、その発売と今夜の生配信について知らせるVTRが流れた。

 

 そのVTRの雑さにビックリしたというか、アキれたというか。

 

 メンバーのコメントもなく、配信されたばかりのすのちゅーぶを流してるだけ。

 しかもそれが、そのコーナーの2番目の話題。

 これって2つの可能性を感じた。

 

①事務所側がどうやってもシングルが発売されることを宣伝してもらいたく、すのちゅーぶ動画使っていいので、とにかくVTR作って流してくださいとお願いした。

 

めざましテレビが、とにかくこのシングル発売について触れたかった。

 

 

①だとして。

 それを受け入れたってことは、めざましテレビ(フジテレビ)がジャニーズ事務所に対して忖度したってことも考えられる。

 考えられるけど、トップのネタの次に放送する必要はないと思うんだよね。

 VTRがメンバーのコメントもない雑なものだし。

 せめてラインナップの4、5番目くらいなら、「あ、事務所にお願いされて、ムリムリVTR作って流したのね」と思える。

 でも、雑なVTRでありながら2番目に放送し、今晩の生配信についても触れたってことは、それなりに重要視されたから、そんなことになったんだと思う。

 

②だとして。

 雑なVTR作ってまでも、この話題にめざましテレビが触れたかったということになる。

 それは、この話題をピックアップすることで視聴率が取れる可能性があるから。

 あるいは押さえておきたいネタだからってことになる。

 

 

 いずれにしろ。

 3rdシングル発売について、雑なVTRを流してまでも触れたってことは、それだけ注目すべきことなんだと判断されたんだと思う。

 それは、このトピックが重要視されたってこと。

 

 つまり、このシングルが売れるってことなんだと思う。

 

(3作連続ミリオンはジャニーズで“初”らしいから、そのことも話題になるしね)

 

 

 それはSnow Manが、それだけピックアップすべきと判断されるような存在になってきたってことなんだと思う。

 もしかしたら、めざましテレビは取材お願いしてたのに、忙しくてできなかったかもしれないしね。苦肉の策であんなVTRになっちゃったかもしれないし。

 そうだとしても、Snow Manが忙しい=売れてるってことになるんだと思う。

 

「こりゃ、またミリオンいくな」

 

 そう確信できた。

 たぶん、初週とかで。

 いや、もう予約時点でいってるかも。

 

 夕方には数字出るらしいから、楽しみにしとこ。

 少なくとも、彼らが喜ぶような数字が出るとは思う。

 生配信で、その様子がすぐ見られるんじゃないかな。

 1周年のお祝いの、ファンからのプレゼントのひとつになるといいな。

 

「お気に」「ゴリ押し」って商品売るなら当たり前なんじゃないのかな

「タキニ」

 という言葉があるのをSnow Manのファンになって、ほどなく知った。

 今や副社長となったタッキーのお気に入りということ。

 それでもって、Snow Manは贔屓されてると。

「ゴリ押し」されてると。

 

 よくわからないけど、それっていけないことなの?

 

 こういう言い方はよくないのかもしれないけど、Snow Manジャニーズ事務所という株式会社の商品のひとつなんだよね。

 

 ジャニーズ事務所は株式会社。

 そう会社なんだよ、ジャニーズ事務所は。

 会社として儲けなきゃいけない。利益出さなきゃいけない。

 だから、自分の会社の商品を売ろうと、めっちゃアピールする。

 それって当たり前。

 だって、それを売って儲けないと会社が潰れちゃうから。

 

 確かに、ジャニーズ事務所はいろいろな「商品」がある。

 もちろん、どの「商品」も平等に売れていけばいいけど、やっぱり売り出される時期やコンセプト、どこを対象として売っていくのかということなんかで、「売れる」時期や「押す」時期ってものがあるんだと思う。違ってくるんだと思う。

「旬」っていうのかな。

 

 ジャニーズ事務所は「今はこれがウチのイチオシです!」というアピールが、そこらへんの会社に比べて強く感じられてしまうのかも。

 大きな会社だし、影響力が強いし。

 だから「ゴリ押し」って感じやすいのかなって。

 でも、会社が今売りたい「旬」のものをゴリ押しするのって当たり前だと思う。

 都道府県だって自分のところの名産品や観光名所をアピールするじゃない?

 それと一緒だよ。

 自分の都道府県の良いとこ、ゴリ押ししてくるよね。

 そうするのが当然だもん。

 もちろんアピールの仕方はいろいろあるだろうけど、「押す」というところでは同じこと。

 ゴリ押ししすぎるのはいかがなものかってことなんだろうけど、もちろんイヤになる人もいるだろうけどさ。

 じゃ、なんで「ゴリ押し」するのかってことよ。

 あんな大きな会社がSnow Manに限らず、今までいろんなグループや個人を「ゴリ押し」してくる時期があったけど、なぜその方法をやめないのかってことよ。

 

 それは、やっぱり、その方法が売れるから

 

 だから、やめないと思うんだよね。

  それに「タキニ」だからゴリ押ししちゃいけないってルールもないと思うんだよね。

 ひどい言い方をすれば、タッキーがSnow Manをお気に入りのグループ、めっちゃ贔屓したくなるグループだと思ったのは(タッキーがそういう感情を持ったとしての話ね。「タキニ」という言葉をとりあえず肯定するには、そう考えないといけないから)、タッキーが副社長になる前だと思われる。

 その頃はタッキー自身も自分が表舞台から退いて副社長になるとは思ってなかったと思うんだよね。(もし思ってたとして、「よし副社長になってSnow Manをゴリ押ししてやろう」と考えて行動したとしたら、それは自分の力で実現させたことだから、それはそれ)

 で、たまたま副社長になって、Snow Manをゴリ押ししたいと思ったとして、それっていけないことなのかって話。

 それはタッキーがそういうことができる立場になったからだし、そういうタッキーに気に入られていたSnow Manがつかんだ“運”だと思う。

 芸能って“運”も大事だから、たまたまそういう「ゴリ押し」をしてもらいやすい状況を手に入れたってことは、“運”だし、それも実力のひとつなんだよね。

 つまり「タキニ」という立場をおおいに利用し、「ゴリ押し」されていいと思う。

 だって、自分たちがつかんだチャンスなんだもん。

 自分たちが慕っていた先輩が、たまたま副社長になって、自分たちを押してくれただけなんだもん。

(あくまで、それが事実だとしての話だけどね。そんなことありえないと思うけどさ)

 

 

 でも、「ゴリ押し」されたとして売れない可能性だってある。

「ゴリ押し」されて売れないって、本当に恐ろしいことなんだと思う。

 

 だって「こんなに売ろうとして金も時間もかけてやってんのに、利益出せないのか」って思われるってことは、「商品として価値がない」と判断されるわけで。

 そうしたら二度と押してもらえなくなる。

 だって、価値がないから。

 

 だから、ゴリ押しされるって全面的に良いことではない。

 そこで売れないと、価値がないグループだって判断されるから。

 

「タキニ」としてゴリ押しされて売れなかったら、タッキーの副社長としても立場も危うくするわけだし。

 自分たちだけじゃない。

 押してくれた人すら追い込んでしまう恐れがある。

 

 タッキーがいくら力があるとしたって、所詮、株式会社。

 タッキーひとりで運営しているわけではないし、もしゴリ押ししたSnow Manが売れなくて、それでも「俺が好きで贔屓してるグループだから、仕事を与え続けろ」と言ったとしても、受け入れられないと思うんだよね。

 もし、仕事を取ってこようとしたとしても、先方から断られると思うよ。

 だって企業とかも仕事なんだから儲けなきゃいけない。

 先方だって儲かる人を使いたいわけで、いくらお願いされたとて、価値がないと思う人たちを受け入れるほど甘くない。

 もし使ってみたとして、世間の反応が悪かったら2度と使わなくなるし。

 もしかしたら、ひと昔前は、それでもジャニーズ事務所という看板で強引に仕事を取れたかもしれないけど、元SMAP方々の件でとっても公けに注意を受けたから、今はそれもできないと思うしね。

 だから企業側も断りやすくなってるはずだし。

 

 ゴリ押しされたから売れてるって思われるってことは、成功してるってこと。

 売れてるってこと。

 だから「タキニ」だ、「ゴリ押し」だって言われるわけでしょ?

 そう思われるほうが、商品としては価値があるって認められたってこと。

 なんじゃないかな。

 

 でも、ジャニーズ事務所に所属している子たちは、みんな努力してると思う。

 みんないつでも立派な「商品」なんだと思う。

 ただ、いつ売り出されるかは会社の方針が関わってくるからわからない。

 だけど、ゴリ押しされた時に売れないなんてことはないというくらい、みんな常に自分を磨いてるんだと思う。

 もちろん人間だから、その売り出されてる時期なんだってことに対して自覚がなかったり、売り出されてないと感じてイヤになっちゃったりすることはあるかもしれない。

 

 でも、たぶん周りからいわゆる「ゴリ押し」期間になると、「売り出すから」と上からプレッシャーかけられると思うんだよね。

 結果出そうって必死になると思うんだよね。(結果出そうとするのは、別にゴリ押しされている時だけとは限らないけどさ)

 とくにグループだったら、自分がその起爆剤になる可能性もあれば、反対に失速させる可能性もある。

 自分がメンバーを好きなほど、それって怖いこと。

 だから単独で出演するって怖いことなんだよ。

 ものすごいプレッシャーなんだよ。

 

 

 あと、それぞれのグループの個性を考えての売り出し方もあると思う。

 どのグループも「ゴリ押し」すればいいってもんじゃない。

 まさに「ゴリ押し」って感じさせると離れていってしまうファンが多いグループだとしたら、「ゴリ押し」っていう手法は使えない。

 あえて、他グループと比較して仕事が少なめなんじゃない?って思わせて、売っていく方法もあると思う。

 だって、そう感じたファンは彼らに仕事を与えてあげようって、自分たちができることを考えるじゃない?

 それって、かえって濃いファンができる。

 離れないファンができる。

 グループもそんなファンを、ますます大切にする。

 よりお互いの絆が深まっていく。

 長い目で見れば、そのほうがコンスタントに利益を出し続けるロングセラー商品になる可能性がある。

 会社としては欲しいと思うな、ロングセラー商品。

 とくにテコ入れしなくても、爆発的ではないにしても、売れ続けてくれる商品。

 こんなにありがたい商品ないと思う。

 

 

 ゴリ押しって、「なんかすごくいいって言われて買ったけど、しばらく使ってみたら自分とは合わなかったわ」と思われやすい面もあると思う。

 冷められやすいというか。

 ゴリ押しされて売れたとしても、それを持続させるのは、また別の話。

 すっごく大変なこと。

 価値があり続ける商品でい続けなければいけないってこと。

 しかも、売れてるから世間や企業から「これくらい売れるのが当たり前でしょ」「すごく売れるってきいたから、仕事をお願いした」って思われやすい。

 ずっと「売れてる」状態の結果を求められ続ける。

 ちょっとでも以前より数字が出なかったら「あれ? 売れるってきいてたのに、期待外れだった」って、とくに企業から思われる。

 だから「タキニ」だから、「ゴリ押し」されてるからって、良いわけでもないんじゃないかな。

 

 でも、きっと彼らは、そんなことはとっくにわかってるんだと思う。

 入所した時から、毎日がそんな言葉が飛び交う世界で生きてきたんだろうから。

 覚悟があるんだと思う。

 だから、彼らに言うことは何もない。

 だって彼らは充分にそのことを理解していて、魅力的であろうと常に努力していてくれて、私たちファンを大切にしてくれるから。

 

 だからSnow Manファンとしては。

「タキニ」「ゴリ押し」

 その言葉を見かけるたびに思わなきゃいけない。

「大変だ。ファンとして、もっと支えてあげなきゃ」って。

 

 

 

 

ある意味センターもソロパートも不要なスーパーアイドル阿部亮平

 まず、これは私の誠に勝手な超個人的考えであること。

 また、ジャニーズというものをよく知らないで書いている可能性があること。

 そのことを前置きさせていただきたい。

 

 

 

 私はSnow Manがデビューしてからの、ほぼ箱推しファン。

 Snow Manのことはデビューする何年も前から、なんとなく知ってた。

 ジャニーズが出演する歌番組のバックで、すごいアクロバットを見せるジュニアがいるなぁと思ってたから。

 それと、ジャニーズ初の院卒が出た、さらには気象予報士が出たということでニュースになっていたのを見ていて、それからその子がほどなくクイズ番組に出演して、Snow Manというグループに所属していることを知った。

 ただ、この時はそれが「阿部亮平」で、あのアクロバットを見せていたSnow Manに所属している子だとは結びついてなかった。(「Snow Man」って報じられてるのにね。テロップで出てるのにね)

 だって運動神経がいい子が、めっちゃ頭がイイ子だなんて思ってなかったから。(スゴイ偏見)

 

 そしてSnow Manが増員したらしいと聞き、「めずらしい!」と思った。

 KAT-TUNとかNEWSとかを見ていて、ジャニーズグループは減ることはあっても増えることはないと思ってたから。

 でもジュニアは解体されたり、編成し直されたりすることがよくあると知るのは後のこと。

 でもある程度キャリアを積んで、デビューに近いといわれるジュニアが増員されることはめずらしいことだったらしい。

 

 それでなんとなく印象に残っていて、それから数カ月後デビューするらしいということを小耳にはさんで、「増員してすぐ決まったんだなぁ」と思っていた。

 それから私は「阿部亮平」をハッキリと、あの増員してデビューが決まったSnow Manの一員だということを、やっと認識する。

 それはデビュー前に阿部ちゃんがいろいろとクイズ番組に出演していたからだった。(あと「ZIP!」のリポーターね)

 

 よく考えればデビューもしていないのに、阿部ちゃんって、ずっとクイズ番組に出てるよなぁ、それってめずらしいことなのでは?と思い至る。

 よくわからないけど、数年前からジュニアという立場でクイズ番組にあれだけ出演していた子はあまりいなかったのではと思う。(今でこそ、クイズ部の面々が出演してるけどさ)

 そういう意味では、Snow Manの一員として最初に認識したのは阿部ちゃんだった。

 そしてデビュー前後の怒涛のテレビ出演、YouTubeで、あっという間に箱推しのファンになっていった。

 

 そして、だんだんと6人時代からの一部の阿部ちゃんのファンの方が、こうつぶやいたりしていることを知る。

 

「隅に追いやられてる」

「ソロのパートがない」

 

 簡潔に言うと、こういう感じ。

 そう言われると、確かに他のメンバーと比較して、センターに来るとか、ソロでのパートは少ない……と思った。正直。(キッシンなんか、ない、と言っていいかも)

 その理由を、私は知る由もない。

 というか、そもそもパートって、そんなに平等に与えられるものなのかもわからない。

 でも応援しているアイドルが、他のメンバーと比べて、テレビ出演でいうならば「抜かれる」機会が少ないのは、確かに寂しいし残念だ。

 そしてセンターになったり、パートが多かったりということは、世間の目に映る機会が多いということ。

 

 つまり「知られる機会が多い」ということだ。

 

  話が飛ぶが、3rdシングルのMVが次々と公開されたタイミングで思った。

 レコーディングのときの様子を見ると、9人いる中で阿部ちゃんだけがずっとカメラアピールをしていた。(他、ちょっとする人もいたけど、阿部ちゃんとの差は歴然)

 これを見たとき、私は「もうこの人はアイドルとして完成しきってるな」と思った。(もちろん阿部ちゃん自身は、まだまだ上を目指してらっしゃるけど)

 そして、「だからだ」とも思った。

 だから、デビューしてしばらくは「隅に追いやられて」「ソロのパートがなかった」んだと思った。

 

 再度繰り返すけど、本当にこれは私が勝手に感じたことなので。

 

 デビューした。

   ↓

 グループを知っていただきたい。

   ↓

 もちろんメンバーも知っていただきたい。

 

 そうすると、運営側は「知ってほしいメンバー」を、目立たせるようにするのでは。

 現時点で、グループ内であまり知名度が高くないメンバーを、まずは目立つようにしよう。

 テレビで「抜かれる」機会が増えて、世間の目に触れる機会が多くなるから。

 もちろん、曲のコンセプト、あるいは歌唱力という特徴を目立たせたいメンバーがいることなど、そういうことが理由でパートの比重が大きくなるメンバーが出てくる可能性はある。

 でもデビューはある意味お披露目、どれだけメンバーを知っていただくかが重要案件だと思う。

 

 となると。

 デビュー時点で「あまり知られていないのでは」というメンバーからプッシュしていくという戦略が考えられたのかなと思った。(「知られている」という基準査定は非常に難しいことだし、簡単に判断できることではないと思ってる)

 

 そう考えると。

 

 9人の中で、阿部ちゃんは圧倒的に「世間に知られているメンバー」だったのでは。

 

 実際、私がそうだった。

「ああ、あのジャニーズ初の院卒の」

「ああ、あのジャニーズ初の気象予報士の」

「ああ、あのクイズ番組に出てたor出てる」

 だから。

 だからある意味、阿部ちゃんには「センター」も「ソロのパート」も必要なかったのでは。

 と思ってしまった。

 

 阿部ちゃんは「デビューさえしてしまえばいい」だけだった。

 

 だってメンバー内で、すでに多くの人に一番知られてる存在であって、もうすでにSnow Manの看板といってもいい状態だったから。

 Snow Manをよく知らない人に「Snow Manのメンバーといえば?」ときいて「阿部亮平」と答える人が、圧倒的に多い可能性が高かったからじゃないか。

 そう思った。

 

 それと。

 無意識なのか、天性なのか、わざとなのか、会得してしまっているからなのかわからないけれど、よく「あざとい」と言われているだけに、阿部ちゃんはアイドルである自分をアピールするのが上手だ。

 あの9人の中でピカイチな気がする。(ここんとこ、ラウールがそれを参考にしているフシがあるなと思ってるけど)

 

 表情、しぐさ、言うこと。

 どれをとっても、好感度バッチリのアイドルそのものだ。

 自分というキャラクターをよく理解しているのか会得しているのか本能なのか知らないけど、とにかく「アイドル」であることからブレない。

 

 すごい。

 めっちゃ、すごい人じゃん。

 そう思った。

 それにクイズ番組にずっと出演してるから、他のメンバーよりはるかに芸能界に人脈も持っていた(持っている)と思う。

 ということは、そこからも「阿部亮平」は認知されやすいということだ。

 だから、ますます阿部ちゃんは「デビューさえすればいい」状態だったんじゃないかと思う。

 

 あと。

「隅に追いやられてる」

「ソロのパートがない」

と感じてしまったファンの方が、その後どうするだろうと考えると。

 

「もっと応援しよう」

 

 こう思うのがほとんどじゃないのかな、と思った。

「隅に追いやられて、ソロのパートも少なくて、あまりテレビにも抜かれないから、応援するのをやめよう」となる人は、ほとんどいないのではないかと。

 そうすると「阿部ちゃんをセンターに」「阿部ちゃんにソロのパートを」と、今まで以上に熱を持って、あるいは心の炎を燃やして阿部ちゃんを応援することになる。

 なんなら阿部ちゃんはそういう声があることを知っているらしく、雑誌か何かで「下ハモ頑張ってるから聞いてね」的なことを言っていたように思う。

 こんな本人からの発言もあれば。

 ファンはますます燃える。

 燃える(萌える)に決まってる。

 そうすると。

 阿部ちゃんはますます認知されていく機会が増加する。

 阿部ちゃんがセンターになったり、ソロのパートがあったりした日にゃ、そりゃ大盛り上がり!!となる。

 実際、先日公開されたMVにはいくつかソロのパートがあって、阿部ちゃんファンが盛り上がっていた。

 もし、このことも考えたうえでの戦略だとしたら………?

 

 グループも、メンバーも、そして「阿部亮平」も、どれもがWinWinWin⤴の結果になるんじゃないの………?

 

 

 もちろん、それは「阿部亮平」という人が、アイドルたることに向上心を持ち続ける「アイドル」で、努力して努力して「院卒」「気象予報士」を獲得して、ジュニアでありながら名だたるクイズ番組に出演して………、という土台がなければできない戦略なんだけど。

 

 

 さて、デビューして、もうすぐ1年が経つ。

 メンバーはそれぞれ知名度が上がったと思う。(だから3rdシングルでは阿部ちゃんのソロのパートがあるのでは)

 そうなると、これからのSnow Manはどうアピールされていくのか。

阿部亮平」はその中で、どういう「アイドル」になっていくのか。

 非常に楽しみでしかたがない。

 

(単純に、低いキレイな声が出る人が阿部ちゃんしかいなくて、どうしても下ハモ要員として重宝されて、ソロパートが少なくなっちゃったってことかもしんないって思ったりもしたけどね)

 

 

 

 

 

あのSnow Manのこと綴らせて下さい

 

 まず、これは私の誠に勝手な超個人的考えであること。

 また、ジャニーズというものをよく知らないで書いている可能性があること。

 そのことを前置きさせていただきたい。

 

 

 私はおそらくSnow Manメンバーの親世代の人間である。

 だから息子ぐらいの年齢になるアイドルにハマるなんて思ってなかった。

 でも少年隊、男闘呼組光GENJISMAPTOKIO、V6、KinKi Kids、嵐、タッキー&翼と、またそれ以降にデビューしたグループも、ジャニーズ勢がテレビに出ていたら見る程度にはジャニーズが好きだった。

 

 だからSnow Manの存在はなんとなく知っていたし、2019年1月に増員して話題になっていたことも知っていた。

 そして2020年1月22日にSixTONESと同時デビューすることになったのも。

 

 しかし、私がSnow Manにハマり出すのは2020年1月20日放送の『かみひとえ』に出演していたふっかさんを見てからなので、それまでは歌番組に出演している彼らを「あー、デビュー曲はこんな感じなのね」とサラリと見てるくらいだった。

 どんなメンバーがいるのかも知らず、名前がわかっているのはよくクイズ番組に出ている阿部ちゃんくらいだった。(クイズ番組好きなので)

 

 そんな私だったが前述した番組に出てたふっかさんを見て「なんてキレイな人だろう」と思ったことから、Snow Manにハマっていくこととなる。

 その番組で「デビューします、シングル出ます」と、ふっかさんが告知しているのを見て、「あ、この人Snow Manのメンバーなんだ」と初めて認識した。

 そして、その番組内での衝撃の言葉。

 

「ジュニアを15年やってまして、やっとデビューするんです」

 

「え?!」

 MCである博多華丸・大吉さんが本当に驚いた顔をしていた。

 私も同じ表情をした。

 そうなのだ。

 ふっかさんは27歳という年齢でのデビュー。

 しかも、15年もジュニアをやっていたというのだ。

 

 私はよくジュニアの制度(?っていうの? なんかこういうことができないとデビューできないとかって決まりがあるの?)がわからないのだけど、15年もやってたんだ、そうでもしないとデビューできないのかと愕然とした。(後日、関ジャニ∞の村上くんがMCの番組で村上くんも驚いてたから、なかなか珍しいことなんだと知るんだけどさ)

 

 そんな顔面と経歴のインパクトに、私はすっかりふっかさんに仕留められてしまう。

 それからはSnow Manを意識して、まずテレビ番組を見るようになった。

 

 世代が世代なのでYouTubeという媒体があることは知ってはいるが、ろくに見たことがなく、Snow Manがチャンネルを持っていることも、この時点ではわかっていない。スマホもロクに扱えない人間なので、Twitterもやっていないし。そもそもスマホほとんど見ないし。(ISLAND TVなんて、ずっと後に知る)

 デビューするということで、この期間はとくにテレビと雑誌に出まくっていたらしいということを後から知ったが、ともかく私はテレビだけをチェックしてた。

 

 そして、私が一目惚れしたふっかさんがグループの最年長で、最年少のラウちゃんとは11歳差であること、ふっかさんを含めた初期メンバー(っていうの?よくわからないけど)6人は10年以上もジュニアをやってきた苦労人であること、タッキーがグループ名を付けたことなど、いろいろなことを知っていく。

 

 そして、いろいろな感情が湧きに湧く。

 

「えーっ!! 平均年齢が24歳くらい?! こんなおばちゃんが応援するには、なんてちょうどいいのかしら! もう10代のコとか子供すぎて全然トキめかないからね! それなのにデビューなんて鮮度が高くて、高低差で耳がキーンとなるわ!(byフット後藤サン)」(最初ラウちゃんを学芸会に出ている子供の同級生的な感覚で見ていた。すぐに彼のポテンシャルと努力のスゴさに、そんな視点はなくなるんだけどさ)

 

「下積みが長いから(ラウちゃんはちょっと別だけど)、もう立ち振る舞いが落ち着いていて、なんて見ていて安心! でも初々しさもあって絶妙~!!」

 

「顔がイマイチとか言われてるの?! みんな個性的でカッコよかったり、愛らしかったりすると思うけど?! っていうか、アイドルの外見はどれだけ多くの人に印象を残す顔やスタイルをしてるかが重要だと思う! あと、自分の個性を活かしたしぐさや魅せ方! ただ美しいだけじゃダメなのよ!」(美しいのはもちろん武器になるけど、それだけだと飽きられやすい印象……)

 

SixTONESとvs売りでモメてるの?! そんなの運営側の思うツボじゃん! 売り出し成功してんじゃん! マーケティングの人(専門の人おるかどうか知らんけど)やったね! 今の時代って多少炎上しないと興味のない人の興味を引けないからね! ファンは念願のデビューってことで、ただただ燃えるだろうし! あえて乗る人もいるだろうし! 複雑な人もいるかもしんないけど!」

 

「あとセールスポイントとして、メディア側も書きやすいよね! 『史上初の同時デビュー』って! 書きやすくないと、さしてジャニーズに興味のない媒体は取り上げてくれないもんね。自分たちで売りの文言考えるのメンドくさいから」

 

「康二くんいるじゃん!(←めっちゃ、しゃべりが上手なコだって、なんかの番組で認識してた)」

 

「正真正銘の幼馴染がいるの?! そんなことある?!」

 

「ハーフはわかる、アニオタもわかる、筋肉もわかる、モデルバカもわかる、美容も脱毛もわからないではない、だけど“貴族”“国王”って何………???」

 

「ふっかさんって、こんなにイジられたがりなの?! 三枚目ポジションなの?! こんなにキレイなのに?!」

 

「なんで、ふっかさんと照くんは当然のようにペアルックなの……?」(←YouTube認識した)

 

「CFBって、照くんが振り付けしたの? すっごいじゃん! 何回見てもアキないよ!!」(←YouTube認識した)

 

 などなど。

 

 他のデビュー組がデビューした時、こんなにいろんなこと思うことってなかったような気がするのよ。

 だからこそ、ファンにならなかったと思うの。

 もちろん、それぞれが素晴らしい人たちで構成されているからこそデビューして活躍されてるわけだから、魅力がないってわけじゃない。実際テレビに出ているときは見てたりしてたんだし。

 

 だけど、なんていうか、こんなに色々と感情を揺さぶられるほどではなかった。

 どんな恋愛ドラマも映画もちっともトキめかなくなっちゃってたこんなおばちゃんがトキめかされた。

 人生がこんなに潤い出すなんて。(でも実際のお肌は潤まないけどね!乾燥しっぱなしよ!)

 こんなに夢中になれることに、この年齢でも新たに巡り逢えるなんて。

 

 そしてCDを買って、デビュー曲以外のパフォーマンスやYouTubeでのおちゃめっぷりや人柄の良さに触れて、どちらにおいても、なんて能力が高くて魅力的な人たちだろう!と思った。

 ダンスも歌もみんな上手いし、自分だけでなくメンバーそれぞれを活かそうとする心意気が美しい。(とくに、あの経験が浅いラウちゃんをセンターとして成立させていることが、ラウちゃん自身も、お兄ちゃんたちも、なんてポテンシャルが高いんだろう!と感心した)

 

 そして、ひとりとしてメンバーを大切に思ってない人がいないってことが、あからさまにわかるグループだとも思った。

 どのグループも、そりゃメンバーを大切に思っているだろうけど、こんなに素直に「メンバーが好きです」「メンバーが大切です」「プライベートで一緒でも、別に構いません」と全員がそういう態度のグループは、今までのジャニーズではあまりなかったように思う。

 そんな、実は難しい「なかよし」という関係性もなのも、彼らにハマっていく一因だった。

 

 グラビアやテレビ出演で数人ずつが出ることになったとしても、どんな組み合わせになっても、それぞれの組み合わせの良さがあって、誰と誰の組み合わせがイチオシだって言えないくらい、誰が誰と組合わさってもイイね!と思えるグループなんて、なかなかないんじゃないんだろうか。(6人時代からのシンメという考えかたはあるらしいけど。あと、個人的にイチオシが出てくるのは当然のことだと思う。かく言う私もやや“いわふか”だし)

 

 それと『売れっ子ちゃん』という番組でピースの又吉さんが彼らのことを「少年漫画のワクワク感」と表現していて、「素晴らしい! まさに、そう!」と思った。さすが芥川賞作家!と感心してしまった。

「もともとベースとなるグループに新しいメンバーが加わって、それぞれ紡いできた物語と合体するわけじゃないですか。キャプテン翼でいうと高校で戦っていたライバル同士が日本代表で一緒になって、チームとしてパスを回していくような。物語の太さが増していくから応援したくなるんじゃないかと」(←ニュアンス)

 そう。

 まさに、そういうことですよ、又吉さん。

 彼らは常にワクワクさせてくれて、たまにハラハラさせてくれる連載中の大人気漫画みたいな存在なんですよ。後世に金字塔として称えられるようになるわけですよ。

 おっしゃる通りですよ。

 だから、ハマるんだ!

 なんか、又吉さんの例えがスコーン!と腑に落ちました。(「キャプテン翼」読んでたし見てたしな)

 

 この、長期連載になる「Snow Man」を、私はできる限り楽しみたい。

 こんなおばちゃんに、生きがいをくれてありがとう!

 

 とくに2020年は大変な年になっていったから、どれだけあなたたちが心の拠り所だったか。(本人たちには有人でできなくて申し訳ないけど、なかでもデビューライブを複数回、配信で見れたのは大きかった。チケットの取り方の難しさを後から知った人間だからね。そもそも、すでに販売終了してたし。あ、あと「滝沢歌舞伎ZERO 2020 The Movie」も!でも、あんなにムビチケ取るのが大変だなんて知らなかったよ!)

 

 もうすぐデビュー1周年だね。

 まずは「Grandeur」でのミリオンをプレゼントすべく、おばちゃん、家計をやりくりするわ!

 SNS使い方わかんないから(なんか『burst』って活動とかあるんでしょ?)、現金でいくから!